中学3年の受験生の娘は、過去問に取り組んで苦しんでいます。
受験校の過去問を解いていっているのですが、入試って60点が目標になると思います。
合格者最低点や合格者平均点を見ていると、各教科およそ60点というのが多いです。
もちろん、年によっては、65点が平均点であったり、55点が平均点であったりしますが、それぞれの年の平均を取ると、60点平均になっているような気がします
合格者最低点と合格者平均点によって、その点数の扱いは変わりますが、たいていの生徒はどれかの教科でやらかすので、全ての教科で平均点を取っていればまず合格は行けると思っています。
したがって、受験校の入試問題の6割を取ることが、まず目標となるわけです。
逆にいうと、4割は落とせるといいますか、4割は解けなくても仕方ないってことになります。
実際には1割くらいはケアレスミスや勘違いミスなどがありますから、3割は解けなくても仕方ないって感じでしょうか。
制限時間もありますから、時間無制限だと解ける問題でも、時間によってタイムオーバーというのもありますからね。
この辺りは、時間があれば解けていたのか、時間があっても解けなかったのか、その分析は必要になります。
どちらにしても、6割の点数が取れるように、繰り返し過去問を解いて、やり直しをやって、基礎基本を再度固めて、ということを回していくしかありません。
そんな中、娘が過去問で苦しんでいるのが、公立トップ校の過去問です。
公立トップ校はやはりトップ校なので、問題が難しすぎるんですよね。
苦手教科ではなかなか6割に到達させてくれません。
■数学をやらかした時のダメージが大きい
娘の場合、まったく歯が立たない教科というのは無いのですが、教科の得意から不得意順位並べると、英語>社会>理科>数学>国語なのです。
英語はどんな難易度であっても、それなりに点数化するのですが、理社は不得意分野が出ると点数が下がり、数学は配点が大きいのと最初から数学が得意ではないので点数が伸びず、国語は3年の前半までは全く点数が取れずに困っていました。
ところが、過去問で点数が取れる順となると変わってきて、英語>国語>数学>社会=理科という順になるんですよね。
6割を基準として考えると、英語はほぼ6割を超えてきますし、国語も部分点を上手く拾って6割に乗せてきます。
数学がたまに6割を超えるのですが、50点くらいの時もあり、合格者平均点マイナス10点という時もあります。
理社に関しては、6割に乗せることの方が珍しいのですが、とはいえ、マイナス10点というのもなく、合格者平均点より少し下という点数を取ってきます。
したがって、やらかす教科としては、数学が大きく下げる時はあるのですが、基本的には5教科で6割付近をキープしている感じですね。
これって、ほんと微妙な位置にいるなって思うんですよね。
■全教科6割で合格圏内の真ん中
私の持論では、合格者平均点の6割を5教科全てで取っていれば、それは余裕で合格できると思っています。
その理由は、やらかす生徒が結構いるとので、3~4教科が6割だったとしても1~2教科だけ6割に到達しないって生徒がちらほら出てくると思っているからです。
そうなると5教科の総合得点が下がるので、そのような人達でボーダー付近を1点2点差で勝負することになります。
なので、やらかさずに、6割付近を5教科全て取れば、それは全く問題なく合格できるってことです。
そう思っているのですが、娘の場合、なかなか数学で点数が安定化せず、マイナス10点になることもあります。
数学が一番の鬼門で、数学って1問の配点が高いのと、連問になっているので、1問間違えると5点マイナスとなり、連問の最初で間違えると3連続間違いってこともあるからです。
そうなると最悪で、60点なんて乗らないですし、最悪、50点を下回るってこともあるんです。
そこが娘の今の大きな悩みの種です。
数学で安定して6割以上を取りたいっていうのが娘の希望なのです。
6割を取るためには、60点を狙うのではなく、65点や70点を狙わないとなかなか厳しいかなと客観的に思っています。
高校の先輩からのアドバイスは「数学は引き出しを多くもっておく必要がある」ってことでしたので、いかに多くの問題を解いて、いかに多くの引き出しを持っておくかによるかなと思いますね。
こればかりはたくさんの問題に当たらないとダメなので、時間が許す限りたくさんの問題を解くしかありませんね。
まだ過去問のストックはあるので、入試まであと1ヵ月、がむしゃらにやるしかないですな。