なんでも道しるべ

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【大注目2244の投資信託版】FANG+投資派が悩むことになるNASDAQ20が3月13日に爆誕!

遂に待ちに待った投資信託が誕生するようです。

その名も、「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」というファンドです。

なんだそれ?って思う人もいるかと思いますが、いわゆるETF2244の投資信託バージョンとなります。

最近、米国株個人投資家の中では話題になっていた2244ですが、投資信託が無いということで、定額積立を基本とする人にとってはその点が難点でした。

私自身も新NISAは定額積立を基本としているというか、定額積立しかやっていないので、ETFや個別株を新NISAで買おうという発想がありません。

それが今回、2244の投信が設定されるということで、テック株大好きな層はかなり盛り上がっています。

なぜ盛り上がっているのか?

その辺りを踏まえて書いていこうと思います。

■FANG+ vs NASDAQ20

新NISAの投資対象商品のコアは、間違いなくオルカンかS&P500だと思います。

それは揺るぎない事実ですし、私も投資初心者に勧めるのであれば、これらのどちらかを勧めます。

とはいえ、それらの積立投資を進めて、日々の値動きを見ていると、おそらく、オルカンやS&P500だけで本当に良いのか?って思えるはずです。

それが、結局、米国ビックテック企業が株価を牽引しているのが肌で感じてくるからです。

S&P500からハイテク企業寄りになった場合、一番有名な指数がNASDAQ100となります。

インデックス指数派であれば、NASDAQ100でも十分ではあるのですが、そこからさらに株価上昇の恩恵を受けたい場合、NASDAQ100だけでは物足りなく、個別株へと移行しようとも考えるのですが、やはりファンド好きとしては、個別株よりもインデックスファンドが買いたくなります。

そのような時に注目されていたのが、FANG+です。

最近では新NISA積立金額で4位にまで伸びってきたFANG+インデックスファンドですが、私もこれを積み立てしていますが、やはり今の上昇相場であれば、ビックテックは強いです。

中小型株に比べると、大型ハイテク企業の方が利益は出ています。

とはいえ、2022年のように利上げ局面での弱さはありますので、ハイリスクハイリターンになることは間違いないと思います。

このFANG+に匹敵しそうな指数が、今回の商品のベンチマークになっているテック株のトップ20というわけですね。

どちらかというと、FANG+よりも分かりやすく、NASDAQのトップ20ですから、NASDAQ20と言っても良いと思います。

それが今回の商品の指数になります。

■新NISAの成長投資枠対象で悩むことになる

今回商品化してくれるのが、あの有名な大和アセットマネジメントになります。

最近注目のFANG+指数の商品化をしている大和アセットが、今回、NASDAQ20に関しても投資信託の商品化をするということで、米国株投資家、さらにテック株派の人達にかなり注目されている商品ってことです。

新商品に関して、今出ている詳細は下記のとおりです。

  • 商品名:一歩先いくUSテック・トップ20インデックス
  • ベンチマーク:FactSet US Tech Top20指数
  • 新NISA:成長投資枠対象
  • 設定日:2024年3月13日

このような感じで、新NISAの対象商品になりますし、3月中旬から買付開始できるということで、これはそれまでの半月はかなり注目されると思います。

一応、信託期間は2050年3月10日までとなっており、償還されるリスクはあるのですが、それでも運用は26年間取ってくれていますし、さらに、純資産総額が増えて人気がありそうだと判断されたら無期限ってなる可能性も十分あると思います。

さて、私はどうするのか?って話なのですが、私は現状、新NISAはFANG+インデックスで全ツッパしている状態です。

そこの成長投資枠にこのNASDAQ20インデックスを入れるかって話になるのですが、これは正直かなり悩んでいます。

いま、私は2244をETFで逐次的に購入しており、パフォーマンスを見る限り悪くなさそうですし、実際、運用ポートフォリオもNASDAQ20の時価総額加重平均なので、指数としては申し分ないと思います。

これとFANG+指数のどちらが良いか?って話に収束するのですが、これが私自身の分析では良く分かりません。

というか、まだ2244が新し過ぎてあまりチャートがないというもあり、FANG+と比較しても、確かにFANG+より上回っているけれど、これは長期投資してみないと分からないなという感じです。

なので、NASDAQ20インデックスが良いという分析データがあれば、成長投資枠の積立商品に組み込んでいこうかと考えているところです。

面白い投信が誕生しますね。

これまでFANG+はETFが設定されていなかったので、投信はFANG+、ETFは2244という分類で投資をやっていましたが、これにより2244の投信が出ることになると、また一気にFANG+との競争が激化しそうな気がしています。

FANG+って面白いのですが、やはり一般的には均等割になっていること、銘柄が10しか入っていないことがデメリットとして上げられ、それらはNASDAQ20インデックスだと解消されることになります。

ある程度は分散したい人で、時価総額加重平均が好きな人は、NASDAQ20を積み立てる人が増えるかもしれませんね。

私自身、これは良いなと思っている商品で、買わなかった場合、もし上昇していったら悔しい想いをすることになるので、それだと積立設定した方が良いかなと思っています。

まあ、FANG+とNASDAQ20はあまり変わらないので、そんなにリスクヘッジにもならないですけどね。

限られたごく一部の人にヒットする商品であることは間違いないです。(笑)