木曜日の米国相場、遂にFANG+が返り咲いてきました。
この記事は金曜日に書いています。
ブログにアップされるのが土曜日の朝の予定なので、金曜日の相場の行方は反映されていませんが、木曜日の相場でようやくFANG+がやってくれました。
待ちに待ったビックテック銘柄の返り咲きだと感じており、このままFANG+が再度上昇指数になってくれれば、新NISAからFANG+ファンドを積み立てた人はかなり嬉しい年末を迎えられるのでは?と思っております。
まだ4月なので、気持ちは早いですが、このFANG+上昇はなかなか良かったと感じており、考え方によってはリスクオンに傾いたのでは?とも見れるのです。
本当は金曜日の相場を見てからこの記事を書きたかったのですが、あまりにもFANG+が良かったので、少し拙速ですが書いてしまいました。
■PPI指標理由だけではない上昇?
4月11日の木曜日の米国相場は、市場が開く前のPPI指標が予想よりも下振れして、株式相場としては良さそうな始まり方をしていました。
市場が開いた時は上昇率もあまり高くなかったので、私としては、「まあ、こんなものかな?」と感じたものです。
というのは、前日のCPIが予想よりも高かったことで、株式市場は大きく調整をしました。
結果からは6月の利下げはほぼ無しとなりましたし、もしかすると、今年の利下げは行えないかもしれないという悲観まで漂った感じです。
その日の市場は、そんな悲観論までありつつも、やはりAIブームという業績があるからか、下げ止まり、若干の下げで終えた感触を受けています。
対して、ドル円は大きく揺れており、首相が米国訪問していることをつけ込んでか、円安への投機が見られた感じもしました。
米国株投資家にとっては嬉しいんですけどね。
為替は円安方向に進みつつも、米国株価はPPI指標を受けて、堅調なスタートを切りました。
どの指数もそれなりに上がっていたのですが、時間が経つにつれて、ドンドン上昇していったのが、FANG+指数です。
他にも、SOX指数もかなり上昇していたので、ビックテックならびに半導体銘柄の上昇が凄まじかったのです。
いわゆる経済指標が発表されてからの急激な窓開け上昇ではなく、市場が開いてからの買いが買いを誘った形の上昇だったわけです。
加えて、私が心待ちにしていた、FANG+指数が他の主要指数を置き去りにする形、それが見られました。
■1ヵ月騰落率でもFANG+独り勝ち
主要指数としては、一般的に、ダウ平均、S&P500、NASDAQ100が多いと思います。
私自身もこれらの主要指数の中で、S&P500をコアとしてファンドを買っていますし、NASDAQ100もノーマルはもちろんレバナスも保有しています。
けれども、一番期待している指数が私の中ではFANG+なのです。
このFANG+指数ファンドって、好きな人には好きなファンドなのですが、気に入らない人には気に入らないファンドらしく、好みがわかれるファンドです。
気に入らないと感じている人の理由の筆頭が、10%均等割りであること、セクター分散が不十分であること、銘柄入替の基準が不透明、等かなと思います。
私もこれらは気にならないわけではないですが、やはり実績というポイントは私の中では大きく、これら選ばれた10銘柄を信じたいという気持ちの方が強いです。
もちろん銘柄入替も年に4回チャンスがありますから、新たに入る銘柄が何なのかという期待もありますし、ビックテックの未来にはあまり悲観的ではないというのも、このファンドが好きな理由になっていると思います。
そしてついに、木曜日、FANG+指数が他の主要指数を置き去りにしました。
1ヶ月間の騰落率をグラフ化したのが下記です。
グラフでは、FANG+指数に対して、ダウ平均、S&P500、NASDAQ100を比較しています。
ここ最近は米国株市場が軟調だったので、これらの指数はどれも調子が悪かったのです。
加えて、一時期、FANG+よりもS&P500の方がパフォーマンスが良い時もあり、もうビックテックへの投資は終わった論まで出ていました。
それが、この木曜日で一気に状況が変わったのです。
もしこれが何も思惑のない上昇で無かったとしたら、もう一度、ビックテックが注目されるターンが来るかもしれないです。
私はそれに期待しています。
もう一つ、画像を付けましょう。
下記は、FANG+の10銘柄の4月11日木曜日の騰落率です。
凄まじい上昇が見られています。
10銘柄中4銘柄がプラス4%超なのです。
これで期待しないはずが無いですよね。(笑)
私の気持ちはこんな感じです。
この記事がアップされる直前の金曜日はどうなるでしょうか?
期待外れで下落してしまうのか?
それとも、さらにビックテック銘柄が上昇するのか?
非常に気になる相場が金曜日にあります。
また結果が良ければ、記事にしたいと思いますので、ご期待ください。