なんでも道しるべ

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【応用や発展問題でレベルアップ】基礎基本の定着後にさらに応用問題をチャレンジしたい時の問題集

知識を定着させるには基礎基本の徹底は重要です。

基本的な問題集を何度も回して、解けるようにしておくというのは、定期テスト対策では一番大切なことになります。

ただ、塾の模試テストなどでは、このような基礎基本の問題集では対応できないのも事実で、これらが解けるようになっていても点数が取れないということが起きます。

そのような場合にどうしたら良いのかを考えていたのですが、最近、非常に良さそうな問題集を発見しました。

当初は塾の模試テスト対策で購入したのですが、直近の学校の定期テストでも活用できたので、その本について紹介したいと思います。

ただ、やはり基礎基本の繰り返しが大切です。

これから紹介する本に関しては、あくまでも補助的な問題集という位置づけです。

■応用や発展に最高水準問題集

学校や塾の授業で使用するテキストは基礎基本の内容であることは当たり前です。

初めて学習することですから、難しい内容だと理解できないので、初学者に易しい内容になっています。

学校の定期テストであれば、それでも対応は十分可能ですが、塾の模試テストになるとちょっと話が変わってきます。

基礎基本、標準、応用、発展という並びで考えると、学校の定期テストは基礎基本が中心で、その中で標準や応用の問題が出題されるのに対し、塾の模試テストは標準問題が中心で、応用や発展問題が含まれてきます。

したがって、基礎基本の問題集だけを何度も回して完璧にしたところで、模試テスト本番での初見問題では手も足も出ないということは起きるのです。

あくまで基礎基本を中心に勉強することは大切なので、模試テストの勉強でもそれで良いのですが、高得点を取ろうと思うと、それだけでは不十分です。

応用や発展の問題がどのような感じで出題されるのかを知っておくというのが重要で、一度解いたことある問題と全くの初見では雲泥の差となります。

そこで、標準から応用、発展へとつながる問題集を探していたのですが、ようやく良さそうなものを発見し手に入れました。

それが、「最高水準問題集」(文英堂)です。

(画像をクリックするとアマゾンのページに移動します)

いかにも難しそうな問題集ですが、内容を見ると、本当に難しそうな問題ばかりでした。

応用や発展問題が解けそうな中学生には、本当に良い問題集だと感じます。

■理科の計算問題に自信をつけるために使ってみた

最高水準問題集は、標準から発展をターゲットにしており、基礎基本の問題集ではありません。

ですから、基礎基本の定着は他の問題集で行う必要があります。

あくまで、補助的な問題集のイメージです。

内容としては、標準問題と最高水準問題の2種類が分かれて載っています。

標準問題は、その単元でいうと基礎基本が分かっている人がさらに定着させるためのもので、最高水準問題は、入試問題から抜粋した問題になっています。

標準問題でも、一般的な教科書準拠の問題集に比べると、応用的な内容になっているので、基礎基本が未完成な場合は、まずは基礎基本の徹底が大切です。

最初は、数学の発展的な問題を勉強させたく、探していたのですが、探っていると、理科も非常に良さそうだったので、理科も購入してみました。

その理由は、娘が、理科の学校の定期テストで、計算問題などに自信が持てないということがあったからです。

最高水準問題は入試問題なので解くのは難しいけれど、標準問題であれば基礎基本が身に付いていれば解くことができます。

これが解けると、定期テストレベルであれば十分に戦えるので、自信がつくという面では非常に心強いです。

■塾の模試テストに向けて数学を強化

最高水準問題となると、入試問題からの抜粋か、入試問題を少し改変した問題になっているので、かなりレベルが高いです。

これらの問題が解けるようになっていると、その単元はほぼ大丈夫ということになるでしょうか。

抜粋されている入試問題もそこそこ偏差値の高い学校から選んできているみたいなので、レベルを上げたい人にとってはかなり良いと思います。

さらに、ハイレベルな問題を解いてみたいという人には、「最高水準特進問題集」というものもあるようです。

さすがにこのレベルは無理だろうと思って、本の中身まではチェックしていませんが、ネット情報だとかなりのハイレベルみたいです。

まあ、日本で屈指の超難関校を受験する場合は必要なのかのしれませんけどね。

今回、定期テストの理科対策で使ってみましたが、基礎基本がきちんと定着していれば、かなり使い勝手の良い問題集だと感じます。

中間テストが終われば、期末テストまで少し時間がありますから、その間にこの問題集の数学に取り組んでおきたいと考えています。

数学は苦手だとハンディキャップが大きく、得意だとアドバンテージも大きい教科です。

得意まではいかなくても、優秀な学生に後れを取らないようにするためには、少し力を入れる必要がある問題集を家で解いておくというのは、重要なことではないかと考えています。