なんでも道しるべ

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【日本全体の資産平均値】人間っていくら持っていると安心できるのか?アセットの問題か?

金融資産っていくら持っていますか?

自分が持っている資産って周りの人に比べてどうなんだろう?って思うことはないでしょうか。

最近は、単身、2人以上世帯の世代別で平均値と中央値をグラフ化したものなどが出ていますが、結局のところ、日本の平均ってどのくらいなのか?って話です。

なぜそう思うのかというと、平均給与って大抵世代別ではなく全世代の平均給与で見ませんか?

給与は世代別でみないことが多いので、資産も世代関係なく比べた方が良いのでは?と思うからです。

日本全国の平均値を資産で持っていたら、何かと安心になるかなと思うのですが、どうなんでしょうね。

やはり人間って真ん中が好きなんですよ。

そして平均よりも高いと誇らしいものなんですよ。

なので、平均値を確認してみましょうか。

■老後2,000万円問題ってどうなん?

世の中の資産平均値ってどのくらいだと思います?

今回の示すデータは2人以上世帯の資産平均値なのですが、若い世帯ならあまり持っていないかなと。

逆に、定年直後は退職金を貰った直後なので資産が増えている印象もあります。

そう考えると、おおよそ、一千万くらいかなとも思いますが、持っている人は持っていて、数億円とか数十億円の資産の人もいるので、平均値が引き上げられることも考えられますよね。

もしかして、二千万円とか三千万円とかになってしまうのかなとも思ってしまいます。

答えは・・・1,307万円らしいです。

うーん、多いような、少ないようなって感じではあるのですが、少し前に流行った老後2,000万円問題には全く届いていないので、あの数字が本当だったら、世の中の人は貧乏老後になっちゃうかなと思いますね。

この平均資産額なのですが、毎年、意外と変動していまして、ここ5年間では、1,100万円~1,600万円くらいの幅で動いているようです。

こんなにブレるのか?って思いましたが、やはり資産を持っている人は株式資産なども保有しているので、毎年株価によって変動があるみたいですね。

それでも、2,000万円問題に届いていないのですから、世の中って厳しいものですね。

やはり、若い時から少しずつ資産形成はした方が良いということになると思います。

■現金アセットvs株式アセット

今年の資産平均値は1,300万円くらいでしたか、実際のところ、いくらあれば安心なのかって話ですが、それに関しては、インフレが起きるので、現金で持っていること自体が不安だというのが私の感覚です。

現金だと、一千万円でも、二千万円でも、不安になると思います。

それは、インフレが今後どのような感じで来るのか、続くのか、が分からないからです。

日本って平成の30年間がデフレだったので、現金が一番ということだったのですが、今後、もしインフレになって、インフレが継続されることになると、現金はどんどん目減りしていくので、現時点でいくらの現金があっても不安しか残りませんね。

逆に、株式などのインフレと相関が高めで動くアセットであれば、これはインフレ対策としては有能なので、不安は減ってくると思います。

ただし、株式市場は値動きのリスクがありますから、その値動き分は不安といいますか、リスク許容度の問題で慌てることはありますけどね。

けれども、一番のインフレ対策は株式アセットを持つことだと私は思っています。

それによって、資産を市場に晒し続けるというのが、不安でありながらも、最も安心になるということです。

株式で資産を安定化させるというのが、一番難しいことではありますけどね。

金融リテラシーが高くなれば、そのような変動相場に資産を入れることが正解であることが分かるはずなのですが、私自身もまだまだ株式比率は低いので、金融リテラシーは低いかなと思っているくらいです。

教育で金融リテラシーの勉強をしていない以上、自分で少しずつ勉強していくか方法はありませんね。

お金はいくら持っていても損になることはありません。

あえて、損をするというのなら、経験機会を失っていることかもしれません。

様々なことを経験するためには、お金が必要です。

お金のかかり方は人それぞれですが、お金がなければ何かと我慢することが増えるので、お金はあるだけ良いですね。

ただし、現金だけで持つというのは、インフレリスクが大きく残りますから、金融リスクを受けることを想定しながらも、市場にお金を晒すという行動が大切です。

私のような凡人の場合は、とりあえず、アッパーマスの三千万円や、準富裕層の五千万円を目指すってことになりますかね?

もちろん、株式市場に資産を置きながらですけど・・・