娘が10時間勉強をやってみたいと意気込んでいます。
とはいえ、10時間も集中できそうにないと半ば諦め気味に話しています。
どうしたらできるようになるのかな?というちょっとした疑問をYouTubeで質問してみました。
そうすると、コメント欄がプチ炎上したのが面白かったです。
■10時間という数字
娘がいきなり「10時間勉強」を思いついたわけでなく、10時間という数字が出てきたのには、きちんと理由があります。
それは、CASTDICEという教育コンサルをはじめとした個人指導塾も経営しているコバショーさんが言っていたからです。
コバショーさんは、開成高校という超名門の高校出身ですが、東大文Ⅰに合格しています。
YouTubeチャンネルで高校時代のエピソードも話されていますが、開成高校は自由な学校だったようで、毎日授業は14時台には終わっていたそうです。
したがって、放課後の過ごし方は自由。
遊ぼうが、部活をしようが、勉強しようが、本人の自由という事です。
それで、コバショーさんがとった行動は、平日1日10時間の勉強時間を確保したということです。
もちろん、家で机に向かっている時間が10時間だったというわけでなく、移動時間や休み時間、内職なども含めて、1日10時間の勉強時間を確保したと言っていました。
当たり前ですが、土日はもっと勉強していたそうです。(何時間か忘れました。おそらく14~15時間くらいだったのではないかと)
東大に合格するには、たとえ開成高校に行っている人でもそれくらい勉強しないと無理ってことですね。
高校も自由というのが凄いですが、さすが、賢い人はやることが違います。
■とりあえず10時間座って何か勉強する
そのような話をYouTubeで見ていたので、娘は10時間というキーワードを出しました。
10時間ってどうやったら勉強できるのかな?というのが可愛い疑問というわけです。
ちょうどモリテツ先生とコバショーさんがYouTubeライブをやっていたので、コメントで聞いてみようということになり、「中学生ですが、10時間勉強ってどうやったらできるようになるのでしょうか?」と質問してみました。
コバショーさんの答え、「とりあえずやってみる。10時間を椅子に座ってみて、何か勉強する。知らず知らずのうちに10時間勉強できるようになっている」ということでした。
意外な答えでした。
てっきり、1日3時間くらいから徐々に増やせとか、中学生ならまだ必要ないとか、そんな返答がくるのではないかと思っていたので、とりあえず10時間座れというのが驚きでした。
開成-東大に行くような人は、勉強に生ぬるい考えなんて無いんだなと思いました。
できる、できない、やる、やらない、とか理屈ではないということです。
10時間やらないといけないんだから、やれよ!って感じだと思います。
■本人は自覚しているもの
とはいうものの、コバショーさんは、サブチャンネルで、親は何から何までやらない方が良いという意見を言っています。
高校生くらいになると、勉強はしなければならないという意識が絶対にあると言っており、親から勉強しろと言われても反発するだけだということです。
本人が自覚し、自ら行動に出なければならない、ということでしょうね。
まあ、娘がYouTubeチャンネルのコメントで、そのようなことを質問しようと言い出したことに、まず安心しました。
一応、勉強しなければならない、10時間は勉強したいと思っているということです。
やるか、やらないか、は本人次第ですから。
■10時間も勉強したら気が狂う(笑)
このコメントのやりとりで、10時間勉強がコメント欄で独り歩きしました。
10時間も勉強したら気が狂うというコメントも出ていました。
確かに世の高校生でも1日10時間は大変なのかもしれません。
それでも、人間だれしも勉強しなければならない時は必ず来ると思います。
それが、高校時代なのか、老人時代なのか、大学時代なのか、社会人になってからなのか、ということです。
私の感覚では、勉強嫌いで専門学校に進学したとしても、高卒で就職したとしても、資格試験などで勉強しなければならないはずだと思っています。
資格試験と東大受験は雲泥の差なので比較にもできませんが、いくら勉強が嫌いでも、いつかどこかで勉強するときは必ずやってきます。
なので、仕事をする限り、勉強から逃れて生活することなんてできないのです。
私は、いつかどこかで、娘が1日10時間勉強している姿を見たいと思います。
最初はなかなか集中できません。家にいると尚更です。
娘の場合も、学校の定期テスト前になると、塾の自習室に飛び込んでいます。
やはり、スマホが触れない、テレビがないという環境が受験生には必要なのです。
10時間勉強の道も一歩から。