なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【定期テスト対策】中3になって困らないように、中1の段階から身に付けておきたい事

娘は現在、学校の2学期中間テスト期間です。

中学3年にもなると、テスト勉強内容、ペース、質や量など、あらゆることに慣れてきて、以前なら、毎日のように心配や怖いなどいう言葉が出ていましたが、今は自分のなかで閾値みたいなものが見えているのだと思います。

ゆえに、ちょっと時間的に間に合わないと感じたから、1日学校を休んでテスト勉強に費やしたという日もあったということで、自分で自分なりのペースがつかめてきたのではないかと感じます。

友達とテスト勉強の話をするようですが、友達からは、「何をしようかな?」という話が出ているようです。

何をしようかな?というのは、もうやるべきことが終わったけど、時間がまだあるから何に手を付けようかと迷っているのかと思いきや、そうではなく、やるべきことが多すぎて何から手を付け始めたら良いか分からないという感じみたいです。

これを聞いた時、中学3年にもなって、まだそんな話をしているのかというのが直感です。

定期テスト勉強って、ハッキリいって、やるべきことはもう決まっています。

あとは、時間を使ってこなしていくかの問題です。

もちろん、定期テストの範囲によっては、広い、狭い、暗記中心、理解中心というように、その時々で変わってくることもありますが、基本はもう決まっています。

その決まり切った勉強内容と言うか方法は、比較的勉強が簡単な中1の段階で身に付けておくべきなのです。

■数冊のワークを3周するだけ

定期テスト勉強って方法は1つしかありません。

それは、「参考書やワークを決めて、それを3周する」だけの話です。

娘の場合、学校のワークに加えて、塾からのワーク、市販のワークというように、各教科で3~4種類のワークを使っています。

単純ですが、それをひたすら解いていくだけです。

3冊や4冊すれば、同じような問題に出会いますし、さらに3周もすれば大抵の問題は正解できるようになります。

これを5教科やるのが大変だということですが、これは量と時間の問題なので、いかに時間を確保して、最初からトップスピードでやっていくかがポイントなわけです。

ダラダラ解いていると、1週間では無理です。

2週間あっても足りないかもしれないので、とりあえず解くべき内容を決めて、それをひたすら解いていくだけ。

それが最大のポイントになります。

したがって、何から手をつけたら良いか分からないというのは、量も把握できていなければ、方法も身に付いておらず、さらにゴールも見えないという感じではないでしょうか。

これが中3の段階で話に出ているというのはちょっと大変です。

なぜなら、中1や中2に比べて内容が難しくなっているからで、内容が簡単な中1の段階で方法を身に付けておけば、そこに悩みがなくなるので、中3になって内容が難しくなっても対処できます。

このような定期テスト勉強法って、学校では教えてくれないし、塾でも教えてくれません。

私もネット情報で、通知簿がオール5だった人の方法を参考にして、娘用にアレンジしたような感じです。

このような方法を身に付けるには、親と子の共同作業が中1の段階で必要なのだと思います。

■中1段階で方法論は身に付けたい

中1の段階では結構苦労したこともあります。

それはペースが分からないからです。

子どもはゴールを見定めて今を動いているわけではないので、ダラダラと問題を解いてしまいがちです。

親は大人なので、おおよそのペースが分かりますから、客観的にどのくらいの位置にいるかというのが判断できます。

さらに、自分が解いている訳ではないので、単純にペースだけをみてアドバイスも可能です。

その辺りはコミュニケーションをしっかり取って、ゴールを見定めてペース配分を考えてあげる必要があります。

それでも、最初の1年くらいで十分に身に付きます。

娘も今となったら、ペースは自分で考えていますし、どの時点でどこまで終わっていたら間に合いそうっていうのがおおよそ分かっているみたいです。

なので、勉強内容一覧表くらいは作って上げますが、いつまでに何を終わらせるのかという点に関しては、もう全て本人に任せています。

それで結果として、例えば全教科90点以上というのがきちんと出れば、それで本人は納得できますし、自信にもなります。

それが本人にとっても一番良いのです。

ワークを数種類、それも3周していると、何を勉強すれば点が取れるかが分かってきます。

そして、学校の配布プリントなどで、何を重点的に覚えていけば良いのかというのも分かってきます。

さらに、塾などで過去問が残っていたら、それを見ることで、大まかなテストの出題形式が分かるということです。

このような方法も中1の段階で身に付いていれば、中3になって範囲や量が増えても、問題なく対処できるようになります。

中3になって、妙な悩み事が出てくる前に、中学生になったらしっかりとテスト勉強の方法を身に付けましょう。