なんでも道しるべ

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【まだまだ悩む(笑)】新NISAの積立投資ポートフォリオにVIGを追加しました!

どんだけ悩むねん!って話なんですが、新NISAの積立設定商品を迷っています。

まあ、あと2ヶ月半あるので、それまでは十分に熟考すれば良いのですが、昨日の記事でも書きましたが、新NISAが始めるまでに信託報酬値下げ合戦が再発しそうな勢いです。

投資する側にとっては大歓迎なことではあるので、どんどんやって!って感じではありますが、注意点は乗り遅れないことですね。

情報は出ていますが、自ら取りにいかないと情報弱者になってしまいます。

半年経ったら情報は古くなるので、常にアンテナを張って新NISAの準備をしていきましょう。

今回、積立投資のポートフォリオなんですが、これまでS&P500を中心に考えていたのですが、あまりにもS&P500の比率が大きいので悩んでいました。

S&P500よりも魅力的な商品が無かったのが原因なのですが、その中でもニッセイのNASDAQ100は魅力的だったので、毎日5,000円の積立をしようと思っています。

それ以外はS&P500指数の商品にしようと思っていたのですが、ここで再度考えた結果、米国増配株式のETFに投資するファンドが魅力的に感じましたので、これに投資しようかなと思っています。

■VIGってなんやねん!って話

米国増配株式ファンドって、高配当ファンドなのかな?って勘違いする名称なのですが、実はそうでは無いです。

米国ではVIGというティッカーのETFで売買されているのですが、Vが付くので有名なバンガード社の商品です。

増配株式と言いながら、高配当ではないのが、配当利回りは2%を切っています。

その理由は、配当利回りの上位25%は除外しているからです。

おそらく、明らかに配当の高い銘柄は企業の健全性ってところに疑問があるからだと思います。

配当だけではなく、きちんと連続増配でありながら、それも無理な高配当でないところがポイントです。

中途半端という評価をする人もいますが、S&P500と高配当ETFのVYMの間という感じです。

実際、上位銘柄のトップ2にはアップルとマイクロソフトが入っています。

それ以外のGAFAは連続増配では無いので入っていません。

しかしながら、それなりに有名なS&P500銘柄が入っているので、キャピタルは確保しつつも、安定しているファンドって感じです。

このファンド何が良いかというと、下落時のマイナスが抑えられるってところなんです。

リーマンショックの2008年の時には、S&P500はドルベースで30%近く下落していますが、その時に10ポイントほどマイナスを抑えられているのがVIGの良い点です。

これをポートフォリオに混ぜることで、トータルのリスクが抑えられるということです。

もちろんS&P50もリターンが高いってことで良いのですが、このファンドを混ぜることで、マイルドにしようかと思いました。

というのは、個人的な理由になりますが、新NISAになってからは、できるだけ最速に近い形で枠を埋めようと考えています。

その場合、S&P500だけだとどうしてもリスクが高くなってしまって、暴落に対する耐性が低いと思っています。

それに対して、何かで防御しなければならないと思っています。

最も良い方法は、債券で防御する方法なのですが、米国債券だと為替の影響でマイナスになる可能性もありますし、リターンに対する機会損失を考えると、債券ではなく、株式でリスクヘッジをしようと考えています。

そこで考えたのが米国増配株式(VIG)ということです。

■積立ポートフォリオを修正した結果

ちょうど、2023年の6月にSBIアセットから新商品が出ており、それがSBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドです。

簡単に概要をまとめました。

【ファンド】SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド
【運用会社】SBIアセットマネジメント
【設定日】2023年6月8日
【販売会社】SBI証券
【信託期間】無期限
【手数料】ノーロード、信託財産留保額なし
【信託報酬】0.1238%(SBIアセット0.0638%+バンガードETF手数料0.06%)
【ベンチマーク】S&P米国ディビデンド・グロワーズ・インデックス
【運用】配当込み、円換算ベース

一つ気になる点は、バンガードのETFを買い付けるので、手数料は二重にかかっている点なのですが、これが嫌なら直接ETFを買う方が手数料は安くなります。

けれども、米国ETFを買うと、分配金が出ますし、税金も取られるので、再投資が面倒というのを考えると、ファンドの方がありがたい部分があります。

追加の信託報酬0.0638%と実質コストの経費がかかりますが、そこは金額買付と自動再投資ができることで、許せる範囲だと思っています。

これで新NISAの積立投資のポートフォリオはどうなったかというと、下記のように変更になりました。

青の毎日2,000円の部分が今回のVIGの商品になります。

まだまだS&P500の比率が高いですが、これにも訳があって、つみたて枠で毎日4,000円でS&P500ファンドを買うのですが、成長投資枠で毎月5万円のクレカ積立を入れています。

これは、毎日積立と毎月積立のリターンを比べたいという私の単純な興味からです。

あとは、NASDAQ100もS&P500と同じ金額で毎日積立したいと思っているので、必然的に毎日2,000円の枠に充てることになりました。

まだ2.5ヵ月あるので、もう少し悩んで、また修正が入るかもしれませんが、現時点ではこれで行こうかなと考えています。