私は、親として子どもの勉強管理は必要だと思っています。
娘は中学1年で、学校の定期テストは5科合計で学年トップになりましたが、やはり中学生、管理の部分においてはまだまだ甘いです。
中学生になると自分で管理をするようにしていけなければなりませんが、いきなり全てを管理させるようにしても、できないと思っています。
中学生は少しずつ自覚を芽生えさせていき、高校生になると自分でコントロールできるようにしていくように促すのが重要かと思っています。
何でも一気には難しいです。
失敗しながらでも良いので、大ダメージにならないように、徐々に自己管理をするべきかと思っています。
先日、平日にも関わらず、夜中の1時までスマホでYouTubeを見ている娘。
私はウトウトと眠っていましたが、ふと目が開くと、娘がまだ起きていたので驚きました。
まあ、中学生というのはそんなものだと思っていますが、これを放置すると落ちていきますし、締め付けすぎると管理の練習にならないし、逆に反発を招くことになります。
こういう失敗から何かを学んでくれれば良いのですが。
ちなみに、次の日の朝はいつもより30分後に起こしましたが・・・。
■やるべきテスト勉強内容をリストアップ
定期テストにおいて、実際にテスト勉強することよりも最初にやるべきことがあります。
それは、やるべき内容をリストアップとスケジュールを作成することです。
定期テストの範囲が配られるのが、だいたいテスト1週間前~1週間半くらい前だと思いますが、テスト範囲が配られてからリストアップしていたら遅いです。
先に、やるべきワークや問題集、確認するプリントやノート類のリストを作成しておきます。
別にテストの範囲が分かっていなくても良いのです。
やるべき問題集などは決まっているはずなので、それをリスト化するだけですから。
なせリストアップする必要があるのかということ、テストが近づいてくると忘れるからです。
そして、直前になって、「あ、これをやるのを忘れていた・・・」にもなります。
勉強忘れを防止するためには、まずはリストアップが大切です。
もう一つは、ゴールが見えてくるということです。
テスト勉強用の問題集やプリント類は膨大です。
あらゆるものが対象になりますから、整理しておかないと、混乱してくるうえに、ゴールが見えないので無駄に焦ります。
逆をいうと、分からないがゆえに、ダラダラとか、やる気が出ないかもしれません。
リストアップすることで、何をすべきかが明確になり、終わったものからチェックを入れていくと、ゴールが近づいてくるのが可視化できます。
ゴールを意識することは大切です。
■リスト化が必要ない人は危ない
リストアップなんかしなくても、全部頭に入っていると思う人がいるかもしれません。
私の感覚では、頭で整理できる人は、そもそも勉強量が少なすぎます。
定期テストの5教科~9教科のテスト勉強の内容を覚えるのが困難なほど、たくさんの種類を勉強・確認しなければなりませんから、それが全て頭に入っていると思っている人は、そもそも認識している内容が少ないです。
定期テストで満点や90点以上を狙う場合は、もっと勉強する内容や範囲が、濃くそして広いはずです。
それを全て洗い出さないと、結局は穴だらけでテスト本番を迎えることになります。
■最初はスケジュールを立てて、慣れれば全速で突っ走る
スケジュールに関しては、手帳などに予定を書いていった方が良いです。
別に手帳などを使わなくても、カレンダーシートなどでも十分です。
その方が、1日の勉強内容が明確になりますし、1日単位の目標にも繋がります。
できればやった内容も記入していった方が良いのですが、私の経験ではその時間がもったいないうえに、忘れるので、やったものからチェックを入れるくらいでも十分かと思います。
娘の場合は、以前は空白のカレンダーシートに1日の予定を書くようにしていましたが、今は、あまりやっていません。
その代わり、ホワイトボードを使うようにし、1日単位のやることリストを記入するようにしています。
まあ、備忘なので、それも直前期だけですけどね。
まずはリストアップした問題集やワークなどを片っ端から、全力全速でやっていくことに注力しています。
私のイメージでは、ちょっと早く進んでいるかなくらいでちょうど良いです。
予定より遅い場合はダメですが、自分の立てた予定どおりという場合は、結局、最後にバタバタしているケースが多いような気がします。
■思春期の子どもでも親のフォローが大切
定期テストにおいてリストアップとスケジュールの2点は重要です。
これを中学生の子ども本人にいきなりさせるのは酷です。
できれば親が一緒になって作成していくなどのフォローが大切だと思います。
とはいえ、反抗期や本人の性格によって、なかなかコミュニケーションが取りにくい場合もあるかと思います。
その辺りは、どう接していけばよいかを模索するのも親の仕事かもしれませんね。