先日、娘の入学式に参列しました。
入学式でなんか違和感を覚えたのですが、その時はその違和感が何なのか分からなかったのです。
入学式を終えてからゆっくり考えていると、その違和感が分かってきました。
やはり進学校だからなのか、思っていたのと違いますね。
■父親率が高いような
娘の入学式は「親同伴」という案内が学校からありました。
高校生になると入学式と言っても、親が来るって感覚があまりなかったのです。
私自身の子どものころを考えても、高校と大学で親が来た記憶がありません。
中学の義務教育までは、何かと親が参加することが多かったと思いますが、義務教育を終えて、高等教育になった瞬間に、親の出番はないと思っていたのですが。
学校からの案内があったためか、親の参加率はかなり高かったように思えます。
加えて、驚いたのが「父親の参列が多いこと」です。
入学式の時はあまり感じなかったのですが、午後から会社に出勤しないといけない人が多かったのか、入学式を終えた瞬間に急ぎ足で帰っている人が多かったです。
私も同じ状況だったので、急いで帰っていたのですが、その時に、「ん?お父さん多くないか?」って思ったんですよね。
母親が行事に参加するケースというのは多いと思いますが、父親がこれほど多いのには驚きました。
これも進学校の入学式だからでしょうか?
教育に熱心なお父さんが多いのかもしれないなと思います。
進学校への合格って、本人がもちろん努力していますが、周りのサポートもかなり重要です。
どちらかの親のサポートだけだと難しい部分もありますから、少なからず父親も教育に参加しているのだろうと思いますし、もしかすると、父親の方が教育熱心な可能性もあるかなと思います。
私の世代って、父親の子育て参加率も高いですし、教育も父親の方が熱心な人も多いんですよね。
受験の学校説明会でも、母親よりも父親の方が多かった時もありました。
高校ではないですけど。
今の時代は、母親よりも父親なのかもしれません。
■先生が優しい気がする
もう一つ驚いたのが、高校の先生がかなり親切なところです。
これは本当に意外で、中学校に比べると高校の方が、先生からの連絡や挨拶、子育てに関する話が多いような気がします。
中学生の時は、そんなに親が参加することは無かったような気がしますが、高校になって、今の時点でかなり学校に呼ばれ、そして、各先生方の話を聞かされているような気がします。
これも進学校だからでしょうか?
高校って、もう、義務教育では無いので、ある意味自由な部分がありますし、本人に委ねる部分もあると思うのですが、進学校は、高校生活を楽しむだけでなく、一番は勉強することですからね。
目標はあくまでも難関大学への合格ですから、そこに対するモチベは同じなのだと思います。
また、本人と親と学校だけでなく、周りの生徒や周りの親も同じ目標なので、先生としては、同じ話がしやすいのかもしれません。
これは勉強を第一に考える進学校の特徴なのかなと思いますね。
あとは、先生が妙なくらい優しいんですよね。
地域ではないということ、広域から通ってくる生徒が多いこと、そして、進学校に合格させる親を気にしているってことがあると思いますが、中学の時より、かなりギャップがあるくらい高校の先生は優しい印象があります。
まあ、学校へは単に通うってわけではなく、しっかりと勉学に励むって生徒が多いので、先生も気合いが入っているのでしょう。
生徒も親も気合いが入っていますし、周りの生徒が自分よりも賢いと思っている人が多いので、それも影響しているのかもしれませんね。
先生からは、「周りの友達が賢くても劣等感を感じる必要は無い」ってことを何度も聞いたような気がします。
劣等感で悩んで潰れてしまう生徒がいるのかな?って思ってしまいますね。
自分自身でも進学校は初めてですし、親の立場としても進学校は初めてです。
なので、ちょっとビックリするようなことが多いのですが、これも娘と同じで、数日経てば慣れてくるのかな?って思います。
今、私の中で緊張しているのが、実は「お弁当作り」なんです。
朝から弁当を入れないといけないですし、そのために早く起きないといけないです。
さらに、娘自身も中学の時よりも30分早く家を出ることになるので、これらも慣れるまでは緊張が続きそうです。