英単語覚える時ってどうしていますか?
英単語を書かないと覚えられない人って多いと思います。
実は私もそうでしたし、そのように教育されてきました。
単語ノートが宿題になっていたので、それをやるのが億劫でした。
けれども、最近の学習法は、英単語を書かないで覚える、言いかえると、見て覚えるというのが主流のようです。
その理由は、時間が短時間で済むからです。
短時間で覚えるというのは実は非常に大切で、短時間で覚えられるからこそ、1日100単語を覚えられるということです。
確かに、自分が子どもの頃に、1日100単語なんて考えもしなかったです。
せいぜい10単語か20単語って感じでした。
では、スペリングはどうするのか?って話ですが、そんなことは、後から考えれば良いですし、塾や学校の小テストに任せれば良いです。
とりあえずは読めることが大切で、読めないことには英語力が上がりませんから。
英作文で必要なスペリングが書ける単語と、リーディングのために必要な英単語は違うみたいですから。
■1日100単語、1週間で500単語を覚えるために必要なこと
英単語を書いてしか覚えられない人は意外といるみたいです。
まあ、私もその層だったかもしれませんが、手で書く方が、目でも、手でも覚えられるので、そちらの方が良いという人もいます。
けれども、覚える時間と1日の覚えられる単語量を考えると、見て、読んで覚えた方が絶対に良いです。
書かないと覚えられない人は、かなり損する可能性が高いと感じます。
書くというのは、けっこうエネルギーがかかります。
時間もかかりますし、手も疲れます。
それで1日100単語を継続するというのはかなり辛いと思われます。
実際、見て、読んで覚えるという方法だと、1週間で500単語くらいは余裕で覚えられます。
余裕と書くと語弊があるかもしれません。
簡単という訳では無く、時間がそれほどかからないですし、手も使えれないので可能という意味です。
それが、書いて覚えるとなると1週間で500単語というのはかなり辛いと思います。
英単語だけが勉強の全てではないですので、他にも書くべきことがたくさんあります。
英単語で手を疲れさせるくらいなら、数学の解法や英作文をしっかりと書いた方が確実に点に結び付きます。
■スペリングまで必要な英単語は小テストで
まず、英単語をスペリングから覚える必要のある単語と、読めればOKという単語をしっかり区別しなければなりません。
簡単に分けるとすれば、中学英語で習う英単語は書けるべきです。
これらの単語はかけないと、英作文が辛くなるからです。
書けない単語があると、他の表現を使用せざるを得なくなります。
英作文でその選択をするようになると、解答を作成するときに時間がかかってしまいます。
したがって、中学英語の英単語くらいはスペリングが書けるようになっておいた方がよいです。
とはいえ、中学英語であったとしても最初に覚えるのに書いて覚える必要があるかというと、それはNOだと思います。
まずは、見て、読んで覚えた方が手っ取り早いですし、スペリングはその後に何とかすれば良いです。
実際、塾や学校の小テストでスペリングテストがあるので、その時に、書けるように練習すれば良いです。
その場合でも、すでに英語と日本語の意味が分かっているのと知らないのとでは、スペリングを覚えるのにも時間が全く違ってきます。
知ってる単語はスペリングを覚えるのも早いですから。
■大学入試直前は1時間以内で3000単語復習を
中1の娘はターゲットの英単語帳を使っていますが、現状は、ターゲット1200を使って、どんどん覚えていっています。
見て覚えるというのは、覚える時だけではなく、復習の時もかなり便利です。
書くとかなり難しい数百の単語の復習であっても、見て復習であったら、1日数百~千の単語でも十分に可能です。
1単語1秒で見直せば、1000単語でも1000秒ですから、20分もかからない程度で復習が完了します。
大学入試の直前には3000単語くらいは一気に見直せると便利です。
多く見積もっても1時間以内で3000単語は見直せると思いますので、見て覚えるというのはかなり便利です。
書かないと覚えられない、復習できないという人はかなり不利になりますので、是非とも見て覚えることを推奨します。
そして、見て覚える方法を中学生や高1くらいまでには身に付けておくことも大切だと思います。
高3の受験生になった時に、急に見て覚えるというのをやっていこうと思ってもなかなか難しいと思います。
それは慣れていないからです。
これまで書いて覚えてた人が、見て覚えれたり、復習したりするのは難しいです。
したがって、学習の効率を高めたい人は、見て覚える、見て復習する方法を会得しておくべきです。
それが英単語を覚える方法の最強術ですね。