我が家では、QQEnglishやスタディサプリなどのオンライン学習ツールを取り入れています。
コロナ禍で、学習もオンライン化が注目をあびましたが、徐々に平常に戻りつつあります。
けれども、オンラインツールは非常に有用なので、この利点をうまくいかせることで、学習時間や成果が飛躍的に向上するものと考えています。
また、費用も安いですので、学校+αだけでなく、学校+塾+αでも良いです。
スタディサプリがいかに良いかが、最近非常に感じることがありましたので、紹介したいと思います。
■小学生の総合テスト対策
最近の小学生は良く勉強します。
良く勉強するだけなく、学校や塾が勉強するきっかけをとてもたくさん与えてくれます。
昔では考えられなかった総合テスト系のものが、非常に多くなったなという印象です。
学校主催で市内一斉のものもありますし、塾の場合は全教室の総合テストになります。
これらの場合、総合といっても範囲がある程度公表されています。
小学校のカラーテストのように、単元別のテストではないので、単元でいうと7~8つ程度の総合単元になっています。
小学生なので、このような総合テストや実力テストの勉強の仕方というのは感覚をつかむのが難しいです。
勉強するといっても何から手を付けたら良いかわかりませんし、教科書やノートを眺めていても点数が取れません。
かといって、問題集をやるとなると、ページ数が多いうえに、下の学年の範囲も含まれるので、問題集をそろえるのにも一苦労です。
そこで、スタディサプリが有効に働きます。
■単元毎の確認テストで十分
スタディサプリは授業の動画がメインではありますが、それぞれの単元の最後に確認テストというものがあります。
大抵、数問なので、すぐに終わります。
動画を見るとなると時間も必要ですし、既に知っている単元なので退屈です。
それにテスト勉強はアウトプットが中心にすべきですから、問題を解くことが重要です。
そこで、その数問の確認テストが有用になります。
たった数問ですが、十分にコアを付いていますので、サラッと確認ができます。
この確認テストが100%正解になるまで、何度も問題を解くだけで確認は十分に行えるということです。
■確認テストが100%なるまで続ける
娘の場合、最初にまずは解いてみると、全単元100%にはなりません。
半分以上の単元は1~2問間違えますから、全ての単元を100%に持っていくのには何度か再挑戦が必要です。
また、現状6年生ですが、単元の内容によっては、4年や5年に戻って確認することも重要なので、その際にもスタディサプリの確認テストがとても重宝します。
意外と、4年生の内容もあやふやだったりしますので、その状態で6年生に進んでも理解が中途半端になり、総合テストでは点数が取れないことになります。
スタディサプリを使うことで、これらの穴を確実に潰していけるのは、とても良いと思います。
■スマホ1つで解きまくる
また、スタディサプリの場合は、スマホのアプリで問題を解くことができますので、とても簡単です。
問題集の場合は、わざわざ、問題集を引っ張り出してきて、ページを確認する作業からスタートですが、スタディサプリの場合は単元が分かっていれば、その該当単元の問題をどんどん解いていけば良いだけです。
すぐに回答チェックもしてもらえるし、正答率もすぐに出ますから、100%になるまで何度も問題を解けば良いということです。
ただし、一つだけ注意点があるとすれば、あくまでスマホの選択肢なので、漢字を含めて記述対応をしておかなければなりません。
何かの裏紙などを使って、その漢字がきちんと書けるかどうかはチェックが必要です。
■各教科の対応
小学校の場合は、総合テストは、算数・国語・理科・社会です。
算数の場合は、問題レベルが高くなりがちですし、数字や条件を変えるだけで、問題が無限に作れますから、スタディサプリだけでは不十分になるかもしれません。
それでも、基礎基本はきちんと確認できます。
国語の場合、スタディサプリでは不十分で、漢字や同音異義、慣用句、ことわざなどの問題は、別の問題集で確認していった方が賢明です。
けれども、文の成り立ち系の主語・述語・修飾語の内容は、スタディサプリでも十分に確認できます。
あとは、説明文・物語文に関しては、数多くの問題を解くことが重要かもしれません。
対して、理科と社会はスタディサプリで十分といえます。
他の問題集はあまり必要ないかもしれません。
学校の単元ごとのカラーテストでは、教科書準拠の問題集が役に立ちますが、これを総合テストでも使用すると、該当ページが多すぎて、小学生の場合は勉強が嫌になってきます。
したがって、浅く広く確認していくには、スタディサプリの問題を解くのが良いです。
その中で、自分が苦手にしている単元などは、動画をもう一度聞くと再確認できます。
もっと深く勉強したい場合は応用の問題を解けば良いのですが、中学受験でもないので、そこまで難問は出ませんから、理科と社会の場合はスタディサプリで確認すれば、十分に80点以上は取れます。
スタディサプリを上手に使いこなすことで、勉強方法の定着と、テスト結果によるモチベーションが上がるので、とても良いツールだと言えます。