昨日の記事では書ききれなかった、入試本番後の勉強量についてです。
高校入試では公立トップ校に合格することができたのですが、中1の段階から入試本番に向けて勉強をやってきました。
質を上げるという言い方になりますが、勉強方法は様々検討してきましたが、結局は勉強量であることは間違いではないと思います。
以前、個別指導塾をやっている東大出身のユーチューバーの方が言っていましたが、勉強の質と量の議論は終わったということです。
今は勉強の質を上げる方法はいくらでもあるということで、質を上げるのは当たり前、最後は勉強量の差になるということです。
確かにそれはそのとおりだと思います。
昔は何かを調べるにも図書館に行ったり、誰かに聞いたり、参考書を読むしかありませんでしたが、今はネットで簡単に調べることができますし、内容も充実していますし、インプットの方法もたくさんありますから、自分に合う方法を選択するだけで済みます。
勉強の方法で悩むことなんてない訳です。
あとは自分がどれだけ勉強時間を作ることができるか、そこで合否が変わってくるということです。
インプットの仕方に差がないということは、結局、どれだけやったかで差が出ますからね。
■14時間が2時間までに急落
勉強の質は高くて当たりまえ、あとは勉強量を確保するだけ、それは娘自身も理解しているようだったので、今回の高校受験ではいかに勉強量を確保するかに注力していました。
地域で合格実績が高い塾に通っていたので、テキストや授業や問題集は申し分ないほど豊富でした。
ハッキリ言って、最後は、入試本番までやり切れなかったくらいです。
学校を休んで、内職しても、塾から与えられている勉強内容は消化できずに本番を迎えました。
それでも、勉強量は確保できていたので、合格ラインを突破したのだと思います。
娘にとっては、これ以上勉強できないほどの時間は確保していたのでしょうね。
まあ、絵にかいたような、寝ることと食事すること以外の時間は全て勉強の時間って感じでは無かったですし、それなりにアニメを観たり、スマホを触ったりはしていましたが、それでも、休息をしながら勉強を常に第一優先にしていたのは確かだと思います。
そこから、入試本番が終わり、合否発表が出て、それが、全く勉強をしなくなったんですよ。
これまで、土日だと1日12時間とか14時間とか勉強していた娘が、土日に2時間も勉強していたら良くやっているくらいの勉強時間です。
人間ってここまで変われるのかな?って思うくらいの変わりようです。
これはおそらく、目標がないというのと、燃え尽き症候群みたいなものは出ているのだと思います。
■3月の今のうちに遊びまくる
大学生で、一般入試の生徒は燃え尽き症候群になりやすいって話があります。
逆に、推薦入試で入った学生は、大学の授業が始まっても真面目に学生生活を送っていると言われます。
この2つの差が何となく分かったような気がします。
娘も大学入試程ではないですが、中学生としては相当勉強していたでしょう。
その勉強量の反動として、目標を達成し、その目標をクリアした今、目標が無くなった緩みと安心感で勉強に全く身が入らないのだと思います。
目標が無いとはいえ、何もないわけでは無いのですがね。
一応、こうなることを想定して、大学受験用の塾の入塾テストは受けに行く予定にしています。
けれども、それに向けての勉強量は驚くほど少なく、娘自身もやる気が出ないって言っているくらいです。
まあ、高校が始まるまでは仕方ないのかもしれませんけどね。
やる気が出ないと言いつつも、学校の授業は公立高校の入試問題を解いているみたいなので、その時間に内職をして、入塾テストの準備はしているみたいです。
どちらかというと、学校では時間が拘束されるから勉強しているのであって、家での自学自習は目標が弱すぎて身が入らないみたいです。
その塾って結構難しくて有名なので、入塾テストで落とされるかもしれないんですけどね。
まあ、落ちた時は落ちたで、オンライン家庭教師という第二プランがあるので良いのですが。
高校受験と同じで、相性がありますから、入塾テストでダメだったものは潔く諦めるのも一つだと思っています。
合格すればしっかりと通ってもらえれば良いかと思っています。
勉強量って、目標がないとなかなか自らの意思は難しいのだと思いました。
特に、高校受験で公立トップ校という大きな目標だったので、それに代わる目標はもっと大きいものでないと身が入らないのかもしれません。
この辺は、実際に高校生活が始まって、周りが自分以上の優秀者がいると、中学時代とは違って、焦りなどで勉強をし始めると思いますが。
あとは、親目線として、今の3月くらいしか遊べないし、4月から高校生活が始まると、それこそ大学受験に向けた勉強が一気に始まりますし、塾通いも再スタートなので、今のうちに遊びまくってほしいというのもありますけどね。