なんでも道しるべ

世の中いろいろあるけれど、自分が信じる道を進めたら・・・そんなときの道しるべにして欲しい

GAFAMのビッグ5が牽引するS&P500指数を信じるか否かは自分次第!

投資の神様であるバフェット氏が、ポートフォリオの9割を当てた方がよいと言った「S&P500」ですが、本当にこの指数に9割もの資産を投入して良いのか?と思えます。

バフェット氏の発言も何年も前の話です。

そのから現代までは、S&P500に投資しておけば安泰だったわけですが、投資の世界では未来は不確定です。

優秀なアクティブファンドが、毎年素晴らしいパフォーマンスを示せないように、S&P500もこれからもずっと良い指数であるかは誰にも分かりません。

明かな歪みが出てきているのであれば、いつまでも過去の栄光にしがみつかないで、新たな可能性を探った方が良いのかもしれません。

■人気のS&P500指数

S&P500はS&P社が選んだ500社の指数ですが、これで米国の有望な500社への分散投資ができていると言われ、インデックス投資では人気の高い指数です。

しかしながら、度々、時価総額の高い銘柄の比率が高すぎるという問題点も指摘されてきました。

コロナ禍前は、指摘程度で、あまり大きな問題とはなっていなく、S&P500に投資すれば安心という雰囲気にあったと思います。

逆に、インデックス投資があまり人気でなかった日本ですから、インデックス投資のススメとその指数としてS&P500が一番良いという評判が蔓延していました。

さらに、コロナ禍において、一旦は急激な下げを示したものの、各国の経済政策などにより、一気に回復したのも確かです。

また、経済政策だけでなく、コロナ禍により勝ち負けの企業が明確になったのも事実で、収益が良好な銘柄は当たり前ですが爆上げし、悪い企業がいまだに回復していません。

コロナ禍により、伸びる企業、停滞する企業、期待できるセクター、下落しそうなセクターが明確に浮き彫りになってきたのではないでしょうか。

■S&P500はGAFAMの5社で引っ張っている

コロナ禍の急回復の中で、S&P500指数において、以前の指摘よりさらに悪い情報が出てきました。

S&P500の指数を牽引している企業はGAFAであることは間違いありません。

そこに、Mが追加されたGAFAMが大きな影響力を与えています。

  • G グーグル(アルファベット)
  • A アップル
  • F フェイスブック
  • A アマゾン
  • M マイクロソフト

米国株の上昇は各指数で表現されていますが、特にS&P500が急激に回復して、史上最高値更新といわれています。

けれども、先ほどの5社を引いたS&P495とした場合、全く回復していないということです。

この指摘は、コロナ禍前の指数の指摘でも度々ありました。

やはり、これら5社が指数を牽引し、持ち上げていることは事実なのですが、コロナ禍の回復においても同じことが言えるということです。

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(「S&P495で分かるブーム化する「米国株投資」に隠れた歪み」より引用)

コロナ禍でも同じ傾向、むしろ、より顕著な5社牽引データが出てきましたが、これによって、GAFAMありきのS&P500を嫌がるか、それでもS&P500に拘るのかは個人それぞれの考え方一つです。

■この事実をどう捉えるかは個人次第

このデータから言えることは、これら5社が牽引している指数が問題とか、そうでないとか、ではなく、現実はそうなっているという事実だけです。

この指数をどう使おうかは運用者の自由ですし、投資に関しても個人の自由です。

「5社に偏っている指数なんてインデックスなんて言えない」という意見もあるでしょうし、「この5社が強いから仕方ない」という意見もあるでしょう。

一方、インデックス投資が主流になっているので、結局、強い会社に潤沢な資金が回り、結局は差がもっと顕著に表れるという指摘もあるでしょう。

逆に、この5社の次に出てくる会社が分からないので、結局は、495社に分散投資するしかないという考え方もできると思います。

どの考え方も間違っておらず、そして、何が正解でもありません。

投資なので、スキームが正しければ必ず成功するわけでないので、成功したスキームが正しいということでしかありません。

■小さな額でも投資家である以上は自分で考え判断する

コロナ禍でも前と変わらず投資を継続している人は、コロナの下げに伴って、より資産が増えたことでしょうし、コロナ禍で手放してしまった人は忸怩たる思いとしていると想像できます。

結局は、指数の是非やインデックス投資の是非を議論するだけでは足りず、いくら究極の投資法があったとしても、実際に資産を出す投資家の判断で損得が産まれているのだということです。

たとえ、家庭の資産運用の小さい額であったとしても、資産の大小に関係なく投資家です。

何も考えずに誰かに言われるままに行動している時は、まだまだ素人であり、そんな人に良い循環が回ってくるわけがありません。

いくら経済が分からなくても、世の中には平穏に書かれた書籍が大量にあります。

自分で学習し、自分で判断できるようになって、ようやく意味のある投資ができるようになり、自分の判断にブレが無くなります。

その領域に到達するまでは努力しかないでしょう。