昨日、「docomo」と「THEO」が開始した、dポイントの「ポイント投資サービス」について書きました。
これは素晴らしい!dポイントを増やせるサービス開始!「THEO」と「docomo」が連携中 - なんでも道しるべ
簡単に書くと、dポイントを投資信託ファンドである「THEO」に任せて運用してもらい、dポイントが基準価額により変動する投資運用を体験できるサービスのようです。
資産運用を投資信託で形成している私にとっては非常に興味のあるサービスであり、早速、始めています。
本日は、そのサービスの中にQ&Aが掲載されていましたので、「まだ何の事かさっぱり」と思っている方に、Q&Aで紹介したいと思います。
(Q&Aの引用:ポイント投資HPより抜粋。以下のQ番号は当ブログが勝手に付与。)
■ポイント投資サービスはTHEOが手掛ける
Q1:ポイント投資とは何ですか?
A1:お手持ちのdポイントを使って、投資運用を体験することができる新しいサービスです。ポイントは、投資運用のように、日々増減します。
Q2:何ポイントからdポイントを運用できますか?
Q2:dポイントは、100ポイント単位で運用いただけます。また、運用中のポイントは、1ポイント単位で取り出すことができます。お好きなときに取り出したポイントは、dポイントとしてご利用いただけます。
Q3:サービス利用手数料は発生しないのですか?
A3:ポイント投資の利用料、および手数料はかかりません。
Q4:運用中のポイントは、何を基準に増減しているのですか。
A4:運用中のポイントは、株式会社お金のデザインが設定・運用する投資信託の基準価額に連動して増減します。
Q3とQ4から分かるように、ポイント投資自体の利用料や手数料はかかりませんが、基準価額に連動するということから、信託報酬(運用コスト)は差し引かれるということになります。
基準価額の値は、信託報酬が引かれた後の値であることは、信託報酬で運用している人の基本です。
お金のデザイン社の信託報酬は年率1%ですので、それを日割り計算したコストが引かれたものが、基準価額になっており、dポイントも連動しますので、1%手数料をdポイントで支払っていることになります。
ここの説明を「ポイント運用」のHPではきちんと説明できていないと感じます。
投資信託を利用した運用の基本なので、ここはしっかりと説明した方が良いですね。
結局、このような部分をきちんと説明しないで運営すると、利用者からの問い合わせが殺到し、逆に反論記事が出てくることになりかねません。
せっかくの良いサービスなのに、もったいないと感じます。
■dポイントと運用ポイントの関係
Q5:運用ポイントは何に使えますか?
A5:運用ポイントのままでは、ご利用いただくことができません。dポイントに引き出しをしていただいた上でご利用ください。
Q6:運用中のポイントは、何ポイントから引き出すことができますか?
A6:運用ポイントを引き出す際は、1ポイント単位で引き出すことができます。
Q7:運用ポイントを引き出すとき、いつdポイントに反映されますか?
A7:お手続き終了後すぐにdポイントに反映され、ご利用いただけます。
Q8:運用しているポイントはいつ増減するのですか?
A8:日々増減する運用中のポイントは毎営業日17時頃に更新されます。(土日祝は増減いたしません)
Q9:dポイントの運用を開始した際、いつの段階で「運用ポイント」となるのですか?
A9:即時に「運用ポイント」となり、「dポイント合計」から減算されます。
これらのQ&Aから、「dポイント」をTHEOに移行することで、「運用ポイント」になり、ポイントを利用したいときは引き出しをして「dポイント」で利用することになります。
THEOへの移行は100ポイント単位、引き出しは1ポイント単位で行え、それぞれ即時反映なので、スマホで簡単に運用開始とポイント利用ができるということです。
■「ポイント運用サービス」は2種類のコースから選択
運用は、アクティブコースとバランスコースのなかから選んでもらうことになっています。
それぞれのコースで何に投資をしているかは、お金デザインのホームページで確認しなければなりませんが、世界中に幅広く運用されているようです。
Q10:アクティブコースとは何ですか?
A10:アクティブコースは、債券よりも株式に大きく比重を置き、高いリターンを目指すコースです。
「グロース」と「インカム」が80:20の資産配分となります。「グロース」の運用成績は、世界の株式を最終投資対象とする「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」の基準価額に連動します。 「インカム」の運用成績は、世界の債券を最終投資対象とする「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」の基準価額に連動します。
Q11:バランスコースとは何ですか?
A11:バランスコースは、株式よりも債券にやや比重を置き、安定したリターンを目指すコースです。
「グロース」と「インカム」が45:55の資産配分となります。「グロース」の運用成績は、世界の株式を最終投資対象とする「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」の基準価額に連動します。 「インカム」の運用成績は、世界の債券を最終投資対象とする「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」の基準価額に連動します。
Q12:アクティブコース・バランスコースを同時に運用できますか?
A12:アクティブコースとバランスコースの両方を選択いただくことはできません。必ずいずれかをお選びください。なお、コースの切り替えは、いつでも可能です。
簡単に言うと、グロースは株式、インカムは債券への投資ということですね。
運用で債券が入っているのは私の感覚としてはあまり嬉しくないのですが、dポイントの運用サービスではこの2種類からしか選べないので仕方ありません。
■運用は当然リスクが付きもの
Q13:運用ポイントは減りますか?
A13:運用成績により減ることはありますが、0ポイント未満にはなりません。
Q14:運用ポイントが減ったのですが、ドコモから補填してもらえますか?
A14:運用ポイントが減った分をドコモが補填することはありません。あらかじめ変動リスクをご理解いただいた上で、運用をお願いします。
投資する以上は当然リスクもありますよね。
ポイントが減っても誰も補填してくれないことを念頭に、運用体験をしてみれば、何か自分にとって新しい発見があるかもしれませんね。
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