中学3年の娘が遂に学校から例のものを持って帰ってきました。
その名も進路希望調査です。
結構早いなぁ・・・というのが率直な感想ですが、後で変更をするにしても、とりあえず、今思っている学校を記入しなければなりません。
公立トップ校を狙うのか、私立の附属校を狙うのか、それが一番の悩みどころです。
適当に考えている学校を書くのではなく、一応、私立は専願か併願か、公立の志望順位も回答しなければなりません。
なので、実際の入試の出願を想定した志望調査になるということです。
非常に悩ましいことではあるのですが、親の私としては、選択肢は提示しますが、最後に志望順を決めるは娘自身に任せようと思っています。
結局、勉強するのは自分自身ですからね。
大学入試の時に、後悔することもあるかもしれませんし、反対側の選択にした方が良かったかもって思うかもしれません。
それでも、親に決められた志望校よりも、自分の意思で決めた志望校の方が、そのような後悔があったとしても納得するか、諦めるか、できると思っています。
大学受験は高校受験の5倍くらい内容が難しく、量が多いと言われています。
今の勉強量の感覚で大学受験に突入すると困惑することもあるかもしれません。
大学受験が大変であることを理解するのと同時に、どのようなルートで、どのような大学に行きたいのかを考えるのも大切かと思います。
■推薦か?一般か?
近年の私立大学は約半数が指定校や公募推薦、付属校からの進学みたいです。
なので、大学受験で、一生懸命に勉強して一般入試を受験する生徒は毎年減っていってるのです。
必ずしも一般入試組が賢くて、推薦組は学力が低いわけではなりません。
見方を変えると、推薦組の方が大学単位の取得率が高いとも言われています。
なので、自分が一般受験をして大学進学をするのか、推薦や内部進学を利用して進学するのかは、ある程度考えておかなければならないということです。
とはいえ、難関大学の場合は、ほぼ一般入試なんですよね。
文部科学省の指導があるので、旧帝などの難関大学でも推薦が一部ありますが、それでも共通テストが必須になっていたり、募集人数が少なかったりするのです。
今の子は選択肢が増えた分だけ、悩むのも多そうだなと感じます。
■挑戦するのか?附属で堪能するのか?
さてさて、娘はどうするのか?という話ですが、結構悩むのかなと思っていたのですが、意外とすんなりと決めていました。
娘が言うには、「挑戦したいし、公立トップ校にしようかな」ということです。
人生一回きりですからね、学生生活も後には戻れません。
なので、たとえハードルが高くても、挑戦するのはやるべきだと思います。
意外と、やってみれば、自分が思いもしないような結果が出てくるかもしれませんからね。
けれども、何よりも大変だと思うのが、受験の経験がないので、受験勉強の大変さが想像できないということです。
後悔するのもありますが、そもそもこんなに壁が高かったのか、現実にショックを受ける可能性だってあるわけです。
そのためにアドバイスをするのが親なのですが、親自身も自分の経験と今の時代の状況が違いますし、子ども自身が勉強して、受験するわけですから、いくら情報が限られていても自分で決めるべきだと思っています。
■受験の大変さ知るには?
私からは、公立トップ校にした時の後悔するかもしれない内容を説明しておきました。
これは別にいじめているわけではなく、かなりの確率で感じることになる壁をあらかじめ知っておくのが重要だと思っているからです。
様々な想像をして、自分自身の進路を自分で決めるのが必要ですからね。
輝いている高校生活だけではないですからね。
今の時代は大学進学がかなり多くなっていますし、入試問題も難しくなっていますか、高校生になってから大学進学するかどうかを考えている暇もありません。
今の中学3年の段階である程度決める必要があるということです。
情報はたくさんのところに落ちていると思います。
親や先生に相談するのも良いですし、今はネット情報も簡単に調べられるようになりましたし、情報を発信しているSNSも多いです。
私が一番良いと思っているのは、YouTubeの学歴厨の動画です。
社会人になったら学歴よりも実績だという人もいますが、私の感覚では学歴は十分に影響力があると思っています。
とはいえ、大学の偏差値が高ければ良いというわけではないです。
偏差値も大切ですが、やはり大学で何をやってきたか、コミュ力があるかなどが重要です。
大学でより良い研究やゼミに入るなら、有名大学や偏差値の高い大学の方が有名な教授がいるのも確かですから、そのような視点も必要かなと思いますけどね。
さあ、最後はどのような志望順に決めるでしょうか・・・