学期末の三者懇談で市内統一テストの結果が返却されました。
市内統一テストって必要なものだと思いますが、実施時期と難易度が余り高くないことからして、これを中心に学習が進められないです。
また、学校が主催していることもあり、成績の出し方にも一癖あって、点数は正答率ですし、市内平均正答率は出してくれるけれど、偏差値は出してくれません。
順位も明確には出してくれませんが、分布グラフがあるので、そこから自分で読むって感じです。
ここまで情報が閉ざされていると、しっかりと取り組んでも、結果の取扱いが微妙ってなってしまいます。
さらに、学校の先生もこのテストの取扱いとしは、もちろん通知表の評定には入りませんが、先生の印象的な部分はあるような気がします。
極端なことをいうと、定期テストで良い点数をとっても、このような模試テストの点数が低いと、先生からの印象点は低くなります。
なので、力は入らないけれど、完全に自然体で受験するのも難しいと言えます。
■市内統一テストの結果
それでは、中学3年の市内統一テストの結果を示します。
採点方法が点数ではなく、正答率なので、%で示します。
カッコ内の数値は平均正答率になります。
- 英語91.9%(56.3%)
- 数学76.9%(49.4%)
- 国語92.6%(59.2%)
- 理科94.4%(55.9%)
- 社会80.0%(44.5%)
各教科の正答率はこのような感じで、5教科総合の正答率は87.2%(53.3%)となっていました。
順位は出ていませんが、正答率の分布グラフから見ると、おそらく200位くらいかなと思っています。
上位生の全員が公立トップ校に挑戦するわけではありませんが、仮に上位から合格していったとすると、娘の順位では公立トップ校には不合格になってしまいます。
点数が伸びていなかったのが、数学と社会です。
数学に関しては、このテストを受けたのが5月なので、今ではもう少し正解できるようになっているかもしれません。
社会はおそらく、今同じテストを受けても点数は変わらないでしょう。
社会って結局は暗記なので、知っているか、知っていないか、覚えているか、覚えていないか、それに尽きます。
なので、勉強量に完全に比例してくるのが社会だと思っています。
今回間違った箇所というのは、基礎基本が出来ていない部分でもありますから、この夏休みに復習できる機会になると思っています。
■成績評価は自分でする
市内統一テストの結果はこのような感じだったのですが、三者懇談の時は特に担任の先生から何も言われなかったです。
担任は数学担当なので、何か一言あるかなって思っていたのですが、この結果は返却したけれど無視って感じでしたね。
まあ、今の先生というのは、生徒の自主性を重んじると言いますか、勉強するのも、しないのも、個人の自由というか、自分の人生なので自分で考えたらって感じに見えます。
それは、学校の先生だけでなく、塾の先生にも同じ感覚をもっており、最終的には本人に委ねるという感じでしょうかね。
生徒本人の自主性に加えて、親の意見を総合するという感じで、先生の立場としては、立場としての願いはあるけれど、それはあまり言わないって感じです。
というより、表向きには言わないけど、違う方法でマインドコントロールしている感じです。
学校の先生は公務員ですし、子どもの進路はあまり自分のキャリアには関係ないので、子どもが事故しなければ、希望は聞きますって感じですね。
塾の先生は、どちらかというと、塾側の事情から、広告になる高校に挑戦してほしいと思っているけれど、表向きには、家庭の進路希望に沿いますという話をします。
けれども、そのような塾事情があるので、子どもに対して、授業などを通じて進学校へのマインドを押し込んでいるなという感じがしますね。
まあ、いいんですが、そのようなマインドを押し付けるなら、それ相当の指導もして欲しいなと思っています。
この件に関しては、別途、記事にしたいと思います。
■試験に向けての勉強の濃淡は必要
今回の市内統一テストの結果はこのような感じでした。
私からするとテストの日程の方が気になっており、この統一テストは、1学期の中間テストの1週間前にあったんですよね。
それって、このテストは実力で受けるべきって言ってるようなもんだと思っています。
1週間前に中間テストの勉強ではなく、このテストの勉強する子なんて一握りでしょう。
おそらくほとんどいないと思います。
それだと、このような社会の結果になっても不思議ではないです。
だって、きちんと復習しないで受けているんですからね。
日程の関係性もあるような気がしています。
中学3年にもなると、様々なテストが増えており、真剣に全部受験すると、かなり多いです。
学校の成績や入試本番むけて、何に取り組むべきか、どのテストに力を注ぐべきか、その辺りをきちんと考えないと、空中分解するような気もします。
先生は入試結果に責任は取ってくれないので、本人と親がちきんとスケジューリングしないといけません。