なんでも道しるべ

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【子育ての責任】定期テスト前に勉強しない子どもの原因は親が作っている事実

2学期の期末テスト前の学校が増えています。

内申点としては、これで決まる学年もありますから、結構緊張して過ごしている人も多いのではないでしょうか。

中学生は内申点が重要ですし、高校生でも最近は学校型選抜(指定校や公募推薦)を利用する人が増えているので、内申点が重要になってきています。

学校の先生からすると、学校を軽く見られないので推奨なのだと思いますが、親からすると、日々の日常生活から常に緊張しておかないといけないので、ちょっと疲れてきますね。

まあ、これも多様化と言いますか、様々な受験方法で入った学生の方が社会に出てからも面白いのでその側面では良いと思います。

けれども、自分が経験しているから言いますが、将来的に学力や頭脳で勝負しようと思っているなら、推薦制度をメインに考えずに、地頭を鍛える方が絶対良いです。

推薦はあくまで入学までしか面倒をみてくれません。

大学に入学してから後の人生は自分次第というところにあります。

確かに学校で優秀な人は、大学でもうまく立ち回って、真面目な人が多いので、単位をしっかり取っているというデータもありますし、そのような印象もあります。

けれども、単位取得=優秀とは限りません。

仮面の優秀さよりも、学力をしっかりと付けて、それでもって学歴で勝負できるようになった方が、社会人になってからの地頭が変わってきます。

もちろん、コミュニケーション力などや振る舞い力なども重要になりますが、地頭が弱い人は、結局は媚を売る人になりかねません。

学歴に負けない学力をつけることは重要な要素の一つです。

■勉強するかどうかは親次第

推薦や指定校が増えたことで、日々の勉強、特に定期テストが重要になってきました。

親としても、何とか推薦で合格を貰って欲しいと思うと、そのような子育てをしようと心掛けます。

けれども、スタート地点で失敗してはいけないです。

勉強しない子どもで共通している習慣が、自分の部屋に入って、勉強しているのか、遊んでいるのか、分からないという点です。

勉強机にはそれなりに教科書や問題集があるけれど、ページが進んでいるように見えないということも普通にあるエピソードです。

これは、半分は本人の問題でもありますが、半分は親の問題でもあります。

形だけにこだわって、子ども部屋を与え、子どもが自ら勉強するようになると妄想しているから、そんなことになるのです。

ハッキリ言って、子どもは放置していると勉強しないです。

だから、学校があって、塾があって、習い事があって、予備校があるのです。

そして、先生に加えて、チューター制度なども併用しているのは、それが要因です。

優秀な人はほっておいても勉強していると言う人がいますが、それは親子の努力が分かっていません。

急に勉強する子どもなんて、まず居ないです。

1万人に1人くらいはいるかもしれませんが、本当にそれくらいの低確率です。

そのような子でも、幼少期に親からいろいろ教わっているから、中高生の大事な時期に自覚していると考えた方が自然です。

したがって、自分の子どもが問題だと思っている親は、自分の子育てが甘かったと思うしかありません。

子どもの責任ではなく、親の責任です。

■子どもは親にかまって欲しいもの

勉強机なんて、ドラマや漫画であるような、子供部屋に置いていたからといって、自然に勉強することなんてないです。

本当に勉強する子どもって、親に見てほしいからとか、一人だと寂しいからといって、リビングで勉強している子が多いです。

それに親が付き合うのが普通です。

親がゲラゲラとテレビなんか見ている家庭で、子どもが静かに子供部屋で勉強するなんて、あり得ないでしょう。

普通に想像しただけで、無理だと思いませんか。

人間誰だって楽をしたいものです。

他人、さらには家族が楽しんでいるのにも関わらず、子どもが無心に勉強できるわけがないですよね。

そのような家庭は、親に釣られて、子どもも勉強しないで楽をしている家庭です。

そして、そのような家庭ほど、進路を決める時に焦るのです。

時すでに遅しなのに。

■学力アップほど王道な取り組みが必要

優秀な子どもは優秀な親からと言われるように、家庭での過ごし方が全てを決めます。

教育費にお金をかけている家庭は王道な取り組みをしており、それが子どもの学力に直接的に、間接的に寄与していきます。

難しい方法とか、革新的な方法なんて無く、愚直に素直にやるべきことをやっているという感じだと思います。

子どもに優秀になってほしくないと思っている親なんてほぼいないでしょう。

もし、選択できるなら、優秀になってほしいと考える親の方が多いと思います。

けれども、それを成り立たしているのも親であり、親が子どもの育成に大きな寄与をもたらしていることをもっと自覚しないといけないです。