娘は、塾のGW課題に時間が取られているようです。
今年の塾の年間カレンダーはちょっと変わっていて、昨年までだと、GW明けに模試テストがあったのですが、今年はGW前に模試テストを実施されました。
そのため、ゴールデンウィーク課題という名の大量の宿題が出されています。
実のところ、娘の中学は1学期の中間テストの日程が早く、できればこのGW中には取り掛かりたいところではあるのですが、ゴールデンウィーク課題があまりにも膨大で、なかなか終わらないみたいです。
まあ、これには複合的な要因もあって、先週末に英検準1級を受験していたので、その直前対策もしていたので、なかなか宿題に手を付けられなかったという原因もあります。
なので、できるだけ早めにゴールデンウィーク課題を終わらせて、定期テスト対策を始めたいというところです。
そして、定期テスト対策に加えて、せっかくのちょっとした連休なので、弱点補強もしておきたいところです。
娘の一番の弱点は「国語」です。
現代文、古文、漢字、全てが苦手なので、これらの対策もしていかなければなりません。
GW休みといっても、塾の場合は今週金曜日までで、土曜日からは通常授業が始まります。
土曜日は社会、そして、日曜日には日曜特訓があるので、そんなに休みが残っているわけではないです。
この3日間でいろいろやっていかなければならないのですが、それがなかなか難しいですね。
■ゴールデンウィークって危険
GWの過ごし方、これって、長期休みの春休みや夏休み、冬休みで言われることと同じですが、非常に大切です。
長期休みと違って、GWってたった数日程度しかありませんが、この数日であっても大切なのです。
何が大切かというと、1日でもサボってしまうと、それを取り返すのに数日、下手したら1週間以上かかってしまうからです。
夏休みなどの長期休みでも同じことが言われますが、これらの長期休みの方が学校も塾も、さらには本人自身も非常に気をつけているので、しっかりと課題をやっていこうと心掛けます。
けれども、GWのようなちょっとした数日の休みの方が怖いのです。
特に学校からは課題は出ませんし、休みなのでしっかり過ごすことという指導もありません。
また、学校の授業の合間の休日であるのと同時に、4月の1ヶ月間をやり切った疲れも出てくるので、GWに羽目を外す人が大勢います。
ゆえに、5月病が流行りやすくなるのはそのためです。
受験生であったとしても、まだ5月だしという感覚もありますし、1日や2日ならいいかなという安易な考えで、何もしない1日を過ごしてしまうものです。
親も同じで、GWは気候も良いので、ちょっと出かけようかという想いになってしまいます。
それが危険であり、スキを突かれてしまうのです。
■娘もしっかり遊びの予定が・・・
娘の場合も例外ではなく、実は、映画に行く予定を友達と組んでいました。
GW中だけならって思っていたのですが、実はGW直前の平日の夕方も映画に出かけていたのです。
私としては、これで勉強ペースが乱れてはいけないと思い、何もしない1日は絶対にダメだと、朝もしくは夜はきちんと勉強するようにと促しています。
そうはいっても、平日夕方の映画はやはり尾を引いており、英検受験も相まって、結局はGWにまで宿題や課題が残ってしまっているのは事実です。
まあ、何でもダメだと言ってしまうと、受験生であったとしても息抜きができなくなってしまうので、映画を観に行くことや、半日遊ぶ程度のことであれば、承諾はしているのですが、受験生であることは忘れないで過ごしてもらいたいものです。
結局のところ、これが学校の雰囲気に依存するポイントだと思います。
高校になれば、偏差値の似た友達のいる学校に行くことになるので、このようなGWの過ごし方や長期休みの過ごし方も似てくるのですが、地元の中学校の場合は、それほど勉強に力を入れていない友達も現実にはたくさんいます。
そのような子達は、GW休みとなると、いくら受験生とはいえ、かなりはっちゃけてしまうので、遊びの誘いがどんどん増えてしまうのです。
私が目を光らせないといけない理由はそこにあります。
■1日休むと取り返すのに3日
運動では、1日休めば取り戻すのに3日かかると言われています。
それは勉強でも同じことだと思います。
同じペースで勉強し続けていたら、1日数時間勉強しても何ともないですが、1日休暇を取ってしまうと、同じペースに戻すにはやはり数日かかってしまします。
そして、優秀な他の学生は、その間に前に進んでいるわけですから、それを追いつけ、追い越そうとすると、結局のところ1週間以上は、その人以上の努力をしないと駄目だということになります。
運動と一緒で学力であっても、優秀な人に追いつき、追い越すためには、1日であっても無駄にはできないということです。
親の役割は、このような子どもの変化に気づくこと、さらには前もって対策を取ることだと思っています。
コミュニケーション力は必要なスキルなので、友達付き合いをしてはいけないと言う必要はないと思いますが、それなりの適度な付き合いをしてもらいたいものですね。