1学期の期末テストも2週間を切ってきました。
朝の時間にこれまで海外映画や海外ドラマを観ていた娘が、急にスタサプの問題を解き始めていました。
スタサプの利用はあまりしていないのですが、定期テスト前になるとアプリの問題を解くのに使っています。
基礎基本の確認となるわけですが、様々な問題集を解いていると、そのような基本が抜ける可能性もあり、そこで足をすくわれることもあるので、基礎基本を再確認しておくのは重要です。
実際、アプリの問題も全てが正解できるわけでなく、勘違いであったり、読み間違えであったり、というのが起きますから、スタサプを侮ってはいけないと考えています。
とはいえ、なぜ急にスタサプの問題を解き始めたのか?
これまでだと、私が促していたのですが、急に娘の方からやる気になってきたのには、何か理由がありそうなのですが、おそらく、理由はあれだと思っています。
■娘に賞与額の違いを教えてあげた
娘が急に自らスタサプの勉強を始めた訳ですが、おそらく、これが理由かと思っています。
ちょうど、昨日に私が賞与の明細を会社から貰いました。
賞与額を教えてあげたのですが、娘としては思っていたのと桁が違うので、かなり驚いていました。
賞与なので通常の月収の何倍とあるので、金額の違いにインパクトが出て当然だと思うのですが、中学生の娘にとっては、給与金額の感覚が薄いので、金額の多さと違いに驚いたのだと思います。
学歴というのは、就職活動だけではありません。
就職後の昇進においても、給与額や賞与額においても、ずっと常に付きまとってきます。
なので、中高生の時に簡単に学歴を諦めてしまうなんてもったいないわけです。
■いつもと違うインパクトがあったのか
このようなことが前日にあり、翌日の朝に、自らスタサプの勉強に取り組みだしたのだと推測しています。
たまにインパクトのある情報は必要かなと思いました。
親がいくら勉強した方が良いと連呼しても、子どもは理解も納得もし難いです。
やはり、子どもは自分の今が大切なので、親が言っている何十年後の話なんて実感がわきませんし、就職なんてまだまだ先の話だと思っているでしょうね。
だからゆえに、いつもの話と違う賞与の現実を見た時に、あ、自分も勉強して学歴を手に入れないとって思ったのでしょうね。
私自身はそれほど有名な大学を出ているわけではないですし、もっと学歴が上の人だって大勢います。
もちろん、この職種に就いているのも、学歴だけでなく、大学時代や就職後にもいろいろな分岐点において良いチョイスをしたという運もあったと思っています。
けれども、運だけで世の中を渡っていくというほど、世の中は甘くないです。
やはり実績というのはいつまでも自分についてくるので、それの最初のものが学歴になります。
学歴があることが前提で、その後から積み重ねていくというのも多くありますから、学歴を持っていて損をすることはほとんど無いと思っています。
■辛い勉強をして学歴を取りに行くのは容易ではない
子ども自身が自ら勉強を始めるというのは、そう簡単なことではなく、子どもが自覚をして勉強を実際にするには、いくつかのハードルがあります。
これまで勉強をしてこなかった子が、急に勉強机に座って何時間も勉強することなんてほぼあり得ません。
やはり最初は嫌々だけど、勉強しろと言われるから、勉強机に座って、参考書を開いてみるというところからスタートです。
勉強は辛いものではありますが、その辛さを経験しているからこそ、就職後に有利に働くものです。
その辺は大人なら実感が湧くのですが、子どもが感じるかというとそうは簡単ではありません。
大人もお金に換算すると理解が早いように、子どももお金に例えられた方が分かりやすいのかもしれませんね。
今回は金額も大きい賞与だったので、かなり衝撃的だったみたいです。
桁を指で数えながら、一、十、百、千・・・って言っていましたので。
親が子供に給与や年収を教えると、何も考えない子どもは外でペラペラと話すリスクがあるのですが、全てを開示しなければ、インパクトのある説明もできることが分かりました。
娘も中学生になったので、この辺りの理解が早かったのかもしれません。
小学生であれば、ちょっとピンと来てなかったかもしれませんね。