なんでも道しるべ

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【入試分析会】定期テスト前の忙しい時期に、問題分析結果を説明されても・・・娘は無関心

先週の土曜日に、娘が通っている塾で入試分析会がありました。

率直な感想ですが、うーん、どうでもいいというか、娘にとっては時間の無駄って感じです。

親の私としては発見もありましたし、知らないことを教えてもらえた感じがありましたが、子どもに対しては目新しいものはあまりなかったのではないかな?って思います。

それに入試問題を分析されたものを説明されても、中学生はチンプンカンプンでしょうね。

3年前はどんな問題だったとか、記述が増えたとか、その学年の受験生にとってはどうでも良い話です。

これは大学受験になると、自分で勉強していくスタイルになりますから、過去問分析というのが必要だと思いますが、中学生であり、さらに塾に通って、塾が全てのカリキュラムを構築しているのですから、子どもからすると、目の前に与えられた料理を食べつくすことしか考えてないと思います。

なので、先生は、入試問題を分析して、何を、どのように勉強すればよいかを考えて、教えてくれたらいいだけですからね。

その授業の合間に、なぜこのような勉強をする必要があるのかを、その場で教えた方が効率的だと思いました。

ここまで批判する理由は、もう一つあり、それは定期テスト前だからです。

ハッキリ言って、入試問題よりも、目の前の定期テストなんですよ。

塾の先生からしたら、通知表の評定はそこそこあれば、あとは本番の実力次第だと考えていると思いますから、本番でいかに点数が取れるかを一生懸命考えているのだと思いますが、もうね、娘はそんなところの次元ではまだ無いです。

こんな分析って、夏休みとか、もしくは定期テストが全て終了した後でも十分間に合うと思うんですよね。

だって、大学受験ほどに範囲は広くないんですから。

■15個分の分析結果は多すぎる

入試分析会では、公立トップ3校の各教科の分析結果を順番に発表されていました。

まず、数が多すぎます。

3校×5教科ですからね、15個の分析結果を順番に発表されるんですよ。

途中で飽きます。

それに、1教科あたりの時間が当たり前ですが短くなりますから、全く意味が成してないと感じます。

分析結果の前には、入試制度といいますか、スケジュール的なものが出されていまして、それに関しては、親の私は気づきがありました。

それが、私立入試の前に公立入試の願書を出さないといけないということでした。

当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、それが分かっていなかったので、驚きました。

私立の合否を見極めてから、公立の願書を出せないってことは、私立と公立のどちらを第一希望にするのか、第一希望がダメだったケースも想定して、第二希望や第三希望まで考えなくてはいけません。

私立で、合格するか、不合格になるかによって、公立の第一希望を変えたい、もしくは、希望する私立に合格できれば公立は行かないっていう人もいると思うのですが、それが出来ないってことですね。

ちょっと想定外な部分もありましたが、このようなスケジュールなら、公立を希望するのか、私立で決めるのかを考えておかないといけませんね。

公立の第2日程は、公立の第1日程の結果が出てから願書が出せるので、それは良かったと思います。

当たり前なのかもしれませんが。

■高校入試も大学共通テストや二次試験の影響を受けている

さて、娘に関しては、公立を志望するにしても、トップ校しか考えていないので、入試分析会を全部見ないで、自分の関係するところしか見ずに、あとは定期テストの勉強をしていました。

まあ、そうなるよな、って思いましたよ。

おそらくですが、この入試分析会って、入塾希望者向けに最終の募集イベントでないかなと思うんですよね。

塾生向けに分析結果を話していましたが、昔は中3の今の時期からでも最後の最後で募集をかけていたのではないかと想像します。

今の時代、中3の今の時期からだとトップ校は難しいと思いますが、他塾に通っていて、基礎基本がある程度身に付いている生徒であれば、進学塾に転塾して、今の時期からでもギリギリ間に合いますからね。

その意味でやっていたイベントがいつの間にか、塾生向けになってきて、形はそのままで、今の時期に残っているのではないかと想像します。

中間テストと期末テストの間ですからね。

こんな時期に定期テスト向けに勉強している塾生相手にやる分析会ではないと感じます。

私は最初から最後まで見ていましたが、やはり高校入試も大学共通テストや大学二次試験の影響を受けているような感じがします。

英語の長文では文の間に表などの情報が入っているようですし、毎年徐々に記述が増えているみたいですから。

大学入試と同じで、学生の学力が塾の分析によって上がってきているということは当然あると思います。

入試はあくまで合否を決めるものなので、全員が正解してしまう問題や、全員が不正解の問題は意味が無いですからね。

学生の学力が上がっていくと、当然ならが問題の質と量が増える結果になるわけです。

この辺りは、親の私の方が勉強になりました。