今年のGWは前半と中盤と後半に分かれています。
早くも前半が終わってしまいましたが、勉強は計画どおり進んでいるでしょうか。
中高生にとっては、休暇のゴールデンウイークではないはずです。
勉強時間がたくさんとれるゴールデンタイムウイークになっていなければなりません。
我が家の場合は、中学2年の娘が、GW明けに塾の模試テストがあるので、それに向けての勉強を開始しています。
ただ、5月の後半には学校で中間テストがあるので、それに向けての勉強スケジュールも考えておかなければなりません。
この辺りをノープランで突っ走ると、努力しても結果が付いてこないことになりかねませんし、もっと言うと、単にGWは遊んだだけという結果にもなるかもしれませんからね。
■GWの過ごし方
娘は、学校の定期テストの予定にご立腹です。
GWの最終日の日曜日に塾の模試テストがあるのですが、その後、学校の定期テストの日まで土日が1回しかないからです。
昨年は土日が2回あったので、今年はテスト期間が短いと怒っていました。
まあ、学校にも都合があると思うんで、昨年とはちがう日程になるのは仕方ないことなのかもしれませんが、学校予定表を考える先生は、少しは例年の流れを考慮してほしいところはあるのかもしれませんね。
そのような事情があるので、GW期間は塾の模試テストに向けての勉強だけでは済まなくなりました。
さらに、学校から2教科程、GW課題が出されたそうで、それも娘が怒る原因ともなっています。
宿題は宿題なので、減点されない程度で提出するのがコスパは良いですからね。
■テスト勉強範囲の共通項
GWの前半で、学校からのGW課題を終わらせ、さらに模試テストの過去問まで終わらせることができたようです。
これから1週間は、模試テストに向けての各教科の勉強と、加えて、学校の定期テストの向けてのテスト勉強もしていく必要がでてきました。
そこで、娘と一緒に、GW中に何を勉強するのかを考えました。
方法としては、各教科で共通項を確認するということです。
具体的には、塾の模試テストの新しい範囲と学校の定期テストの範囲になりそうな単元を重点的に勉強していくということです。
塾の模試テストの範囲は、新たに追加される範囲が最も良く出題されます。
そのため、その範囲の勉強を重点的にするのが、一番得点が取れる方法というわけです。
本来ならその勉強だけで十分なのですが、学校の定期テストの期間が近いので、学校の定期テストの勉去も考慮しなければならないのです。
そこで考えたのが、共通項となっている単元は、学校の定期テストの勉強もやるということです。
その区分けを娘と一緒にやりました。
■学校と塾ではテスト勉強の仕方が変わる
塾の模試テストと学校の定期テスト、これら2つの共通項の勉強をしていくというのは、考えれば単純ではあるのですが、実は本質的にはそれほど単純ではありません。
というのが、塾の模試テストと学校の定期テストでは、やるべき勉強内容が異なるからです。
それはテストの難易度に関係してきます。
塾の模試テストは塾生で偏差値を出しますから、それなりに勉強する学生が集まっていることになります。
みんなが高得点を取ると偏差値が上手く出ませんから、塾の模試テストは難易度が高いです。
対して、学校の定期テストは基礎基本の問題が中心となりますから、土台を固めてミスをしない戦略が必要となります。
これらの2つの問題のレベルに差がありますから、テスト勉強の方法は全く異なってくる為、このような日程の時には難しくなってくるのです。
特に、学校の定期テストはGWを含めて勉強時間が取れるという解釈もできるので、油断していると足元をすくわれる可能性もあるということです。
■成功体験を親が導く
勉強の仕方が変わるということは、テスト対策の問題集も変わってきます。
学校の方が、当然、使用するワーク類が多いのですが、基礎基本から勉強する事になるため、時間も必要となってきます。
まずはそこから処理していく必要があるので、何をやるのかという点で、戦術を練る必要があったということです。
この作業を怠って、やみくもに始めてしまうと、収拾がつかなくなる上に、漏れも出てきて、テスト前に焦りも出てきます。
自分のやるべき範囲が分かっていると、そのような心配は無くなってくるうえに、後からやってしまったということも減ってきます。
このような話し合いは、中学生の段階では親子でやるべきだと思うのです。
高校生になると自分で考えるようにならないといけませんが、中学生の段階では学校の評定も高校受験で必要なので、親がしっかりと見てあげるのは重要だと思っています。
この辺りを甘く見ると、結果が伴わず、成功体験ができずに、子どもが辛い思いをする可能性もありますからね。
今回のGWは、勉強面で何かと忙しい休みになっています。