中学1年の娘は、2学期期末テストのテスト期間に入りました。
私の時代は12月初旬だったのですが、現代は11月中に終えるのですね。
先生も成績を付けるのに時間がかかるからでしょうか。
3年生は今回のテストを最後に内申点が確定しますから、志望校確定などの面談があるようなので、その辺りも影響しているような気がします。
昔に比べて、何事も余裕をみて動いているということですね。
ところで、定期テスト対策ですが、今回で4回目となりました。
これまでの流れから、どうすればテスト本番に着実に準備できるかが分かってきましたので、テスト勉強の意識をご紹介したいと思います。
■学校のワークだけでは不十分
定期テストで高得点を取る秘訣は、ワークや問題集を3周することだと言われています。
1回だけだと、自分ができないところをチェックしただけなので、2回目で出来ない問題ができるようになっているかの確認、そして3回目には2回目で出来なかった問題が確実に正解できるかを再確認するのが目的です。
一般的には3周やれば高得点(90点以上)が出せると言われていますが、私はそんなに甘くないと思っています。
ワークや問題集は学校から配布されているものだけでは不十分です。
あきらかに問題を解く量が少なすぎます。
塾からのワークも、塾によってバラバラだと思いますが、娘が通塾しているとことでは、教科毎に1~2冊程度配られています。
暗記系や演習量が必要な数学・理科・社会は2冊、英語・国語は1冊といった具合です。
さらに、去年の過去問も配られています。
学校と塾とで、2~3冊のワークと過去問を解くわけですが、これでも不十分だと思います。
私の考えで、問題演習量を増やすために、市販の教科書準拠ワークとスタディサプリの確認問題を解かせています。
これら2つは、塾のワークや過去問に比べると難易度は低いですが、基礎基本の抜けがないかを確認するためには必要なことです。
■3週間前から全力で取り組む
ここまでで示したとおり、ワーク類が3~4冊、過去問、スタサプの確認問題という、計5~6種類の問題を準備します。
ここからが本日に伝えたいことですが、これをどのくらいのペースでやっていくかということです。
最初に示したとおり、問題集は3周やることが良いと言われていますから、それをこなさないといけません。
実際には時間が足りないので、最初から最後までを3周やることはできませんが、間違った問題は2回目、3回目というように解いていって、苦手問題を潰していくやり方になります。
そして、ペースについてですが、ここが問題で、これらの種類のワークが5教科あり、さらに実技教科の勉強もしなければなりませんから、明らかにテスト1週間前からだと間に合いません。
これまで4回の定期テストの対策をやってきた経験からは、遅くとも2週間半前、できれば3週間前から徐々にエンジンを入れていくべきだと思っています。
そして、まだ時間があると思わずに、最初から全力で問題集に取り組みます。
それだけ気持ちを入れても、奥底にはまだ3週間ある、2週間あるという気持ちがありますから、直前のパフォーマンスは出せません。
それでも良いのです。
自分では全力でやっているという気持ちが大切です。
3週間前から始めても、テスト直前になると焦るものです。
そんなに早く始めても、そんなものなのですから、1週間前から始めている人だと、焦る要素を知らないうちにテストを迎えていると思います。
■テスト範囲は予想して開始する
ここで、一つの問題に当たります。
それが、「定期テスト範囲が分からない問題」です。
定期テストの範囲はテスト1週間前~1週間半前くらいに配布されます。
普通の人であれば、その範囲をみて、さあやるか!という感じになると思いますが、3週間前からやっていくので、これは予想して進めるしかありません。
塾で先取りをしていれば問題なくワークは解けると思います。
ただ、問題なのが、塾の先取りも間に合っていないケースです。
中には、そんな教科もあります。
その場合は、習っている範囲だけを先にやってしまうか、もしくは、教科書準拠の教科書ワークで勉強してしまうという方法があります。
これも、これまでの経験では、前者の方が効率は良いです。
とりあえず習っている範囲までを一気に終わらせておく、そして、習ったら、その範囲を追加していくという方法です。
最初の頃は予測で勉強する事になりますが、それでも、たくさんの問題集がありますので、手持ち無沙汰になることはなかったです。
■勉強していないと言っている人ほどやっている
今回の結論としては、定期テストで高得点を取りたい場合は、たくさんの問題集をテスト3週間前から全力で取り組むことです。
周りの人が2週間前からやっているとか、部活があるから1週間前からできないという意見もありますが、高得点が欲しくなければ、それでも構いません。
逆に言うと、学校で高得点を取っている人は、それだけ早めに開始しています。
勉強できる人ほど、自分の私生活を言いません。
勉強してないように装っているかもしれませんが、確実にやっています。
そうでないと5教科全て90点以上なんて本当に難しいですから。