なんでも道しるべ

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【英検S-CBT試験】英検は受験と切っては切れない関係になってきている

本日、英検S-CBT試験があり、中3の娘は準1級を受験しました。

小学5年の時に英検2級に合格し、そこから毎年3回程度は挑戦して、4年目になっていますが、合格はまだできていません。

世間的にも言われていますが、英検2級と準1級の差はかなり大きいです。

もちろん、準2級と2級の差も小さくなかったので、一次試験を合格してからから二次試験も通過するのには、一次試験免除も使用して、小学5年生としては頑張ったと思っています。

英語の勉強は幼児の時から、今になっても継続してやっていますが、それでも準1級の壁は大きいです。

確かに、中高で習うような文法を知らないということもあるので、準1級レベルの4技能は付いていないと思います。

それでも、毎年受験することで、少しずつ英語レベルが上がっていることがCSEスコアから分かります。

自分自身で勉強していることを、中学生として塾や学校で学習することで、総合的に英語力が上がってきているのだと思っています。

■大学受験では英検スコアで得点読み替え

最近では、英検受験は受験と切っては切れなくなってきています。

私が子どもの時は、純粋に英語レベルを測るために英検合格を目指して受験したものですが、今の学生は受験で利用できるので受験するという理由も多いと思います。

大学受験では私立を中心に、英検2級や準1級で点数に読み替えてくれます。

昨年度までは、準1級を合格していれば、英語満点扱いという基準が多かったのですが、年々、受験生の英語レベルが上がっており、英検合格の生徒が増えてきているので、準1級合格だけでは満点扱いにならないケースも出てきました。

その場合には、準1級合格のCSEスコアよりも高いスコアを提出する必要があります。

まあ、私が娘を見ている限り、準1級の合格スコアでも結構大変なのですが、満点扱いがそれよりも上のスコアを要求されるとなるとかなり厳しいなと思えます。

相当英語が得意でないと準1級合格スコア以上のスコアは難しいと思います。

■高校受験でも読み替え制度がある地域も

娘は高校入試を控えていますが、高校入試でも同じような読み替え制度があります。

英検2級で80%、準1級で満点扱いという学校が多いと思います。

一般的にはこの読み替え制度は私立が多いのですが、公立でもやっている都道府県もあり、非常にうらやましいなと思います。

というか、そこに住んでいる地域の人は、その制度によって明らかに英語のレベルは上がるでしょうし、それ以外の教科の学力も上がると思います。

受験までに英検合格を目標に英語に集中して、受験が近づけば、英語は読み替え制度を利用するので勉強しなくても良いですから、英語以外の4教科に集中できるわけですから、確実に合格基準の学力が上がってくると思います。

そのためには、戦略的に英語の勉強が必要ですし、英語ができなければ受験の戦い方にビハインドがあるのも事実だと思いますね。

娘が塾の先生から聞いた話ですし、その地域に住んでいる中学生は、GW中に英単語1000個を覚えるという課題が出ているらしいです。

それをGW中にやって、中3の間に英検合格を目指すという感じらしいです。

まあ、英単語1000個覚えただけで、英検準1級や2級に合格するというのは絶対にあり得ないですが、それでも基礎固めはできますからね、非常によい取り組みだと思います。

娘の受験地域ではそんな英検読み替え制度はありませんから、地道に自分で取り組まなければなりません。

■受験学年になると英語学習時間はなかなか取れないが

中3になり、英検中心の勉強時間はなかなか取れなくなってきました。

娘も、直前といいますか、当日になって、リスニングやライティングのチェックをしているくらいです。

あと一歩まで来ているので、今年度中に何とか合格してほしいところですが、時間が取れないというのは辛いですね。

まあ、英検は時間をかけたからとって必ず合格できるわけではありませんから、4技能を総合的にレベルアップするために、日々の英語取り組みが重要かと思います。

リスニングの最終チェックをしているとき、娘が「パート1ってこんなに話すスピード遅かったっけ?」って言っていました。

最近は、洋画もまったく字幕なしで観ていますし、オンライン英会話も徐々にランクが上がっていっているので、スピードの速い英語を聴く環境になってきた成果かもしれません。

英検の合否発表はおよそ1ヵ月後なので、また発表がありましたら、合否結果と詳細を記事にしたいと思います。

次こそは合格できているかな?