タレントも、ユーチューバーも、結局自分の稼ぎのことしか考えていないよね。
こんなブログを書いて、ちょっぴり稼いでいる自分が言うのもアレですが、画面の向こうにいて、何かしら金を取ろうとしている人は、とりあえず自分達のことを円マークにしか見えていません。
心配しているだの、応援するだの、言葉では何でも言えますが、それはほとんど嘘に近いです。
本当にそのような気持ちがあるのなら、無料でやれば良いし、金を使わせるならもっとこっちの情報を聞いて、適切なアドバイスをしてくれるはず。
情報だけを垂れ流しする人なんて、結局、こちらの事情なんてフル無視で、自分の都合の良いようにポジショントークを振りまいているってことなんです。
なんちゃら星から来た人なんて、新NISAは国の陰謀説と言い、Yahooニュースに取り上げられながら、自身のYouTubeではiDeCoでオルカンとS&P500を買いましたって高らかに宣言しているんですから、ここまで来ると滑稽すぎて笑えてきます。
もしかして、NISAとiDeCoは違うものなんて言わないですよね？
どちらかしか見ていない人は、NISA陰謀論を信じるか、iDeCoの非課税制度利用を信じるか、そんなことが起きる訳ですが、なんでしょう？これこそ、何かの陰謀で動いているんですかね？
まあ、可能性があるとすれば、スポンサーによって、言うことを変えている説です。
陰謀論の方がそう言って欲しい業界からの圧力で言って、YouTubeの方ではiDeCo推奨の業界からの圧力ってことです。
真実は何か分かりませんが、まあ、そんなところのポジショントークなのかなと思っていますけど。
■当たった時だけドヤ顔されても・・・
最近、お金関係のYouTube動画も、同じことの繰り返しなので、かなり飽きてきました。
結局は、収入を増やして、支出を減らして、貯蓄と投資をバランスよくやるだけで、他にすべきことはあまり無いんですよね。
もちろん、細かい話をすれば、アセットアロケーションはどうするのか？とか、リスク許容度はどの程度なのか？とか、家族構成や自分の年齢、自分の収入や老後の生活スタイルなど、考えることはいくらでもありますが、これらって、個別によって変わりますから、万人受けするような動画にはならないんです。
だから同じことを永遠に話し続けるってことになってしまうのだと思います。
同じように、株式投資でも、暴落煽りを続けている人はいますが、そら、いつかは当たるでしょうし、逆にジャストキープバイイングって言っているひとは、株式なんて、下落よりも上昇の方が確率が高いのですから、当たる確率は上がりますよね。
だから、当たった、外れたなんて、時の運ですから、そんなことでマウント取っても仕方ないですし、ドヤられても仕方ないと思っています。
当たった時に、ほらね？言ったでしょ？っていうのが一番ダルいです。
あのですね、投資は自己責任でやっているので、当ったときだけ恩着せがましく言われても、外れた時にはスルーするんですから、ドヤ顔しないで下さいってことなんです。
こんな風に見てしまう自分ですから、ちょっとお金をむさぼり取るような話をされると、結構冷めてしまう自分がいるのです。
■情報弱者にだけはならない
けれど、このような情報も、真っ向から否定する気はありません。
やはり、自分で調べるよりも、相手から情報が垂れ流しされている方が自分はとても助かった部分があります。
今まで知らなかった情報を知ることができますし、メンタルとか、姿勢とか、自分だけでは解決できないことに一方的であってもアドバイス的な話をしてくれるのは良いです。
情報弱者だけにはならない方が良いです。
今は情報化社会であり、それも近年はその格差が激しくなっています。
知っている人が得をして、知らない人は損をする。
一昔前であれば、大金持ちの富裕層しか知り得なかった情報も、今は調べれば一般人でも手に入れられるようになってきました。
それを信じるかどうかは自分次第ですし、それを判断できる知識と頭脳を持ち合わせているのかも自分次第です。
とはいえ、何を信じるかというのもありますが、ちょっと露骨な発信は困りますよね。
それによって損をする人もいますし、それを信じて無駄な労力がかかる人もいます。
それだけは止めてほしいものです。
