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小学生の親必見!英検のリスニングCDを用いた効果的学習法~その2

昨日の記事では、ディクテーションについて書きました。

一般的な英語学習法ではありますが、小学生でもやる価値は十分にあります。

単語が全然分かっていなくても大丈夫。

リスニング力やライティング力をアップさせるために、小学生から取り組みたい手法の一つです。

小学生の親必見!英検のリスニングCDを用いた効果的学習法 - なんでも道しるべ

今回は、そこから、さらに英語力を上げる方法を加えます。

ある意味、小学生のような年齢の小さい子だからできることなのかもしれません。

■ディクテーションの後にスピーキングに取り組む

英検のリスニングCDを聞きながらディクテーションをやった後の話です。

聞き取れない単語や書けない単語を別途覚えるのは必要ですが、それよりも先にやりたいことがあります。

それはスピーキングです。

ディクテーションをした文章の直しを行ったら、必ずやりたいのがスピーキングです。

せっかくのネイティブ音声があるのですから、練習しない手はありません。

■スピーキングの方法を3つ

まずは、1文毎に音声を聞いて、リピートしていきます。

その時に大事にしたいのは、アクセント、息継ぎの場所、スピードなどです。

リスニングやスピーキングが弱い場合は、リピートするのも大変かもしれませんが、できるだけ真似るようにしたいです。

全文章のリピートが終わったら、次はシャドーイングに進みます。

シャドーイングとは、ちょっと遅れた感じで音声の後から付いてリピートするということです。

文を読みながらでも、なかなか離されずにシャドーイングするのは難しく、ここでも苦労する人がいるかもしれません。

本当は文を読まずにシャドーイングできれば最高です。

最後は、音声と全く同時にスピーキングしていきます。

完全に同じスピードでスピーキングしますから、ネイティブ並みの速度で発声できないと遅れてしまいます。

文を読みながらで良いので、挑戦してみましょう。

なかなか、最初は置いて行かれることが多く、最後まで一緒に発音することは難しいと思います。

スクリプトを覚えてしまっても良いですから、できるだけ、最後まで付いていけるまで練習した方が良いです。

最初はしんどいですが、慣れてくれば数回で一緒に最初から最後まで発音できるようになります。

■スピーキングがリスニング力を上げる

リピート、シャドーイング、そして、一緒にスピーキング、これらの3つに取り組めば、徐々にスピーキング能力が上がってくるでしょう。

ディクテーションをやっていると、聞き取れないとか、単語のスペルとか、リーディング重視になりがちですが、リスニング力を上げるにはスピーキング力を上げることが必要であることを忘れてはいけません。

「話せないものは、聞き取れるはずがない」という意識が大切で、逆にいうと、話せる単語や熟語や文章は聞き取れる能力があるともいえるわけです。

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本当なら幼少期や小学生のうちから、ネイティブの発音に慣れて聞き取れる耳を養った方が良いのですが、すでに成長してしまった耳を悔やんでも仕方ないので、諦めて自分が今できることをやるべきです。

■大切なのはディクテーションを繰り返すこと

ここまでで紹介してきたディクテーションとスピーキングをしっかり取り組むと、1つのリスニングテストのスクリプトで十分な勉強が出来る上、すべてやるのにも時間がかかります。

1日にたくさんの問題を取り組みたい気持ちもありますが、1つのスクリプトをしっかり取り組むことも大切です。

我が娘は、コロナ禍で学校が休校の時に、1日1つの2級のリスニング問題から、スクリプトに取り組みました。

毎日毎日やっていると、徐々にスペリングの能力も上がってきて、最初は20個近い間違いがありましたが、最後の方は5個前後になりました。

人物名や固有名詞は書き取れなくても仕方ないので個数に入れていませんが。

それでも、中学生レベルの単語の間違いはあります。

したがって、どの英語レベルであっても、ディクテーションをすることで、自分の穴を探すにも良いということですね。

■意識的に米国アニメや洋画を観る

学校が再開されて、宿題やテスト勉強に追われる毎日に戻ってしまったので、ディクテーションがあまりできなくなってきました。

1週間に1回くらいかな?という感じに減りました。

少しでも英語の耳を維持するために、ディクテーションは続けていきたいですし、洋画を観ることなどで、楽しく英語を学んでいければと思っています。

コロナ禍で外出する機会が減ってきました。

その分、家で過ごすことが多くなったのですが、映画を観る機会も増えました。

子どもにとっては、邦画やアニメも面白いのですが、英語の勉強のためには米国アニメや洋画を意識的に観るようにした方が良いです。

何よりも生の英語を聞くことが一番リスニング力アップにつながりますから。

英語が出来ない私にとっては、字幕が出せない洋画ほど辛いものは無いですけどね(笑)。