数学の勉強は先取りと言われますが、英語に関しては先取りが基本です。
といっても、数学と英語の先取り方法は異なると考えています。
数学はカリキュラムがしっかりと整っているというか、カリキュラムどおりに進めるのが合理的なので、中高の数学のカリキュラムどおりに先取りしていく学習になっていくと思います。
対して、英語に関しては、文法などのカリキュラムよりも、先にリスニングやスピーキングによる学習ができます。
それも学校の学習カリキュラムは完全に無視をして進めることができるので、英語学習を違う視点から勉強していくという感じでしょうか。
数学と英語ではそのあたりの先取りの学習方法が全く異なります。
もちろん、英語も学校カリキュラムの先取りでも可能なので、数学と同じような先取りもできますので、英語の方が先取り学習のパターンが多いと考えた方が良いかもしれませんね。
そんな中で、文法の先取りに関して取り入れた方が良いと思うことがありましたので、それを紹介していきます。
■難易度の高い問題は授業だけでは解けない
私の感覚では、英語学習は家庭学習でリスニングとスピーキングを中心に先取りというか、違う視点での英語教育を進めて、リーディングやライティングは学校などのカリキュラム学習で進めていくものだと考えていました。
中学になっても、その視点で進めていたのですが、塾の宿題をやっている時に違ったことがありました。
塾からの課題で難易度の高いプリントが出されたのですが、その時に起きたのが、塾や学校で習った内容だと解けないと言ったことです。
授業で習う内容は初見なので、先生も分かりやすく解説するために、比較的簡単でシンプルな内容にしているのですが、それが理由で、実際の問題の難易度が高いと解けないということになるのです。
実際にはSVOCの5文型の分類なのですが、どうしても授業で習った内容だけだと理解が深まっていないので、入試レベルの難易度の問題だと解けないということでした。
その際、以前に購入しておいたEvergreenを渡して、理解を深めてもらいました。
やはり文法の参考書の必要性を感じた一瞬です。
■大学受験では必須の文法参考書
高校生になるとEvergreenを文法の参考書して利用するケースが多く、特に大学入試の際には辞書替わりに持っておく必要があると言われています。
それをYouTubeで聞いて、私は気になっていたので、メルカリで中古本を購入していました。
1年以上は本棚に立っていただけだったのですが、この中2に段階で利用することになるとは思いませんでした。
私自身は高校の時には英語が苦手だったので、このような文法参考書を読んで勉強する機会がなかったのですが、進学校に通う現代の学生は、やはりこのような文法書で勉強しているようです。
中古で購入したEvergreenはいつか役には立つのではと思っていたのですが、さすがに中2で必要になるとは思いませんでしたが。
このような文法書で中身を深く勉強することはとても重要だと感じました。
5文型も一つひとつ詳しく説明してくれていますし、目的語と補語の見分け方も理屈で説明してくれています。
最初は理解しやすいように上辺で勉強することも必要だと思いますが、本質的に理解するのであれば、参考書でしっかりと納得する必要もあるのではと思います。
■中学生でも1冊持っておいてほしい参考書
それからというもの、英語で悩みがでた時にはEvergreenを開くようにしています。
前置詞にtoを使うのか、forを使うのかに関しても、give型とbuy型ということで説明してくれています。
私自身は上っ面の勉強しかしていなかったので、相手が得するものがforという感じでしか理解していなかったのですが、しっかりとEvergreenでは説明してくれています。
本質を理解すれば、解いたことのない単語が出てきたとしても、toなのか、forなのかを判断できるようになります。
英語を本質的に理解したければ、文法参考書を手にしておく必要があると感じます。
本来なら高校生になってから購入すれば良い参考書だと思いますが、中学生の段階でも持っていて損はない文法参考書だと思います。
前から順に勉強する必要なんてなく、分からない問題が出てきたときに、その単元や単語などで検索をすれば、知りたい情報にアクセスすることができます。
文法参考書を1冊持っているかどうかで、文法の本質理解が変わると言っても過言ではないでしょうね。
メルカリで探せば大学入試で使用したEvergreenが出品されています。
定価で購入する必要はないと思いますので、是非とも中学生の段階から1冊持っておくことをお勧めします。
ちなみに昔はForestという名前で出版されていたようですが、中身はEvergreenも一緒なようです。
中古本ではどちらでも良いと思いますが、Evergreenの方が新しいので、できるだけ新しい文法参考書を手にしておきたいのであれば、Evergreenを購入することを勧めます。