なんでも道しるべ

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【古くからの指数では高リターン】今年3月に誕生したNASDAQ100の低コストファンドがいい感じ!

新NISAに向けて、ポートフォリオのベースとしている4つの商品について、取り上げています。

新NISAの開始まで2ヶ月に迫ってきて、資産形成や投資が大好きな層は盛り上がってきました。

販売会社各社も新NISAに向けて信託報酬の安い商品を打ち出してきています。

証券会社もポイント還元などのサービスを見直すなどでして、顧客獲得や顧客流出の争奪戦を繰り広げています。

受益者の我々としては、良い商品を良い証券会社でやるってことが重要で、新NISAは基本的に非課税期間が無期限なので、長期で持つ商品を買い付けることが大切です。

私が2024年から積立を行おうと考えているのは、下記のとおり。

  1. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  2. ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
  3. iFreeNEXT FANG+インデックス
  4. SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド

これまでの記事では、4.SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドと、3.iFreeNEXT FANG+インデックスを取り上げました。

これら二つは、面白いファンドの位置づけで考えています

米国増配株式のVIGは10年連続増配という目の付けどころが面白いですし、FANG+は今の米国株を牽引しているハイテク10銘柄に集中投資できるという面白さがあります。

本日は、これら4つの商品のなかで、特に期待をしている2.ニッセイNASDAQ100インデックスファンドについて取り上げます。

■NASDAQ100指数の投資信託が低コストで爆誕

米国のインデックス指数として有名な3つは、NYダウ、S&P500、NASDAQ100だと思います。

その中にNASDAQ100指数が入っている訳ですが、一般的なニュースで取り上げられるNASDAQ総合指数とはちょっと違います。

ニュースのNASDAQ総合指数に投資できる商品がないので、そのNASDAQ市場に上場している銘柄から上位100銘柄を厳選したのがNASDAQ100となります。

NASDAQ市場は新興市場ですからね、上位100銘柄に絞らないと、下位層の銘柄はあまりにもリスクが高過ぎるという考えなのだと思います。

過去の歴史からいうと、リターンの高さはNASDAQ100が断トツに高いです。

NYダウとS&P500はあまりリターンもリスクも変わりませんので、シャープレシオもよく似たものなのですが、NASDAQ100はリターンも高くてボラティリティも高いという感じです。

将来においてもリターンはそこそこ期待できると思いますが、一旦、大きな調整に入ってしまうと、g楽幅も大きいですが、元に戻るのにも相当時間を要するので、それに耐えられる人でないと厳しいかもしれません。

NASDAQ100への投資は、少し前までは米国ETFのQQQ一択だったのですが、最近になり、投資信託で信託報酬の安いファンドが出てきたので、私としてはかなり嬉しいです。

米国ETFも手数料としては魅力的なのですが、金額買付ができるのと、ドルコスト平均法が使いやすいことを考えると、やはりETFより投資信託の方が好きです。

なので、低信託報酬のNASDAQ100指数連動インデックスファンドが出てきたときには、「これしかない!」と思ったくらいです。

そのくらい、NASDAQ100には期待しています。

■マグニフィセント7が牽引中

低信託報酬のNASDAQ100指数インデックスは、ニッセイアセットマネジメントから2023年3月31日の年度末に設定されました。

かなり翌年の新NISAのことを意識しているなという設定日だったのですが、これが出てから、私自身、今やっている一般NISAの積立もニッセイNASDAQ100を追加したくらいですからね。

そのくらい、この低信託報酬のファンドには注目しています。

NASDAQ100の上位銘柄は何があるのかという話ですが、本当に超有名なところばかりで、いわゆるGAFAMと最近注目のエヌビディアとテス輪を加えたマグニフィセント7となります。

下記に上位10銘柄とカッコ書きで比率をまとめています。

  1. アップル(10.8%)
  2. マイクロソフト(9.4%)
  3. アマゾン(5.3%)
  4. エヌビディア(4.3%)
  5. メタプラットフォーム(3.8%)
  6. アルファベット(3.2%)
  7. テスラ(3.2%)
  8. アルファベット(3.1%)
  9. ブロードコム(3.0%)
  10. コストコ(2.2%)

これらが上位なので、ボラティリティが高くなってしまうのは仕方ないです。

逆に、リターンはかなり見込まれますから、リスクが高くても持てるわけです。

数年後には別の会社が上位銘柄になっているかもしれませんが、それはインデックスファンドの良いところで、別の銘柄が大きくなった場合には時価総額加重平均できちんと指数化されますからね。

最後に、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの手数料関係についてです。

信託報酬は0.2035%です。

ノーロードなので買付手数料はなく、信託財産留保額もありません。

SBI証券で買い付けると、投信マイレージサービスで0.05%がポイント還元されますから、実質の信託報酬は0.01535%になります。

1年経過すると、運用報告書から実質コストが分かりますが、このファンドは2024年3月で最初の1年なので、来年の春ぐらいにならないと実質コストは判明しないです。

とはいえ、ニッセイシリーズは他のファンドでも信託報酬0.1%程度に対して、実質コストが0.14%までに収まっていますから、おそらくこのファンドも0.04%程度が隠れコストになると予想しています。

なので、実質コストは0.25%くらいになるかなと思っています。

まあ、実際は蓋を開けてみないと分からないですけどね。

コストは十分に低コストになっていると思いますので、あとは、このファンドに期待するリターンを享受できれば言うことはありません。