大学受験の予備校チャンネルは非常に参考になります。
今の学生は、家に居ても有益な情報が手に入る時代ですから、知ろうとすれば何だって情報は入ると思います。
情報を探すのも自由で楽だし、情報を受け取るのも自由。
それをうまく活用することもできますし、無視することもできます。
自分に合ったものをチョイスできるという点では、昔の限られた選択肢からは考えられなかったことです。
コロナ禍により、さらに自宅で情報を受けることができる要素が強くなりました。
昭和時代のように足で出向く必要も減っています。
まずはオンラインで取捨選択し、良いかもしれないと思えるものに足を運ぶ。
そのような判断ができる時代になりました。
私も、YouTubeでいろいろと勉強させてもらっています。
自分がいかに無知で、知らずに学生生活を送っていたのかが良く分かります。
東大や医学部に合格するような人の考えや行動は素晴らしいと思えます。
そのアドバイスを受けて、自分も親としてできることを考えなくてはいけませんね。
■旧帝大レベル合格の特徴
予備校チャンネルを全て見ているわけではありませんが、親が見てても勉強になり、分かりやすいチャンネルを見るようにしています。
本日紹介するのは、「旧帝大レベルに合格できる生徒の特徴6選」という内容でした。
大学受験用の高校生に向けたアドバイスではありますが、中学生でも十分に参考になる内容です。
なぜなら、高校生になって急に勉強姿勢が向上することなんてなく、それは小中学生の間に徐々に身に付けていくことだと思っているからです。
中学生の時に勉強をほとんどしなかった者が、高校になって急に1日10時間勉強なんてするわけがないです。
そのためにも、中学の時から、賢い人はこのような意識で勉強しているのだなと知っておくことは重要です。
やるか、やらないか、はその人次第ってとこがありますからね。
■6つの特徴
さて、早速、その6つの特徴について挙げてみます。
- 英単語、英熟語でダラダラしない。
- 高1、高2で受験勉強開始。
- 勉強法の失敗は3回まで
- 勉強することがあたりまえ
- 数学が極端に苦手、ではない
- 復習がきちんとできるひと
この6つのようです。
当たり前のことも挙げられていますが、なるほどと思えることも挙げられています。
特に、「勉強することがあたりまえ」というのは、本当に当たり前だと思います。
旧帝に合格するような人が、勉強を強制されなければできないというのは、まずあり得ないと思います。
勉強する事に何の意味があるのか、どうして勉強するのか、その点がきちんと整理されているからゆえに、勉強することが自然になっているのだと思います。
これは学校や塾の先生からも当然アドバイスを受けることかもしれませんが、一番はやはり家庭の教育方針だと思います。
家庭でしっかりとこの件について説かれていると、勉強することが普通になるのでしょうね。
■ダラダラしない&先取り
武田塾などでも単語の覚え方を配信されていますが、勉強を自学自習でさせようとしている塾は、英単語の覚え方が半端なく速いのが特徴です。
1日100個、4日で400個、復習とテストを入れて、1週間で400個を完璧にするというのが特徴で、それを5週間続けて、シス単やターゲットなどの2000単語を1ヶ月ちょっとで仕上げるという流れです。
これについていける子、そして、やりきる子が伸びるのでしょうね。
数学についても、先取りを掲げられています。
英語ももちろん先取りですが、数学の方が単元は体系化されているので、先取りが分かりやすいのかもしれません。
数学を先取りすることで、数学を苦手にせずに、逆に得意にしてしまう狙いです。
また、数学は数Ⅲまでありますが、普通にやっていると間に合わない。
そんなことからも旧帝を受ける人は、数学はさっさとやってしまって、苦手にしないという特徴があるのだと思います。
■塾に通う意味
高1、高2までに受験勉強開始、勉強法の失敗は3回までという話ですが、これらに失敗しないために予備校に通うのでしょうね。
どの予備校に合っているかどうかは人それぞれだと思いますが、最近はスケジュールや勉強の管理をしてくれる塾が増えたように感じます。
以前までは授業を受けることが塾という感じでしたが、スタサプやYouTubeといったように、安価や無料の授業アプリが増えたことで、カリスマ先生の授業を受けるということに利点が減ってきたように思えます。
先生もその点を理解しているので、塾講師にこだわるよりも、自分で塾を開いたり、YouTube配信をしたりして、生徒を集めているような気がします。
大学受験に精通している先生のアドバイスを受けることで、必然的に受験勉強を開始することになりますし、受験法の失敗も減ると思います。
自力で勉強してはいけないことはないと思いますが、予備校や個別指導で勉強している子に比べて、効率面では圧倒的に不利になると思います。
■良い塾は小テストがある
復習がきちんとできるひと、これが一番難しいかなと思います。
なかなか学生は復習しないですからね。
そのための方策として、塾で小テストをやることだと思っています。
それで必然的に復習をやる癖がついてくるのだと思います。
実績を残している塾は小テストをきちんと実施している傾向にあると感じています。
そこに本人の負けず嫌いが付くかどうかでしょうか。
点数が悪くても何とも思わない子は、伸びないでしょうね。
親としても勉強になる6選でした。
さっそく、この動画を中学生の娘に見せましたが、途中で「ちょっとコバショー飽きた」って言ってましたけどね(汗)。
中学生であればそんな反応なのかもしれません。