なんでも道しるべ

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【地頭ですでに差が付いている現実】先天的な貢献できない親は何をすべきか考える正月

子どもの学力に親はどれだけ責任を持たないといけないのか?

人それぞれ考え方が違いますし、学力が学歴に関する考え方なんて全く異なって当然ですから、子どもは子どもの人生、親は親の人生と考える人もいると思います。

どちらかというと、日本人よりも外国人の方がその傾向は強いようです。

日本人は平等性を重視しますから、他人と比較するのを日常茶飯事のようにやってしまいます。

それが学歴や学力に関しても比較してしまう傾向にあります。

日本人の悪い癖なのかもしれませんが、それが日本人の特徴であり、協調性を重視した文化だからだと思います。

悪い面では出る杭は打たれる文化ではありますが、良い面では統制が取りやすいという印象が強いです。

したがって、国際規準なんてものは、日本人にとっては本当はそれほど注視しなくても守れてしまいます。

けれども、日本人の性格的にはさらに守ろうとする精神がありますから、外国人からしたら恐ろしく従順な人間なのだなと思われるでしょうね。

時間の感覚でも同じです。

日本人はしっかりと守る性格の人が多く、はみ出し者は許しません。

それゆえに、動かしやすい組織が誕生しますが、突飛な発想までを押しつぶす可能性は高いですけどね。

話を戻して、親の子どもに対する学力や学歴に関する責任ですが、どこまで必要でしょうか?

外国人のように自分は自分、子どもは子どもと考える性格であれば、自由にさせているかもしれませんが、それでも、日本人はしっかりとしている方だと思います。

自由にさせているのは放任なのではなく、諦めである可能性の方が高いですからね。

けれども、私が考えるには、半分くらいは、親は責任を持たないといけないと思っています。

それは脳科学的な根拠から考えています。

■先天性と後天性の比率

子どもの学力は遺伝的な方が強いのか、後天的な努力の方が強いのか、それは常に議論になっていました。

親が優秀な人からすると遺伝が強い方が安心できますし、逆に、親よりも一生懸命頑張っている人は後天的な方が嬉しいものです。

脳科学的には、ほぼ結論が出ており、先天性と後天性は50:50と言われています。

そういわれると安心した人の方が多いかなと思いますけどね。

今努力している人は、後天的な方が少なく、遺伝でほぼ決まると言われると、かなり絶望的な気分になると思いますからね。

後天的な努力が50%も残っているのは、ちょっと良かったなと思えますね。

けれども、当たり前ですが、先天的な遺伝ですでに貯金を持っている人も大勢いるということです。

たとえ先天的な遺伝も50%だったとしても、地頭があるに越したことはないですからね。

努力で50%しか取り戻せないと考えると、それはそれで悩む人も実はたくさん存在するということです。

まあ、文句を言っても自分の脳は変えられないので、いま置かれた立場で頑張るしかありません。

■先天的な部分はどうしようもない

さて、親の課題です。

親は、先天的な地頭で50%の責任を持っています。

自分自身を客観的なジャッジをするのは難しいと思いますが、誰もが知る東京一工や旧帝や早慶や医学部に進学していない限り、親としては子どもにあまり良い地頭を与えられていないと考えた方がいいですよね。

なので、子どもは親の地頭を克服するほどの努力を後天的にしなければなりません。

それは子どもの問題だけではなく、親の責任でも少しはあるということです。

子どもは脳科学まで気にせずに、自分が頑張るしかしないと思っているかもしれませんが、親の責任って大きいですよね。

まあ、先天的な脳なんてどうしようもないんですけどね。

なので、どうしようもない部分はもう決まってしまっているので、努力の部分で親は子どもを助けるしかないというわけです。

先天的な部分で貢献できなかった親ほど後天的な努力の部分で親はサポートすべきです。

それが親の責任だと思うのです。

■人生の諦めを子どもに伝染させるな

けれども、先天的な地頭で貢献しない親ほど、後天点的な部分でも貢献しない親が多いです。

自分の人生を諦めたのと同じように、子どもにも諦めの人生を押し付けるのです。

自分自身が思うような人生を送れなかった親ほどその傾向が強いのではないかと思います。

その中には、自分が経験していないからどうしたらよいか分からないという脳停止な部分もあるのでしょうけどね。

分からないなら、調べれば良いだけです。

今の時代は自ら情報を取りに行けば、どこにでも情報は落ちています。

それをお金も時間もかけずに何もしない親が多すぎます。

そして子どもにも人生を諦めさせてしまうのです。

たった10代の子どもに対する残酷な教育です。

まあ、イラつく人は、子どものために時間を使ってサポートしてあげてほしいものです。

まだ1月2日です。

2023年は2日しか経っていませんからね。