先週末の金曜日に株式相場が反発したことで、収益は少し回復しました。
木曜日に大きく下落したので、そろそろ下落相場か?って話になったのですが、たった1日で結構戻しました。
けれども、私は楽観視していないです。
主要指数のS&P500やNASDAQ100のベアリッシュ・エンガルフィングは見逃せません。
ここは強気に攻めるところでは無いと思っています。
一旦様子見、撤退することも、一つの株式手法です。
もちろん、ジャストキープバイイングを否定するわけではないですし、長期投資目線では、買って、保有し続けることも大事です。
けれども、自分の資産を一気に入れるような一括投資を想定する場合、それは今ではないということ。
ここは考えておいた方が良いのではないかと思いますね。
■収益率30%は維持
投信の運用収益額は180万円を維持しています。
運用収益率も30%超を維持していますので、ここから10%以上の下落があっても含み益は確保できることになります。
けれども、この含み益、それは旧NISAの時代から2年以上かけて構築した含み益になります。
なので、この昨年10月からの上昇相場だけで得られた利益ではありません。
相場って、入るタイミングと継続する力が大切だと思っています。
一括投資をするのであれば、タイミングを間違わずにポジションを取るべきだと思いますし、積立で継続していくのなら、それは下がってもタンタンと買っていく姿勢が大切だと思っています。
そこを間違えて、周りの人が儲かっているからと自分の遅れまいと焦る、チャートを見ないで何も考えずに投機目線で投入してしまう人、そのような人が多いような気もします。
焦って投資をすると継続性がありません。
ポジションをとった瞬間は誰だってゼロ%利益からスタートするのです。
たとえ、翌日に稲妻が輝いて3%や5%上がったとしても、所詮3%や5%なんですよ。
長期投資の何十%の含み益には勝てないです。
だからこそ、自分のスタイルを構築して、ブレずに投資をすることが大切だと思うのです。
■今週は重要なCPI発表
今は多額の資金を投入するべきは無いところだと思っています。
また含み益の%が低いものは、売却して、利益を確定してしまうのも一つの方法だと思います。
含み益が少ないものは、少し大きな下落があったらすぐにマイナスに転じてしまいますからね。
そこでショックを受けるくらいなら、これから少し上がったとして利益の機会損失を無くしたとしても、利確することは良い判断になる可能性もあります。
それほど、ベアリッシュ・エンガルフィングは気になっているところです。
それに、毎日、NASDAQ100のチャートを見ていますが、上値が重いです。
株価が切りあがらないように抑えられている感じもします。
それはやはり、これまでの上昇が強かったことと、材料が不足していること、移動平均線からの乖離が大きいことが効いているのかな?って思いますね。
今週は勝負の週です。
米国ではCPIが発表されますから、それによって、今後の利下げの確率が変わってくると思います。
FRBが何も言わなくても、相場の人達は勝手に想像するのです。
だからこそ、上がるのか、下がるのか、分からない状況では、ポジションを少し軽くして、備えることも重要だと思えます。
とはいえ、私自身、投信の積立は継続しています。
なので、利益確定はしないです。
調整するのは、あくまでETFの部分であり、これは米国ETFと国内ETF、両方に対して利益確定をしておきました。
次の入る機会に備えて、焦りを抑えながら、待機します。