なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

【2024年から新NISA】非課税枠が莫大に大きくなり、枠が減らない新NISAが爆誕する!

久々に資産運用に関して書きたいと思います。

資産運用の方法は、今は様々な手法がありますが、2024年から大きく変わる制度があります。

それが、NISAです。

NISAはこれまで、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAがありましたが、2024年にはこれら3つのNISAは全て変わります。

まず、ジュニアNISAは廃止となります。

ジュニアNISAは18歳未満の子どもに対して、親が運用する形式のNISAでしたが、全く広がりが無く、利用している人もほとんどいないということで、廃止となりました。

ジュニアNISAの一番のデメリットは、18歳になるまで引き出せないということです。

iDeCoと同じような条件がかかっており、これが利用者を増やせない要因だと思います

一般NISAとつみたてNISAは、そこそこ利用者はいたと思いますが、そもそも2つもあることが複雑に思えるから、敬遠される要因です。

政府としてはどうしても国民に資産運用をして欲しいという年金問題がありますから、運用益非課税のNISAを広めようと試行錯誤しています。

そこで出てきたのは新NISAです。

新NISAは単純明快にしているのかと言われると微妙なので、またしても利用者増は見込めないかもしれません。

さらに、これまでNISAで運用している人にとっては、新しい枠になるので、かなり戸惑う人も多いと思います。

それでもNISAの利用者を増やしたいというのは、本当に年金が危ないんでしょうね。

詳しい新NISAの説明は省きますが、利用者サイドの私としてはしっかりと戦略を考えておく必要があると思っています。

■1人1,800万円の運用益非課税枠の爆誕

これまでのNISAとの大きな違いは、一般NISAが600万円、つみたてNISAが800万円だったのに対し、新NISAはなんと1,800万円まで非課税枠になるということです。

1,800万円ですからね、すごい金額です。

そして、その枠ですが、これまでのNISAの場合は売却したら枠は消えてしまうのですが、今回の新NISAは枠が復活します、というか、枠が1,800万円でずっとあるということです。

いつ購入しようも自由ですし、売却も自由です。

最大が1,8000万円という非課税枠が全員に与えられます。

一応、1年目に全ての枠が使える訳ではなく、1年間の最大利用枠は360万円です。

ですから、マックスで360万の利用をすれば、5年で1,800万円になるという計算ですね。

■お金に稼いでもらうのは必要不可欠

投資で資産運用している私からすると、この制度改定は凄い話です。

いまとなっては、ある程度、購入する製品は決まっていますが、これまでも買っては枠が無くなるけど泣く泣く売却していたものも多くあります。

ですから、これから投資を初めてやる人であっても、とりあえず間違っても良いから出来るということです。

なんせ、間違っても、売却して、もう一度買えば良いんですからね。

いま、我々が考えるべきことは、いくら投資に回せるかということです。

貯金で資産を貯めることも決して悪いことはでないですが、少しでも運用して、お金に稼いでもらうという仕組みを作ることも大切です。

インフレになりつつある日本で、給与が思うように上がらない現実で、資産を増やしていこうと思うなら資産運用は必要なツールとなってきます。

運用ができない人は、インフレと円安になった日本で非常に暮らしにくい状況になるのは避けられません。

文句をいっても何も解決しないですから、外国では一般的にやっている資産運用をやらなければならないわけです。

■リスク許容度と信じるものは各人で異なる

あと半年ちょっとで新NISAがスタートしますが、私がいまやっていることは、毎日いくら購入して、毎月いくら購入することになって、年間の投資額とそれを続けたら何年で1,800万円になるのかのシミュレーションをしています。

もちろん、自分の枠だけではなく、子どもが18歳になれば新NISA枠が与えられますから、それも利用することが必要だと思っています。

同時に、相続税対策も考えています。

資産運用をしても、相続までをしっかりと頭に入れておかないと、結局は税金によって何をやっているか分からなくなります。

本当に、本末転倒的な話がゴロゴロ転がっているのです。

ですから、年間110万円の贈与税対策を利用して、子どもへの相続税対策も必要かと考えています。

その上で、18歳になると与えられる新NISA枠で、長期積立投資をしていくことで、子どもへは運用後の資産を相続できるようになります。

運用による資産形成は何十年もかけて行う長期戦略です。

1年や2年で資産が何倍もなることはかなり確率が低いですが、何十年もしっかりと運用すればそれも可能になるということです。

ただしリスクは当然伴います。

そのための分散投資で、時間と地域を分けていきます。

加えて、最もリターンが取れそうなポートフォリオを組んでいくという作業です。

各人でリスク許容度も信じるものも変わりますので、こればかりはアドバイスをもらったとしても自分で考えないといけません。

2023年中にはあらかじめ考えておきたい新NISA運用法です。

円安やインフレで生活費が上がってきているので、何とか貯蓄だけでも運用で増やしたいところです。

資産運用の記事も少しずつ書いていきますので、こちらに興味がある方は参考にして下さい。