なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【謙虚に生きる】自己責任の投資の世界で、他人にマウントを取る人も自己責任に反している?

投資は自己責任である。

これは投資の世界では当たり前の話ですが、実はあまり浸透していないというか、きちんと理解していない人が多いような気がします。

調子のよい時は、自分の成果のように話しますが、自分に不都合があった場合には他人のせいにする。

これは自己責任を真っ向から否定した動きをしています。

実は、この場合は非常に分かりやすい自己責任の薄れなのですが、逆の場合、ちょっと分かりにくいのか、勘違いしている人もいます。

その逆の場合というのが、他人にマウントを取る、他人に自己理論を語り続けるってことです。

このような人がいると、私は非常に腹立たしいです。

なぜ、他人にマウントを取られないといけないのか、なぜ、他人に説教されないといけないのか、そんな気持ちになりますね。

別に自分自身の資産を使って、自分で投資方針を決めて、自分のタイミングで売買をしているわけじゃないですか。

だから、他人にマウントを取られることはないですし、投資の理論なんて語られる必要なんて無いんですよね。

心配しなくても、他人から意見が欲しい時には、教えを請いますから、その時に丁寧に教えてくれたら良いだけです。

もちろん、これは有料級だなと思うこともありますから、タダで教えるのが嫌っていう場合には、教えなきゃよいですし、教えるのにお金を請求すればよいだけの話です。

先に向こうからマウントを取ってくるのはちょっと違うのではないか?って思うんですよね。

■他人を論破しても得は無い

投資をやっていると、自分理論というものが構築されてきます。

そして、それが強い人に限って、他人に教えたくなります。

まだ教えるだけなら被害は無いのですが、それが度を超えてマウントを取るようになると、ちょっと違うのではないか?と思うんですよね。

他人を論破したからと言って何の得もありませんし、そもそも、株式市場なんて、一寸先は闇です。

だれも未来を予想したどおりに当たるなんて思っていません。

それが叶うなら、その人が運営するファンドが誰よりも儲かっているはずですからね。

プロですら間違えるのが株式市場というものですし、そのプロ同士が勝負をしているところが市場というものです。

我々のような素人投資家が自分理論なんかで突破できるものではないんです。

私だって、このようなブログの記事を使って、自分の考えを書いていますが、それが正しいなんて思ってもいないですし、一方的に情報を垂れ流しているだけで、私の意見に賛成するのか、それとも反対だと思うのかは、その人の自由です。

他人を自分の考えに洗脳する気なんて、私には全くないです。

だって、他人の人生は他人の人生ですし、他人の資産は他人のものです。

私の人生でもないですし、私の資産でもありません。

だから、この情報が有料級だとは思っていませんし、そもそも当たるとも思っていないので、ある意味エンタメみたいなものですからね。

■謙虚な人生こそ成長

市場に自信を持っている人というのは危ういです。

自分が正しいと思っているので、想定外のことが起きた場合に、自分の方が正しいと思い込んでいると常に逆張りになってしまいます。

その自信過剰さが市場ではリスクになるのです。

市場なんてそんな簡単なものではないのは何十年もの歴史が物語っています。

だからこそ、頭の良い金融の学者達が研究に研究を重ねるわけですし、アクティブファンドよりもインデックスファンドの方が優秀だと言われる経緯になっているわけですよね。

自分理論で物事を考えている時点で、世の中に負けます。

なぜなら、世の中は、常に成長しています。

自分の常識以上のもので動いているからこそ、世の中は成長するのです。

自分理論で片付くのであれば、世の中は自分以下の存在になってしまうので、成長していないことになりますからね。

常に想定外のことが起きてこそ、世界の成長なんだと思っています。

最近、投資コミュニティに参加するようになって、あまりにも上から目線の人が多いことに驚きました。

人に教えたいという想いがあるのだと思いますが、それが強すぎると、それは間違ったマウントになってしまいます。

人間は謙虚である方が良いですよね。

私も自分理論で物事を考えないようにしなければと思うようにしていますし、他人の意見に耳を傾けようと努力しています。

それでも、自分の常識と違うことを言われると一瞬はイラっとするものです。

他人の意見をきちんと聴ける人になれば、自分はもっと成長するのだろうなと思っています。