3月も間もなく終わりです。
今年、高校受験をした娘も中学を卒業して、4月から正式に高校生になります。
この春休み期間を利用して、すでに数ⅠAの先取り学習を始めていますが、このようなサービスもしっかりとやってくれている塾に付いて行っているだけです。
今回、合格発表から1ヶ月間の娘の体たらくさを見て、自学自習なんて全然無理ということが分かりました。
やはり、いくら進学校に合格できたからといって、自分で自分をコントロールすることは相当難易度が高いようです。
世の中にはそれも十分できる人がいると思いますが、娘は無理ですね。
それが良く分かったので、高校でも継続的に刺激を与えてくれる塾に通い、たっぷりと宿題を出してもらって、成績を引き上げてもらうことにしたいと思います。
良い塾であれば、少し遠かろうが、少し高かろうが、そんなことは気にしなくても良いと思っています。
大切なのは合格実績であり、受験業界では合格実績より自分がいかに努力するかだと言われますが、私はそうは思っていません。
合格実績が良い塾はそれなりの仕組みとノウハウがあるのです。
そこに在籍している生徒は分からないで、言われた通りに勉強しているだけだと思いますが、それで自動的に学力が上がっているのだと思います。
だから、私は、勝ち馬に乗るべきだと思っています。
合格実績がよい塾はそれなりに何が良い点があるという証拠です。
■兼塾なんて普通にやっていること
結局のところ、合格実績なんて、表面の情報なんですよね。
その意味するところは、教育に力を入れている家庭は、兼塾なんて何とも思わないです。
私も、娘の中学時代は、週4~5日の塾に通わせながらも、オンライン家庭教師とオンライン英会話をやっていました。
本当に、毎日何かあるように詰め込んでいました。
何もない日でも宿題があるので、何か課題があるような状況にしていたのです。
けれども、それって、親が与えているわけではなく、塾が宿題や課題を与えてくれているのです。
親は良い塾や良い場所を選定し、お金を出すだけ。
あとは、その塾が、合格実績が欲しいので、一生懸命教えてくれますし、サポートもしてくれます。
本人は合格したいだけ。
だから、三者ともに良い状況に持って行っているのです。
親はお金を出すことで、管理もしなくて良いし、あとは合格通知が手元に来るのを待つだけです。
もちろん、時には、家庭学習の状況で怒ることもあれば、諭すこともありますが、それでも、やり方によっては、子ども自らが机に向かうようにできます。
親と塾の先生で、うまくモチベーションを上げれば、子どもは勉強するようになるんですよね。
なので、環境作りというのは大切です。
お金は必要ですが、合格実績の高い塾に通うことは良い面が必ずあるはずですし、加えて、家庭での勉強環境を整えてあげれば、あとは本人が勉強机に向かうだけなのです。
下手にケチってお金を出し渋ったり、時間と労力をケチったり、それは勝ち馬に乗ることはできません。
親としての財力と労力は惜しまない方が良いです。
中途半端にお金と労力をかけて、結果が伴わない方が無駄ですからね。
■少し高かろうが、少し遠かろうが、関係ない
高校受験でも、勝ち馬に乗らない家庭が多いことに驚きました。
ちょっと遠いだけなのに、合格実績の高い塾に通わない、どうせ大学受験で狙う大学なのに付属校を受験しない、私には何でなのか理解できないことが多かったです。
けれども、逆に上手だなと思う家庭もありました。
それは、娘が通っている塾に、日曜日の特訓授業だけ通うという生徒です。
おそらく、他の塾をメインにやっているのだと思いますが、時間の都合が付きやすい日曜日だけ通塾しようと思ったのか、もしくは、合格実績の高い塾の同じ授業とテキストを手に入れたかったのか、理由までは分かりませんが、それは上手な勉強方法だなと感心したことがあります。
受験はある意味、普通に戦っていたら負けます。
なぜなら、このように上手に過ごしている人がいるからです。
内職もそうですし、意図的な欠席もそうですし、家庭学習時間の捻出も同じです。
中学生であれば、義務教育なので、いくら休んでも卒業はできます。
したたかな人が勝つのが受験だと思っていますから、まともに対応していたら、基本的に戦略の上手な人に負けてしまいます。
もちろん、そのような戦略を立てなくても合格をつかみ取るような地頭の良い生徒もいることは確かです。
そのような人から順に合格をさらっていくので、地頭が良くない、努力家の子どもであれば、きちんと親が環境と戦略を立ててあげることが大切です。
3月も終盤で、4月に入ると、高校受験のことは過去のことになり、次は大学受験に向けた準備に全力投入します。
高校受験のことも書いていきたいのですが、旬な情報では無くなってくるので、一般的な戦略を含めて、そのような話がある時には、高校受験のことも絡めていきたいと思います。
大切なことは勝ち馬に乗ることです。