なんでも道しるべ

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【資産運用の考察】運用はインデックスファンド一択だなと考える理由について述べる

たまには資産運用について書いていこうかと思います。

2022年はコロナ禍による金融緩和の出口の影響を受けて、大きく株価が値下がりしています。

日本人の場合、海外投資をしていると、円安による恩恵でそれほど資産は下がっていないと思いますが、日頃の購入品が上がることになるので、逆に投資をしていないと辛いかもしれませんね。

日本の金融緩和は緩めていないので、海外との金利差から為替が円安に行っていますし、原油も一時期に比べると下がりましたが、それでも値上げラッシュは止まりません。

これまで値上げができなかった業種が一気に値上げに走っているので、ついて行くように全業種で値上げが起きています。

けれども、原材料を含めた比例費の高騰を理由として上げている業種も多く、固定費のアップまでを見越した値上げになってないところも多いように感じます。

結局、固定費が上がらないと、給与も上がらず、生活費も改善されません。

日本人が躊躇なく値上げに走って、優良企業だけが生き残れる社会を認めない限り、いつまでもゾンビ企業が蔓延して、景気は上がらないでしょうね。

日本の雰囲気は、保守的な人が多く、最悪、我慢すればよいという考えの人が多いので、まあ、景気が上がるのは難しいかもしれません。

逆に、積極的な人や若い人は、どんどん海外に出ていくことになると思います。

その方が稼げますし、日本がジリ貧なので、円換算で資産が増えることになりますからね。

まあ、私のような人は、今から急に生活を変えることはできないので、今の状態でやりくりしながら、後世が困らないようにするしかないかなと思っています。

ちょっと消極的な気もしますが、難しいのも事実ですし、リスクを負いすぎて迷惑かけるのも問題なのでね。

■勝ち負けは一瞬の予測差

投資に関しては、私もいろいろやってきて、数年前からは完全に投資信託やファンドへの投資に絞っています。

今は、インデックス投資とアクティブ投資の両方で運用をしていますが、ここ数年を見てきて、やはりインデックス投資が一番、平穏に投資ができますし、積立のドルコスト平均法の利点を生かすことができると感じています。

アクティブ投資は、儲かる時は当然儲かるのですが、一度、インデックスに負けてしまうと、なかなか逆転できないです。

それに関しては、市場から撤退するなという教えに似ているところもあり、売買をやっても、高騰日の上位を逃したら、急激にリターンが減るという分析結果のとおりです。

同じように考えると、マイナスの時も同じで、急な調整や、振り落としというのは当然あるということです。

たとえ、市場から撤退していなくても、自分の保有している商品によっては、高騰や調整の時に、どのように資産が動くかで、勝ち負けが出るということです。

これは売買をしていて、運良く持っていたとか、運良く現金化していたとか、そのような次元ではなく、株式保有資産の中で起きているということです。

■アクティブファンドは矛盾を突いてしまってる

インデックスファンドはその名のとおり、インデックスなので、市場平均で動きます。

手数料さえ激安の商品を選んでおけば、インデックス指数から大きく下がることもないですし、運用資産総額の大きなものを選んでおけば、かい離も抑えることができます。

それに対し、アクティブファンドは全く異なります。

アクティブファンドは、その名のとおり、アクティブに投資をするので、銘柄選定や売買のタイミングなどはプロがやってくれます。

その分、手数料が高いので、国内でも1%、海外でも1.5%くらいは信託報酬という形で取られます。

さらに、売買の時の手数料は別なので、売買時の手数料も別途かかります。

アクティブに運用すればするほど、手数料がかかってくるので、そこがファンドの腕の見せ所です。

我々投資家側からすれば、その手数料の金額は毎日では分からないようになっています。

厳密には、基準価額に含まれているので、運用の幅と手数料を計算されていますが、その詳細に関しては毎日では分からず、年間をとおした運用報告書で確認することになります。

ここまで書くと分かるように、アクティブに対し、インデックスは単純なんですよね。

注意書きも少ないので、インデックスファンドの方が単純で理解しやすいです。

■アクティブファンドでも勝ち負けは結局のところ運ゲー

アクティブファンドも商売なので、運用実績を広告に利用していますが、結局、それは過去のものです。

その実勢が未来も続くかどうかなんて分かりません。

さらに、市場から撤退してしまうと、高騰上位日の恩恵を受けられないので、市場に資産を投入し続けることが本来は良いのです。

ここまで書くと分かるように、資産を運用し続けることと、アクティブ的に売買することは、実は相反しています。

その一見矛盾しているような行動をアクティブファンドは取っているので、結局、勝ち負けは運ゲーみたいになってしまうのです。

いくらファンドのプロであっても、未来までは予測できません。

できるだけ予測しようと、様々な資料と調査から推測して投資しているのだと思いますが、一瞬の大暴騰を逃す可能性はかなり高いでしょうね。

なので、資産運用する我々側からしたら、インデックスファンドが一番簡単で、平穏で、安心して投資できるということです。