なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【他人の資産・他の子の学力】他人と比べてもあまり得な話はないと思う

周りの人と比べてはいけない、それは最近強く思うようになってきました。

投資をやっていると、資産金額や投資金額の話になることがあります。

また、子育てをしていると、他の家庭の状況が気になりますし、他人の子どもの学力や進路が気になるものです。

けれども、人は人、自分は自分、他人のことを知ったところで、自分のメリットになることはあまりありません。

どちらかというと、自分が惨めになっていくというか、劣等感を感じることの方が多いと思います。

他人と比べる暇があるのなら、自分を高める行動や活動をした方が良いです。

個々の能力には差がありますし、置かれている立場も違えば、自分の生まれた環境、育った状況だって違うだけです。

産まれた瞬間に、自分の家庭環境というのが人生において大きく影響を与えてくるものです。

他人が自分に見せているのは、ほんの一部しかありません。

知りたくても全部を知ることなんてできないです。

なぜなら、他人は自分に都合の悪いことをいちいち言わないからです。

それでも、他人のことを知りたがる人っていうのは後を絶ちません。

噂好きと言いますか、知りたがりと言いますか、他人と自分を比べたいのか、他人の悪いところを見つけたいのか、何が目的なのか分かりません。

知ることは悪いことではないですが、知ることによって得になるかどうかは分からないですよ。

■他人の資産を知ってどうするの?

私自身が、他人が他人を知ろうとする点で感じることは、大きく二つあって、一つは「他人の資産や運用資産」、もう一つが、「他人の子どもの学力や進路」です。

株投資のコミュニティに入っていると、他人がいくらの運用をしているのかが気になる人が多いみたいです。

けれどね、これって聞いても意味無いんですよ。

なぜなら、自分の資産には決してならないので、多かった場合には羨ましいだけですし、そもそもその人の情報が正しいのかどうかも分からないわけです。

最近思ってきたのは、周りの人って自分自身を大きく見せがちである点です。

自分の劣等感の部分を隠して、他人に押し付けることもありますし、資産に関しては、きちんと把握している人の方が少ない印象があります。

特に株式投資を投機のように扱っている人は尚更で、良い時のイメージしか記憶に残っていないので、それをいつまでも言い続けますし、悪い時の情報は隠す傾向にあるわけです。

所詮、他人は他人、自分は自分、他人の資産は自分のものにならないですし、他人のリスク許容度を真似しようとしてもなれないわけですから、他人の資産額や投資額を知っても仕方ないわけですね。

時には、単なる興味で、その人の考え方や手法と、資産額の相関を知りたくて、そのような話を聞くこともありますが、私自身それほど多くないです。

他人がどれだけの資産を持っていようが、それだけの資産を投資に回していようが、自分にとってはどうでも良い話ですからね。

自分自身の人生にはほとんど影響ないと思っています。

■学力の努力部分はあまり話さないですよ

同じような話で、他人の子どもの学力や進路を気にする親が多すぎます。

特に、通知表の評定と進路決定と、どの合否、どこまで興味で聞くのか?って思うほど気にしてきます。

私はあまり言いたくないんですよね。

なぜなら、自慢っぽく聞こえてしまうから。

聞いてくる親や知り合いって、ほとんどの場合、自分の子どもよりも学力が低いし、進路の偏差値も低いです。

下手に興味で聞いてきても、結局、その人の希望する回答ではないと思うので、あまり言いたくないんですよ。

なぜなら、人って、他人の不幸を喜ぶ癖があり、他人の良いところには嫌悪感を持つ風潮があります。

このようにいうと、最低な人間って思うかもしれませんが、意外と人って、そのような気持ちを持っている人が多いものです。

だからこそ、他人は他人、自分は自分って思う方が良いと思うんですよ。

なんせ、そのような進路や成績を取っているのって、天から降ってくるものではないです。

本人の努力も相当ありますし、親だってお金や時間を使っている場合が多いです。

けれども、そのような大変な経緯に関しては、あまり説明をしないです。

なぜなら、言ったところで、各人で信じているものは違いますし、正義も違うからです。

学歴なんてそんなに気にしていないって親に、学歴の重要性を一生懸命説いても、伝わる訳がないので、話すことすら無駄なのです。

だから、興味本位で聞いてくるのだけは止めた方が良いのでは?って思うんですよね。

身近な人や、他人のことを知ったところで、自分の財産には物理的にはならないです。

他人のことを羨ましがらずに、きちんと素直な心で会得しようとしている人なら良いと思いますが、少しでもマウントを取ろうとしたり、不幸を期待したりするのであれば、知らない方が良いと思います。

上には上がいるものです。

自分よりも上の人間は必ずいるので、他人と比べたところであまり得はないでしょう。

それよりも素直な気持ちで、他人の成功体験から学ぶ気持ちを持った方が、人生が豊かになると思います。