中学2年の娘は英検準1級に挑戦しています。
小学校5年の時に英検2級を合格してから、準1級にチャレンジしていますが、なかなか合格までは行けていないです。
2級と準1級の大きな差を感じます。
近年では、高校受験や大学受験で英検利用ができるようになりました。
昨年までは準1級に合格していれば満点扱いをしてくれる高校や大学が多かったのですが、今年度からは準1級の合格CSEスコアではなく、もう少し上のCSEスコアが必要になるかもしれません。
英語が得意な学生が増えていますので、このような流れは仕方ないと思います。
けれども、この状況を真摯に受け止め、英語教育に力を入れるべきかとも感じます。
これからの受験は英語ができなければかなり苦しいです。
最終的に合否を決めるのは数学の出来だと私は考えていますが、基礎的に偏差値を見るのはやはり英数であり、さらに、文系理系と問わずに必須な教科は英語ですので、英語を第一に考えなければなりません。
これまで以上に英語から逃げずに取り組む必要があります。
今の親世代は英語が多少苦手でも何とかなりました。
私も英語が大嫌いでしたが、国公立の修士課程浜で卒業できています。
でも、おそらく、今の時代だと英語が大嫌いだったら同じ学歴は取れなかったと断言できます。
したがって、英語から逃げずに、英語に向き合わなければなりません。
小さい頃から英語をさせるのは親の仕事です。
親の役割と責任は重要かと思います。
■英検2級と準1級の差は大きい
はっきり言って、英検2級までは、そこそこ英語をやっていれば合格できます。
私の娘がそうだったので、英語を小さい頃からやっていれば、たとえ英語が読めなくても、リスニングとちょっとライティングを練習すれば合格することができます。
3級や準2級くらいまではリスニングだけでも十分に合格できるくらいです。
もちろん、ライティングが０点だと合格できませんが、少しでも書くことができれば点数はもらえます。
なので、リスニングで大幅に稼げば、3級や準2級くらいは十分に一次合格に持って行くことができるのです。
そうなれば、あとは、スピーキングの練習だけですから、合格は見えてきます。
しかしながら、準1級となると景色が変わります。
リスニングだけでは実際のスコアが足りませんし、さらに、リスニングも難しすぎるので、2級までとは対処が変わります。
必死に勉強しなければならないのは確かですが、2級までと準1級とではかなり違うことは分かっておいた方が良いです。
逆にいうと、2級までは十分に小中学生でも合格できるので、何度もチャレンジして、英語力を上げていくと、それは高校受験や大学受験に有利になるということでもあります。
■S-CBT試験で受験が望ましい
娘の場合は、これで2年以上は準1級の勉強をしていますが、CSEスコア上では、2級は十分にクリアしており、準1級と2級の間位です。
準1級まであと一歩というよりは、あと3歩くらいは必要なのですが、まだまだ大学受験までには時間があるので、諦めずに勉強してチャレンジさせたいと思います。
とは言っても、中学生になると、定期テストの勉強や模試テストなどもありますから、英検の受験日を空けるのが難しくなります。
さらに、数年前までは従来型の受験しかなかったので、定期テストと重複して困る人が続出していたのですが、今ではS-CBT試験があるので、自由に日程を選ぶことができます。
以前の年3回しかチャレンジできなかったのはちょっと考えられないくらいです。
なので、挑戦する環境としては十分に整っているので、あとは挑戦するかどうかだけです。
何もしないよりもきちんと予約をして、その日程に向けて勉強した方が英語を勉強するやる気に繋がります。
金額が年々高くなっているので、大っぴらにお勧めできないのですが、教育費を考えると英検も十分に必要経費なので、そこは親が頑張って捻出させてほしいですね。
娘の場合は年に3回は確実に受けるようにしていますから、準1級の1回約1万円を考えると、英検受験費用だけで3万円はかかっていますね。
それに、スピーキング対策で英会話もしていますし、参考書も購入していますので、英検費用だけで年間に5万円以上はかかっていると思います。
それでも、英語に力をいれる意味は説明しなくても分かると思いますので、是非ともやるべきです。
■次回は12月挑戦
次回の挑戦は12月を予約しました。
今年は少しだけ費用が安くなり、S-CBT試験は9,900円と1万円を切りましたが、それでも受験費用は高いですね。
まあ、これも英語力アップのために必要なお金だと考え、文句を言わずに支払いたいと思います。
とはいえ、費用面でも日程面でもS-CBT試験は絶対に便利です。
スピーキングの練習のためにも、S-CBT試験を受験すべきだと思います。
中学2年のうちに英検1級に合格したいですね。
我が家の高校受験では英検利用ができないですし、大学受験に使用する場合は年数が範囲外になると思いますが、一度は合格を手に入れて、英語力がアップしていることを実感させたいものです。
