なんでも道しるべ

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【一歩テック20】ダサいネーミングの2244投信を新NISAで買い付けするか問題について

最近の迷いは3月13日に設定される2244投信を新NISAで買い付けるかどうか問題です。

大注目の2244投信ですが、商品名が「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」という、とてもダサい名前であることも注目されています。

あえて話題に挙がるようにダサい名称にしたんでしょうかね?

もし大和アセットマネジメントの担当者が、そこまで狙ってこのネーミングにしていたら感服です。

ダサすぎる名前でかなり話題に挙がっていますから。

ユーチューバーの風丸さんはダサすぎるし、言いにくいし、仕方ないから「一歩テック20」という略称を作っていました。

この方、レバレッジ型NASDAQ100をレバナスと名付け、今ではレバレッジ型投資が好きな個人投資家の中ではレバナスで十分に通用します。

ネーミングセンスって重要だと思うんですよね。

風丸さんも言っていましたが、一歩先いくというフレーズがどうもぼったくりファンドって感じがするんですよ。

このネーミングは損しかないので、買えた方が良いと思いますけどね。(笑)

商品名は置いておいて、新NISAで買うかどうか、そこが問題ではあります。

20銘柄分散であり、NASDAQ市場銘柄なので、とても興味はあります。

実際、ETFの2244は日本市場で売買されていますから、私も投資で使用しています。

新NISAでメインにしているFANG+のETFが無いので、FANG+とよく似た性質のETFとなったら2244になるのです。

これの投信版が出ることで、新NISAで定額積立をしていくかどうか、そこが問題なんです。

■サブテーマ問題と中国銘柄問題

商品名が面倒くさいほど長く、ダサいので、記事内でどう書こうかと迷います。

風丸さんが付けてくれた一歩テック20でも良いのですが、あまりにも大和アセットさんに忖度してるような感じですし、私はそこまで義理もないので、2244投信で書くようにします。

少し前まで、NASDAQ市場の上位20銘柄と思っていたのですが、実はそうではないみたいですね。

というのも、時価総額で並べると入ってない企業があるみたいなのです。

その理由が、2244が決めているサブテーマのセクターに問題があるようなのですが、そのサブテーマというのが5つで、自動化、クラウド、コンテンツ/プラットフォーム、eコマース、半導体、になります。

そして、半導体といっても、どこまでを半導体銘柄にするのかという線引きが難しいようで、なんでこの企業が入っていないの?って話になっているみたいです。

確かに、半導体だけをやっている会社って少ないですからね。

それに半導体のパッケージをやっているのか、半導体製造装置や材料をやっているのか、によっても、判断は変わってきます。

なので、時価総額が20位に入っていたとしても、サブテーマに適合しなければ入らないという問題が起きています。

そして、もう一つの問題が、中国企業問題です。

実はFANG+にも同じことがあったのですが、FANG+は10銘柄ですが、以前に2銘柄が中国企業でした。

中国企業は国の統制の課題が常にあるのと、中国企業はアメリカ人にはウケが悪いようで、FANG+商品が売れなくなるから、米国企業であることという条件が付いたのです。

今回、2244投信にも同じ問題が起きているのですが、実は中国企業は入らないように条件は付けてあります。

けれども一社入ってしまっている事実があり、その理由が、FANG+は条件として米国企業であることとしているのに対し、2244投信は中国企業が入れないということにしているからです。

排他の条件を入れているために、中国に本社がなければ、他国であれば条件に引っかからないという話になります。

それが問題点として挙がっています。

■eコマース伸びるの問題とFANG+分散性問題 

そして、最後の課題が、この5サブテーマの将来性です。

半導体はこれからでも伸びてくると予測できますが、eコマースって伸びるの?ってことになってきます。

サブテーマの中から銘柄を選ぶって条件になっている限り、あまり有望では無くても選ばざるを得ないというのがファンドの条件になってしまいます。

ここは課題とされており、FANG+だと分かりやすく6銘柄固定で4銘柄は3つのセクターから選ぶってことだけですが、2244投信はその辺りが別の条件なので難しいところです。

こればかりは好みの問題なので、2244投信の銘柄選定ルールが好きな人は2244投信を買うでしょうし、20銘柄分散ということや、上限ありの時価総額加重平均というのも好きな人は好きです。

逆に、出来る限りマグニフィセントセブンにウエートを置きたい、その上、7銘柄だと怖いから10銘柄くらいは欲しい、マグニフィセントセブン以外の有望銘柄も入れてほしいと思うならFANG+が良いってことも言えると思います。

とはいえ、テスラショックやスノーフレイクショックをまともに10%程度受けますから、それはそれでリスクは高いです。

一般的に、分散派二十数銘柄やっていれば十分だといわれています。

なので、2244投信で十分なわけで、逆にFANG+だと少し少ないかな?と心配になるわけですね。

けれども、よくよく考えると、FANG+だけでポートフォリオを作っているわけではなく、S&P500やNASDAQ100も買っていたら、分散としては十分ってことですよね。

もちろんファンド内の銘柄重複がありますが、それによって、FANG+銘柄のウエートが高くなるだけです。

なので、FANG+の分散少ない問題って、あまり本質ではないんですよね。

そんなことを考えると、2244投信の魅力って少ないなぁとも思います。

設定日の3月13日までまだ時間があるので、もう少し悩んでいます。