子どもが家で勉強をするためには環境が一番大切だと思っています。
親は塾に通わせれば成績が上がるとか、お金をかかれば勉強ができるようになるとか、勘違いされている人も多いと思いますが、実は一番大切なのは学習環境です。
子どもが勉強したい時に勉強できる環境、休憩したい時に休憩できる環境、相談したい時に相談できる環境、そのような整備が子どもにとって最も大切なことだと感じています。
ただ、親自身も一人の人間であり、仕事や人間関係などで疲れていることもあります。
私自身も、昼間は仕事をしているので、夜に家で過ごす環境はいろいろと楽もしたいし、リフレッシュもしたい。
自分自身も夜の時間を楽しんで過ごしながら、子どもの勉強環境を奪わない方法、それらを模索して毎日過ごしています。
■家では自らテレビを付けません
私が常にやっていることと言えば、家で過ごすときに、基本的にはテレビを付けません。
これは、娘に英語教育をしようと決めた時からやっていることではありますが、自分の好きなテレビ番組を観なくなりました。
今では、スマホがありますから、テレビを付けなくても、何かしら情報を取ることもできますし、娯楽の時間も過ごすことができますから、家では自ら一切テレビを付けません。
スマホで動画などを観ている時もスピーカーで流すことはせずに、イヤホンで聞くようにしています。
これって家の中の雰囲気の問題だと思うんです。
たとえ、子どもが子供部屋で勉強しているから迷惑をかけないと思っていても、リビングでバラエティーが流れていたり、映画などを観ていたりすると、やはり家全体がそのような雰囲気になります。
ワイワイしている雰囲気でいくら勉強に力を注ごうと思っても、なかなかエンジンはかからないと思っています。
もちろん、子ども自身が休憩で映画やアニメなどを観たい場合には、それに合わせて観ることはありますが、私の方からそのような休憩の雰囲気をつくることは一切ないです。
■リビングで勉強できる環境整備
このような話を書くと、必ず子供部屋の話になるのですが、子供部屋を作って、そこに勉強机を置くということもしていません。
基本的には、リビングで勉強できるように、リビングに勉強机を設置しています。
勉強机といっても、子供用の学習デスクではなく、大人用の勉強机という感じで、省スペースのような机を設置しています。
勉強机って、小さくて十分なんですよ。
私の経験上、学習デスクは無駄に広すぎます。
実際に参考書やノートを広げるスペースってそれほど必要ないのに、学習デスクの天板は広いです。
それゆえに、片付けなくなり、参考書や本などが山積みになるのは常ですから。
リビングに本棚も置いているので、参考書や塾のテキストなどはすべてリビングにあります。
本当に使わなくなった本などを子供部屋に移動させるという感じにしています。
静かな環境のリビングにすれば、効率性はかなり良いです。
勉強はできるし、休憩もできるし、ご飯も食べれるし、という感じです。
子どもの学習環境を中心とした雰囲気にしているので、私はダイニングテーブルに座って、スマホを使って過ごしています。
■風呂の時間も固定してます
学習環境に関しては、夜の時間の過ごし方も基本的に子どもに合わせています。
一番合わせているのが、風呂に入る時間でしょうか。
夕食は18時~19時頃に取るようにしていますが、風呂に入る時間は22時過ぎと決まっています。
理由は2つあり、1つは、塾の日に帰ってくる時間がその時間帯になるということです。
ですから、塾のない日も風呂に入る時間は合わせているので、22時過ぎになるということです。
2つ目が、風呂に入ったら集中力が低下すると言っているからです。
これは個々によって個人差があると思いますが、娘の場合は、風呂に入った後は集中力が低下するのと、身体が火照っているいるので眠くなるみたいです。
なので、22時過ぎから風呂に入って、23時過ぎから30分~1時間弱の勉強をして、寝るようにしています。
女子あるあるのドライヤータイムがあるので、それも眠くなる原因なのかもしれません。
今日は、我が家の子どもの勉強に合わせた環境について紹介しました。
せっかくお金をかけて勉強してもらっている以上、家でもしっかりと学習に取り組んで欲しいと思いますし、それに協力するのも親の責任だと思っています。
夜の時間帯は親自身もリフレッシュしたい時間ではあるのですが、今はスマホやタブレットの端末が充実しているので、それを上手に利用して学習環境を整えてあげてほしいと思います。
1年間に、学校の定期テストで5回、塾の模試テストで6回、市内の統一テストで3回ありますから、1年中勉強しているのが今の学生だと思っています。
そういっても、中高生の6年間くらいのことですからね。
そのくらいの期間は子どもに協力しても良いのではないかというのが私の考えです。