受験生の娘に申し訳ないことをしてしまいました。
先日から滑り止めの受験校の過去問をやり始めているのですが、間違えて、下のクラスの過去問をやらしてしまったのです。
解き終わって、なんか変だな？とお互いに思ったのは、国語の問題をやったのですが、全て記号問題だったのです。
その時は、「まあ、受験日当日に結果が出るから、採点がしやすいようにしているのかな？」って思ったのですが、後から、数学を解いた時に、数学では解答だけでなく途中式も記述させられる問題が多く、国語の問題が易しすぎるのでは？と疑問に思い、確認したことがきっかけです。
先入観って怖いなと思うことでしたし、何をするのにもきちんと確認する必要があるなと思いました。
■過去問で下のクラスの国語を解いてしまった
娘が滑り止めで受験する私立高校は、クラスが3クラスあり、上位2クラスは同じ問題で、下のクラスは問題が違っています。
それは分かっていたのですが、国語って、縦書きということもあり、最後に乗っているものですから、このような高校って国語の問題はどんな感じなのかな？って興味本位で開いてしまったのが原因です。
国語は一番後ろに載っていると思っていたので、何も考えずに最後の問題を見ていたのですが、それが実は下のクラスの国語の問題だったのです。
収録順が上位クラスの後ろに下位クラスだったので、最後の問題が下位クラスの国語になるということです。
その国語の問題をやればいいのかって娘は思ったようで、何の疑問も持たずにやってしまったという経緯です。
結果が84点だったのですが、そこでも疑問を持たず、この高校レベルだと80点以上取れるのかな？って思っていましたし、記号問題だけなので、それだったら80点超えるかな？って楽観視していたくらいです。
それが、数学をやり終えた後に、娘が、「数学を間違えて、下のクラスの解答用紙に書いてしまった」という話をきっかけに、正しい解答用紙を見て、ん？記述が多くないか？って疑問を持ったことから、国語の問題を間違えていたということが発覚しました。
なんでも最終確認しないといけませんね、反省です。
■数学で凡ミスのオンパレード
娘は、娘で、塾から帰ってきたときに、プンプン怒っていました。
なんで怒っているのかな？塾の先生に腹が立ったのかな？って思っていたら、話を聞いていると、数学の実力テストで、52点だったようで怒っていました。
点数が取れなかったから怒っているのかな？って感じていると、真相はそうではなく、凡ミスのオンパレードと、凡ミスによる連鎖で、38点分を間違えたということです。
解き方は全て分かっているのに、1番の問題でグラフがマイナス領域なのにマイナスをつけ忘れてしまい、2番、3番も間違ってしまったケース、図形問題で角のアルファベットを読み間違えた問題、数式の有理化で分母にかけたルートと分子にかけたルートが違っていた問題などです。
これらが全て解き方は分かっており、数値の凡ミスだけなので、これらを全て正解すると、90点になるということで、不甲斐ない自分自身に対して怒っているようでした。
このようなミスってあるあるなので、入試本番では絶対にやってはいけないものなのですが、入試前の実力テストでやってしまったというのが悔しかったようです。
まあ、私からすると、ここでその凡ミスの膿が出たというのは良かったと思います。
本番では絶対にミスをしてはいけない凡ミスなので、ここでやってしまったということは、本番では数秒でも、グラフがマイナス領域なのかを確認しますし、対応角のアルファベットも確認するでしょうし、有理化もルート内の数字を再確認するでしょう。
人間、間違えた問題があって、それを二度と間違えないという強い意識があれば、間違えないはずです。
仕方ないとスルーしてしまうと、同じことを繰り返しますが、悔しがるというのは良いことだと思っています。
入試本番前になると、いろいろ事件が起きますね。
ちょっとした焦りといいますか、凡ミスなので、確認不足ってことが強いかなと思います。
ただ、もう2ヵ月を切っており、1日1日が大切になりますし、時間を有効に使わなければなりません。
今回の事件の内容はしっかりと心に留めて、同じ失敗は繰り返さないようにしないといけないです。
まあ、2ヵ月前程度の段階で出て、不幸中の幸いだと思っています。
入試数日前にこのようなことが起きると、それこそ、焦ると言いますか、何やってんだってなりますからね。
受験生の直前やってしまった事件が出ないように祈ります。（笑）
