中1の娘が3学期の学年末テストで5教科合計489点という結果を出しました。
先日、その話をしていると、どんな勉強しているの?とシンプルに質問を受けました。
私の回答は、「やるべきことをリスト化して、それをこなすだけ」と言ったのですが、あまりピンときてなさそうでした。
勉強するのは本人であるのは間違いなく、やるかやらないかは本人次第ですが、それをサポートするのが親の役割なのです。
私のサポートはテスト勉強リストを作ることだと思っています。
本来は、本人がそれも作るべきなのだと思いますが、意外と大学受験に向けて勉強している高校生でさえもリストを作ることが出来ない人が多いのが現状です。
だから、学習管理塾という業態が最近流行っているってことだと思っています。
中学生の定期テスト程度のレベルであれば、親でも十分にサポートできます。
今回、学年末テストで勉強した内容について、完全公開してみようかと思います。
本当は副教科も含めた9教科ありますが、まずは5教科だけで十分だと思いますので。
■定期テスト対策のリストを公開します
学校の定期テストの勉強はめちゃくちゃシンプルです。
問題集をやりまくるだけ。
でも、これだけだと、90点には到達できても、95点以上には難しいです。
最後の詰めは学校のプリント類や教科書の見直しになります。
けれども、まずやらないといけないのが問題集を解きまくること。
これが出来ていないと、テストで点数は取れないです。
各学校でテスト内容が異なるので役に立つか分かりませんが、一例の参考として、勉強内容を挙げていきたいと思います。
軽微な差はあったとしても、基本のテスト勉強内容は変わらないと思っています。
それでは、いつもテスト勉強している内容の一覧です。
【英語】学校の問題集/塾の問題集/教科書準拠問題集/過去問/教科書英文暗記/単語/スタサプ問題
【数学】学校の問題集/塾の問題集①②/教科書準拠問題集/過去問/学校プリント/塾プリント/教科書の章末問題/スタサプ問題
【国語】塾の問題集/教科書準拠問題集/過去問/漢字ドリル/授業プリント/題名と筆者/文法問題/ノートや配布プリントの見直し/スタサプ問題
【理科】学校の問題集/塾の問題集①②/教科書準拠問題集/過去問/授業プリント/スタサプ問題
【社会】学校の問題集/塾の問題集①②/教科書準拠問題集/過去問/授業プリント/スタサプ問題
このリストに書いていませんが、それ以外にもテストの重点項目も追加で対策しています。
それは、教科担任の先生が、テスト範囲や授業などでコメントしている部分です。
一覧の見た目で分かると思いますが、問題集は学校と塾と市販で3冊~4冊は使います。
これらの問題集の間違った問題は正解するまで3回解きます。
まずは、問題集をやることが第一だと思っています。
3回解くというのが基本中の基本で、これをおろそかにすると、結局は間違った問題は正解できないままテスト本番に望むことになります。
答えを見て、解説を読んで、分かったつもりになっても、実際にゼロから解けなければ理解できたことになりません。
それらの対策がきっちり出来ているかが勝負です。
■問題集3周が基本で他は補充
過去問に関しては、塾から配布されますが、昨年と問題作成の先生が異なりますし、テスト範囲も異なりますので、必ずしも役に立つとは限りません。
ただ、定期テストの問題はこんな感じに出るのか?というあたりをつけるのには役立ちます。
最後、授業プリントやノートなどを前日に見直すことで、確実に点数につなげます。
先生は、自分自身が授業で説明したところを中心にテストを作成します。
問題集より優先する必要はないですが、問題集を3周やり切ったあとは、授業プリントやノートを見直すと、さらに知識が深まります。
スタサプの問題はおまけです。
先取りのためにスタサプに加入しているので、せっかくなので問題を解いています。
スタサプの利点はスマホで問題が解けることです。
したがって、ご飯中などに、片手で問題が解けるので、娘は朝ごはん中にいつも解いています。
■親のサポートが必須
学校の定期テストで点数が取れない人は、ここまでの勉強をやっていないと推測できます。
おそらく、中学生本人がこのようなリストを最初から作成するのは困難だと思っています。
これらのサポートは、最初は親が行う必要があるのではないかと考えています。
大学受験を控えた高校生でもなかなか勉強リストを作成するのは難しいようで、学習管理塾がそのようなサポートをしているケースがあります。
中学生レベルでは管理塾に通うほどではないですから、親が代わりにサポートすれば十分に対応できます。
塾と本人に任せっきりで、ほったらかしの状態では、子どもの成績が上がってこないでしょうね。
中には、自分自身でしっかりとリストやスケジュールを立てられる子もいるとおもいますが、ほんの一握りだと思います。
5教科で90点以上、5教科オール5を狙うのであれば、このようなサポートは必須事項です。