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(小学4年)英検準2級の一次試験詳細結果のまとめ!【全体スコア編】【リーディング編】

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先日、英検準2級の一次試験合格発表の速報結果について書きました。

今日、英検準2級(一次試験)の合否結果がウェブ発表されました! - なんでも道しるべ

約1年かけてじっくりと、個別指導教室の英語の先生の力も借りながら、娘と一緒に取り組んだことで、小学4年で準2級の一次試験に合格できました。

まだ二次試験がありますので、それに向けて、日々スピーキング練習に取り組んでいます。

家で、「今回は結構大変だったわ・・・」と妻に言ったら、妻から「去年の3級の時も同じことを言っていたで(笑)」と言われました。

もう3級の時のことは記憶に薄いのですが、その時はその時で大変だったのだと思います。

記憶が薄くなるというのは人間の特性ですが、それ故に、目の前の目標を達成するために努力するので、成長できる部分があるのかもしれませんね。

本日は、準2級の一次試験詳細結果が来ましたので、その内容を紹介したいと思います。

娘の力量などを考えた私の作戦どおりの結果でした。

ギリギリ合格かなと思っていましたが、少し余裕がある合格となったのは、娘の頑張り部分だと感じます。

本日はリーディングについて詳細を書きたいと思います。

リスニングとライティングに関しては次の記事で書きます。

■英検CSEスコアと技能別正答数の概要

合否速報の時は、英検CSEスコアと技能別正答数が出ています。

まずは、それをおさらいしておきます。

・英検CSEスコア

  • リーディング 469/600(78%)
  • リスニング 482/600(80%)
  • ライティング 432/600(72%)
  • 一次合計 1383/1800(76.8%)
  • 合格基準 1322(73.4%)

・技能別正答数

  • リーディング 27/37(73%)
  • リスニング 24/30(80%)
  • ライティング 11/16(69%)

英検CSEスコアと正答数は連動しているわけではなく、その受験回によってスコアは変わるようです。

おそらく、全体の正答数などから、難易度なども考慮されるのだと思います。

英検CSEスコアとして74%を取得しないと合格になりません。

各技能の正答数としても同程度の正答数を出せば、よほど簡単だった受験回でない限り合格ラインに乗ってくるのではと思います。

なかなか全体で74%というのは難しいのですが、ライティングが入ったことで、得意の技能だけの得点だけでは難しくなってきていますので、不得意な分野でもできるだけ合格ラインまたは70%以上を目指すということが必要かと思います。

■今回と昨年のリーディング正答数の比較

各技能の詳細な正答数が出ましたので、参考に載せたいと思います。

・今回のリーディング(正答数)

  • 大問1(短文の語句空所補充) 13問/20問
  • 大問2(会話文の文空所補充) 5問/5問
  • 大問3(長文の語句空所補充) 4問/5問
  • 大問4(長文の内容一致) 5問/7問

リーディングは本当に良くやったと思っています。そのように言うのは、2017年度の第3回の時の結果は下記でした。

・昨年のリーディング(正答数)

  • 大問1(短文の語句空所補充) 1問/20問
  • 大問2(会話文の文空所補充) 3問/5問
  • 大問3(長文の語句空所補充) 3問/5問
  • 大問4(長文の内容一致) 2問/7問

全ての大問で正答数が上がりました。

特に短文の語句空所は娘の大きな弱点でしたので、かなり力を付けるのに時間を要しました。

長文に関しては、個別指導教室での取り組みが基本で、宿題でも長文問題に取り組みながら、徐々に力を伸ばしていったような気がします。

ここからは各大問についての考察です。

■大問1の短文の語句空所補充の弱点対策が実りました

まず、大問1の短文の語句空所については、昨年は、4択なので狙っても難しい1問のみの正解だったのですが、13問まで急成長しました。

単語や文法問題は、コミュニケーション重視でやってきた小学生が一番苦にするところだと思います。

短文の語句空所問題の弱点補強を私が一番力を入れていた部分なので、非常に嬉しいです。

勉強方法は我々が中学生の時に実践した方法と同じで、単語帳で単語や熟語をひたすら覚えるといった方法を使いました。

頻出度別問題集で間違った問題の単語や、その問題の他の選択肢も一緒に覚えるようにしました。

娘にとっては読めない単語や、解答の漢字もありますので、一緒に勉強を進めたのがこの大問です。

1日に10問程度で少しずつやっていったので、中高生に比べると遅いと思いますが、やはり語彙に関しては時間がかかるものなので仕方ないですね。

■大問2の会話文の文空所は得意問題でした

大問2の会話文の文空所補充は、娘が得意にしている問題だったので全問正解でした。

自分でも自信があるようで、家での練習でも5問中4問は必ず正解してきました。

昨年のボロボロのテストでも3問は合してきたので、得意なのだと思います。

「なんで分かるの?」って聞いたら、「なんとなくって感じ、感覚で読んでいる」と言っていました。

文で当てはめるので、単語や文法でないというのが、娘にとっては得意な分野なのかもしれません。

■大問3と大問4の長文問題が難問揃い

大問3の長文の語句空所補充と、大問4の長文の内容一致に関しては、問題文によって得意・不得意が分かれるかもしれません。

今回、合計12問で9問正解になっているのは、娘は曰く「今回の長文は簡単だった」といっていました。

長文問題は、個人指導教室の先生も、娘は得意分野だと思うと言っていましたので、読める問題だったので良かったです。

語句空所補充の3Aと3B、長文の内容一致の4Aと4B、4つに分かれていますが、正答数は下記でした。

・長文正答数

  • 3A 2問/2問
  • 3B 2問/3問
  • 4A 2問/3問
  • 4B 3問/4問

特に大問4の4B問題は、内容が難しく、日本語訳の文章を読んでも私も分からないことがありました。

なので、今回、3問も正解したということは、娘が言ったとおり読みやすい問題文だったのかもしれませんね。

リーディングの総括として、今回はCSEスコアで70%後半だったのは、かなり上出来だったと思っています。

最低でも70%を超える、74%に到達していれば御の字と思っていましたが、78%は想定以上の結果でした。

テスト対策としては何でも同じかもしれませんが、弱点をつぶしていくという本人にとっては辛い勉強が最も効果が高いです。

このような英検の対策を通じて、娘が試験勉強というものを学んでくれれば良いかなとも思います。

次回の記事で、リスニングとライティングの詳細について書きたいと思います。