最近、英単語暗記法の情報を集めています。
その理由は中1の娘に、中学生のうちから英単語を暗記しておいてもらおうと考えているからです。
また、英検準1級に向けて、基礎固めの意味で、英単語をとりあえず頭にぶち込んでおいてほしいのも狙いの一つです。
どうせ大学受験の時は英単語を覚えなくてはいけません。
英語は早ければ早いほど良いと言われており、私自身も英語は年齢に関係なく学習が進められると思っています。
中学生になり、ようやく少しずつ文法を習ってきたので、ここで英単語を数千個一気に覚えると、英語力が一層向上するのではないかと考えています。
単語帳もたくさん種類がありますが、いろいろと調べた結果、中学生が大学受験に向けて単語を覚えるのにはこのルートが良いのではないか?と考えたので、紹介したいと思います。
常に情報をインプットしていますので、ルートは変わるかもしません。
その度にアップデートしていきます。
■中学生から英単語を覚えるルート
最初に結論から書いておきます。
中学生から大学受験に向けて英単語を覚えていく時、難関大学を目指す場合、このルートが良いと考えています。
- ターゲット1200
- ターゲット1900
- ターゲット1400にしか入っていない104単語を覚えておく
- システム英単語(通常版)
- 東大・一橋・阪大などを目指す場合→鉄壁、京大を目指す場合→速読英単語(上級)、早慶を目指す場合は→パス単準1級
まず、大学受験生は、シス単が良いのか、ターゲットが良いのか、という論争がありますが、私は中学生が始める場合はターゲットが良いと思っています。
その理由は「ターゲットの友」というアプリの存在です。
このアプリは非常に良くできていて、ゲーム感覚で単語を確認できます。
Sランクの100/100点の満点を取るまで、単語のチェックをすれば、ランダムに出てくる単語を確実に覚えることができます。
ゲーム好きの中学生にはピッタリのアプリです。
これをつかって、ターゲット1200とターゲット1900を一気に覚えてしまいます。
いま、中学1年の娘がターゲット1200に取り組んでいますが、休日であれば、1日100単語か50熟語は行けるようです。
休日が多い週であれば、1週間で550個の英単語熟語を覚えていました。
復習も込みです。
これからは難しくなってくるので、どこかでペースダウンや挫折があるかもしれませんが、ターゲット1900までを中3までに終わらせると、かなり後が楽だと思います。
■ターゲットとシス単で悩むなら両方やってしまえ
ターゲット1200→1900の流れの場合、1400にしか載っていない104単語がありますから、それをインプットしなければなりません。
でもそれは、1900が終わってからでも十分だと思います。
この辺りで高校1年くらいでしょうか?
その後、気分的にはレベルの高い単語帳に行きたくなるのですが、ここでグッとこらえて、シス単を覚えます。
この意味は、①受験生の大人数がシス単で単語を覚えているので差を無くすため、②2000程度の頻出単語の隙間を埋めて固める、③横に広く学習することで、頻出単語の復習にもなる、ということです。
ターゲット1900とシス単を確実に覚えれば、単語帳選びの悩みの大半は解決します。
友達がシス単を使っているから不安だという気持ちは無くなります。
■ハイレベル英単語を覚えるよりも必要なこと
その後は、レベルの高い単語帳に行きたくなるのですが、ここが大きな注意点です。
まず、単語帳を増やしたからといって、英語の成績は上がらないという説が強いです。
難関大学であっても単語帳はシス単だけで、あとは過去問を解きながら覚えるというスタイルの方が良いという意見が多いです。
単語よりも構文や解釈の方が重要だという話もあります。
したがって、ハイレベルの単語をやるよりも、それ以外の勉強に時間をかける方がコスパは良いと思われます。
しかしながら、難関大学受験生はそれなりの単語帳を使って勉強していますから、単語力の差を付けられないためにも、単語帳を持っておくのは必要かと思います。
また、とりあえず「鉄壁」と考える人が多いようですが、志望校によって、違うようです。
東大・一橋・阪大の場合は鉄壁で申し分ないようですが、京大は速読英単語上級、早慶はパス単準1級が良いという分析が多いです。
志望校によって2冊目の単語帳は考えた方が良いです。
でも、速読英単語上級やパス単を買う場合でも、鉄壁は持っておいた方が良いと思います。
鉄壁を辞書替わりに使うのが良いと思われるからです。
鉄壁の英単語は全部覚えるのではなく、必要に応じで学習して覚えていくのが良いと思われます。
逆に、速読英単語上級はしっかりとリスニングしながら頭に入れないといけないと思いますし、パス単準1級の場合もターゲットみたいに覚えていくべきかと思います。
それらも、過去問をやりながら、自分には必要な部分を分析して、対応していくことが需要かと思います。
単語をやっても成績が伸びないのであれば、それは別の分野を学習する必要があるということでしょうからね。
私が思うに、高校生であっても、ターゲット1200からしっかりと確認していくべきだと思いますよ。
英語の成績が伸び悩む人は、意外と中学生単語レベルが覚えきれていないという人が多いのではないと思うからです。