娘はテストでケアレスミスを連発します。
いつもテストが終わったら、「○○で凡ミスした!」って言っており、大抵のテストで数点はケアレスミスをしているようです。
ミスで間違っても、その問題が分からずに間違っても、結局、間違いには変わりありません。
イコール、その問題が理解できていない人と同じ扱いになるわけです。
娘にとっては点数を失うことが悔しいのでしょうが、私からしてみると、せっかく勉強して理解しているのに、そんなケアレスミスで間違えるなんてもったいないと思うわけです。
何よりも、この問題が解けないと解釈されることが悲しいと思います。
ケアレスミスを撲滅したいなと思っています。
どうすればケアレスミスは無くなるでしょうかね。
■東大女子のケアレスミスが目立つ理由
ある東大理Ⅲの女子も言っていました。
その方曰く、「自分は良くケアレスミスをするので、よく母親に注意されていた」と。
ケアレスミスが東大生でクローズアップされるのは、どう思いますか。
東大生でもケアレスミスするんだ。
せっかく頭が良いのにもったいない。
そのような見方をされる人も多いでしょう。
私の解釈はちょっと違います。
東大に受かるくらいなので、その女子はかなり優秀なはずです。
ではなぜ、優秀な彼女がケアレスミスをするのか。
それは、単にケアレスミスくらいしから間違っておらず、ケアレスミスが目立っているからだと思うのです。
100点が取れるテストで、ケアレスミスをしてしまって98点になってしまった。
それが東大女子のあるあるなのかもしれませんが、おそらく、60点しか取れない人も当然にケアレスミスをしていると思います。
ただ、40点分もの間違えた問題に、ケアレスミスがあろうが、理解できていなくて間違っていようが、その区別が付き難くなっているので、ケアレスミスが目立たないだけです。
なので、優秀な人であれば、凡人であれ、ケアレスミスは起きていると予想されます。
40点分も間違っている人は、ケアレスミスを無くすのではなく、まずはケアレスミスが目立つほどに基礎点を上げることが先決だということです。
■ケアレスミス撲滅活動
ケアレスミス撲滅、これは永遠の課題かなと思うのです。
学ぶ内容はどんどん難しくなってきますから、ミスするポイントが増えていきます。
また、テストでは時間が足りなくなってくるのも増えてきます。
ケアレスミスはある程度仕方ないと思いきる方が気分は楽かもしれません。
とはいえ、1点でもテストの点数を上げたいのが人間というものです。
できるだけケアレスミスを無くす方法を考えなければならないです。
■テスト終盤の見直しタイム
ケアレスミスに一番効果的なのが、テスト終盤の見直しタイムです。
人間誰しもミスはあるものだと仮定して、見直しでミスを探していきます。
残り5分を切ったときに、たとえ最後まで解けていなくても、見直しをした方が点数は上がると言われています。
でもこれには、戦術があります。
前から順番に解いていって、最後まで解けきれなかった場合に、見直しをするのはNGです。
そもそも、前から順番に解いていくというのが間違いで、分からない問題があれば飛ばしていくというのが大切です。
最後まで解けきれるという意味は、一応最後までは回したけど、分からない問題(自分には難問だった問題)を残しておいた場合を想定されています。
したがって、解き方の順序や、飛ばす基準というのを自分で明確にしていかなければならないのです。
このような戦術を身に付けるには、何度も過去問を解いたとか、模試テストで時間配分を意識してやるなどの練習が必須となります。
■ケアレスミスノート
もう一つ、良いと言われているのが、ケアレスミスをした問題やミスの解釈を一冊のノートにまとめるという方法です。
自分がこれまでケアレスミスした内容をノートにまとめていきます。
一見、面倒な作業なのかもしれませんけど、ミスは連発することや、自分の癖になってしまう可能性を考えると、ケアレスミスノートを作る価値はありそうです。
娘は中学1年で、ミスを連発しますが、このようなノートを作成したことはありません。
一度、作成させてみようかなと思っています。
確かに、ミスを集めたノートというのは、入試直前には効果が出せそうな気がします。
例えば前日などは、あまり勉強に手がつかないと思いますし、本当に最後、見直したいものを見直したら、あとはソワソワしているだけです。
それなら、これまでのミスの内容を復習しておくと、本番で思いとどまる可能性も出てきますし、注意深く問題と解いたり、見直しをしたりすると思います。
これらは試してみる価値がありそうな気がしています。
他にもいろいろ調査してみて、ミス撲滅を進めたいと思いますので、効果が高いものは、今後も紹介していこうかなと考えています。