中2に娘が4月に受験した英検準1級の結果が返ってきました。
結果としては残念ながら不合格だったのですが、次回に向けて、ちょっと戦略を考えています。
S-CBTで受験しているので、1日で一次と二次を全て受験します。
一気に4技能を測ってもらえるので楽と言えば楽なのですが、二次対策までしなければならないのが大変ではあります。
けれども、英語といえば4技能ですから、S-CBT試験のおかげて、スピーキングを含めた対策によって英語能力が向上できるとも言えます。
前回の方が結果は良かったのですが、前回との比較によって、やるべきことと言うか、何に注力して合格を目指すかというのを少し明確にしてみようと思います。
2級に合格したのが小5ですから、丸2年が経過しています。
そろそろ合格まで届かせてあげたいんですけどね。
■前回と今回の正答数の比較
まずは今回の結果を示します。
本来はスコアの方が正しいのですが、対策の判断が分かりにくくなるので、正答数で考えています。
問題の難易度によって正答数が変わるので、スコアを使う方が能力判断は正しいのですが、スコアを見ても、何に注力して勉強すれば良いかが分かりにくいです。
正解を増やすことが第一ですから、正答数で見るといろいろ分かってきます。
まずは今回の結果を示します。
- リーディング 10/41
- リスニング 16/29
- ライティング 11/16
- スピーキング 23/38
そして、前回の結果です。
- リーディング 13/41
- リスニング 16/29
- ライティング 13/16
- スピーキング 21/38
一次試験のリーディングとリスニングとライティングについて考えます。
この結果を見ると、リーディングが3点落ちているのですが、これはもう勘が外れただけなんですよね。
1/4程度しか正解していないので、そもそも準1級のリーディングは無理と判断した方が良いのかもしれないなと思っています。
となると、リスニングとライティングで合格点まで行きたいと思う訳です。
ライティングが今回2点下がっていますが、これは仕方ないです。
ライティングはその問題によって、質問の解釈できるかどうかが変わってくるので、今回は内容と構成がそれぞれ1点ずつ下げられたので、質問の意図とずれた回答になっていたのだと推測できます。
逆にライティングはまだ上げられる要素がありそうに思えますが、単語と文法の知識が無いので、内容と構成で4点を狙うしかありません。
オール3で1つ4点であれば御の字だと思います。
■リスニングのパート3が取れたので残りはパート2
戦略とするとどうするか、それは、やはりリスニングで点を稼ぐということです。
前回と今回の両方が16点だったのですが、まだまだ上げられる余地があります。
同じ16点でも中身が異なるので、この結果には収穫がありました。
前回は、パート1が9/12で、パート3が2/5だったのに対し、今回は、パート1が7/12で、パート3が4/5だったのです。
パート1が7点だったのはちょっと想定外で、過去問をやっていても正解数が上がっていたので、10点くらいはいけるかもと思っていました。
パート3はリアルライフなのですが、これが少し難しくて、娘も苦労していたのですが、これが4/5まで上がりました。
パート2と3で点を稼ぐことができれば、合格が見えてくるので、パート3の正答数が上がっているのは練習の成果が出ています。
パート2の方は専門用語が多くて非常に難しいので、これをもっと練習して10点くらいまで上げることができれば、かなりスコアが上がってくると思っています。
いまは正答率が55%程度なので、これを80%程度まで上げられるかどうかかなと思うので、やはりリスニング中心に対策すべき気がします。
■スピーキング対策はこれまでどおりオンライン英会話で
二次試験のスピーキングに関しては、正答数が2点上がりました。
あと1点上がれば、合格スコアに届くところまで来ています。
二次試験対策は、オンライン英会話を使って練習を繰り返してきましたので、かなり実力がついてきたと思っています。
あと一歩なので、一次を合格できれば、二次試験突破も見えてきました。
というのは、アティチュードが1点になっています。
正直、S-CBT試験の場合、録音なので、アティチュードがどのように採点されているのかが分かりません。
私の見立てでは、アティチュードで合否を調整されているような気がしてなりません。
おそらく、一次試験のスコアが見れるので、一次が不合格であるから、二次試験も不合格にしたのではないかと思っています。
一次が合格になれば、おそらく、この正答数であれば、アティチュードで2点か3点をもらって、合格スコアに上げてもらえると思っています。
もう一つの方法としては、S-CBT試験で一次免除を取ってしまえば、従来型で面接を受けに行くことも可能です。
そうすると、アティチュードを上げてもらいやすくなりますから、S-CBTで一次免除を狙うのも有りかと思っています。
次回に向けて、戦略としては、リーディングは捨てて、リスニング中心に対策を取り23/29を目指します。
特にパート2が重要で、これを中心に練習して、リスニングで点数を稼ぐ作戦です。
ライティングも練習をして、以前は13点取れていたので、13/16以上を狙います。
二次試験はこれまでどおりのオンライン英会話で行けそうです。