なんでも道しるべ

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【結局は塾ありき】私立の中高一貫校や地元の公立高校に通おうが自調自考が現実である

難関大学進学へのルートとして、私立の中高一貫校の進学校というのが王道ルートとしてあります。

それに対し、地域的に難しい家庭や、教育費をできるだけ抑えたい家庭向けの方法として、公立高校+塾の併用という対抗ルートがあるわけです。

先日、これらの進学実績のデータ見ながら語るという動画をみていたのですが、ちょっと待ってよ!って思うツッコミがいっぱいでした。

私立中高一貫校の進学校は、難関大学への進学実績として、本当に上位を独占していますが、それが学校の実績だけとは到底思えません。

例えば、東大に合格する場合、黄金ルートと呼ばれるのが鉄緑会に中1から通塾することです。

さらに、入塾テストなしの私立中学があるくらいですから、中学生の段階から東大を目指して勉強している人は、私立進学校+進学塾という組み合わせが普通に起きる訳です。

必ずしも私立高校の授業や宿題や補習だけの実績ではないということは分かっておく必要があると思います。

結局は、どこの中高に通っていたとしても、土台として勉強することが第一だと思いますし、それが公立であったとしても、私立であったとしても変わらないというのが私の持論です。

もちろん、私立の中高一貫校の方が先取り授業なので有利であることは間違いないと思います。

けれども、合格実績の中には浪人のデータもかなり含まれています。

浪人することも前提にしているのであれば、公立高校に通いながら塾に全振りするという方法も一つだと思えます。

合格実績だけに踊らされずに、自分の置かれている環境から最善の方法を選ぶことが大切だと思うのです。

たまに、新幹線から私立の制服を着た学生が降りてくるのを見かけることがありますが、これって本当に大丈夫なの?って思うことがあります。

通う目的は様々なので、私のものさしと、その方の家のものさしは違うと思うので、必ずしも難関大学進学だけを目指した通学ではないと思いますが、もし、それも視野にいれているのなら、通学時間も考慮すべきだと思えてなりません。

いくら、新幹線が快適になってきたからといって、新幹線内でガツガツ勉強なんてできないですからね。

■学校と塾では第一目標が変わる

塾って進学実績が広告のメインになるので、合格へ向けて最大限の努力をしてくれるっていうのが親からみたメリットだと思えます。

私立の中高一貫校も同じですし、公立高校もトップ校になると合格実績を気にする学校が多いと思いますが、それでも、学校である以上は健やかな人間形成というのが大前提なので、進学実績は二番手以降にせざるを得ないです。

けれども、塾に関して言えば、第一が合格実績なので、人間教育を二番手以降にできます。

これが大きな差だと思っています。

動画で説明していた方が、難関大学を目指すなら、公立高校+塾という選択肢の場合、塾+公立高校に頭を切り替えた方が良いと推奨されていました。

公立高校は進度が遅いので、塾を中心に先取り学習をした方が良いという考えのようです。

まあ、私立中高一貫で進度が速い学校に通っている人でも、塾を中心に学習を進めている人はたくさんいると思います。

結局、勉強したいなら、難関大をめざしたいなら、塾が中心になることが良いということです。

それは、塾の第一が、合格実績であるからというのが大きいのだと考えます。

■周りを出し抜くには

そもそも、いくら進学校の私立に通っていたとしても、本当に東大などの最高峰を狙っている人は、大勢が内職中心に勉強していると言っていますからね。

まともに授業を聞いて、ゆらりと授業に行ったとしても、難関大学の合格レベルには達さないということです。

本当ならそれで戦える学力を身に付けるのが、学校であり、塾であると思うのですが、受験は闘いなので、出し抜く学生が必ずいます。

自学自習と内職中心の学生がチラホラ出てきて、それらの人が合格するようになってくると、結局は同じことをやる人が増えて、それが平常ということになるのだと思います。

東大に合格している人は口をそろえて内職だと言っていますし、塾の講義であったとしてもあまり聞かずに自習室にこもっていたと言いますからね。

地方の公立高校出身の東大生は、学校の定期テストは基礎基本の確認のために利用していたと言います。

一番大切なことは、自分で考えて、自分で行動すること。

そのような人が東大のような難関大学の合格を勝ち取っているのだと思います。

■情報戦になっているのも事実であって

親の私として心掛けようと思っているのは、自分で考える力を養ってもらうということです。

誰かに与えられて、それをこなしているだけだと、結局は大多数の1人になってしまうので、周りから一歩二歩出ることなんて難しいのだと思います。

娘も今は自分で考えて勉強しているようにも見えますが、用意した参考書や問題集は全て私が準備したものです。

中学内容なので私自身も付いていくことができていますが、これが高校範囲になるとちょっと難しくなってくるなと思えています。

そんなときの塾なのかなと考えていますけどね。

私がYouTubeなどを使って情報収集しているので、最新の情報を常にインプットしておきたいという気持ちからです。

情報は刻々と変化していくものですし、それが当たり前で、そうでないと勝負になりません。

最新のデータを知って、それに対処していくのが、親の務めだと思っています。