なんでも道しるべ

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【NASDAQ100新高値】利確の誘惑にウズウズ、裏切り者相場がやってきた

証券口座にログインするのが楽しくなっている人が多いのではないでしょうか?

まさしくトランプラリー一色の2日間でした。

一昨日はバリュー株が大きく買われ、昨日はグロース株が大きく買われました。

少し前のビッグテックが強い相場が再び見れて、自分は嬉しくなっています。

ハイテク銘柄が強い時って、SOX指数>FANG+指数>NASDAQ100指数>S&P500指数という順になります。

もちろんボラティリティが高い順でもあるので、下げる時もこの順で下落率が高い訳ですが、昨日はFANG+指数が強かったです。

SOXよりも数値的には若干高かったので、半導体銘柄が牽引というよりは、FANG+のハイテク銘柄のビッグテックが全体的に高かったのでしょう。

時価総額の大きな銘柄の上昇が強かったので、再びハイテク銘柄かつビッグテックの時代が来るのかな?と高揚感はありますね。

こうなってくると、そろそろ利確でウズウズしてくる人が出てくるのですが、ここで利確するのか、それとも、まだまだ保有し続けるのか、ここは意見が分かれるところ。

非常に難しい判断の局面にやってきましたね。

■ようやくNASDAQ100も新高値

NYダウやS&P500は大統領選前から最高値更新していたのですが、NASDAQ100が出遅れていました。

やはり6月から7月上旬のハイテク銘柄、特にビッグテックの上昇が異常だったので、その余韻がまだ残っており、他の主要指数が最高値更新しても、なかなか最高値更新できなかったのです。

ナスダック総合指数も先に最高値更新していたくらいですから、春先はビッグテックが大きく引っ張っていたのは明確です。

そこからトランプ大統領が誕生し、ようやくビッグテックにも買いのチャンスが回ってきて、この2日間で大きく上昇しました。

メタとアップルに関しては、一昨日は下落していましたが、その影響は続かず、昨日はこれらの銘柄も上昇できていました。

ナスダック100が新ゾーンに突入した感があります。

ここから急落でレンジを割らない限り、二度と大統領選前の指数には戻らないかもしれませんね。

■個人投資家も資産最高値更新!?

こうなってくると、個人投資家の資産状況も、最高値更新した人がチラホラ出てくる時期になります。

為替がまだ153円くらいなので、6月、7月に160円台で一括投資してしまったような、よほど運が悪くない限り、今は利益が乗っている人がほとんどだと思います。

高値掴みしてしまった人が、そのまま持ち続けているとも思えませんが。

高値で一括投資してしまった人は、7月~9月の大きな調整で、手放してしまった人が多いのではないでしょうか。

8月の下落なんて、3月頃を割り込み、年初に迫る勢いでしたからね。

7月に高値掴みをして、今まで持ち続けている度量のある人もなかなかいないと思います。

そうなると、今は収益プラスだと言える人がほとんどだと思いますし、前から投資している人は、7月に続いて、再び興奮しているでしょうね。

ここからが問題です。

新高値更新、為替も円安になっていっている、これらを考えると、ここで一旦ヤレヤレ売りというのが出てきてもおかしくないです。

もし持ち続けていたとしても、利確の誘惑との勝負になります。

ここで利確すれば、ここで現金化すれば、という誘惑があるということです。

投資メンタルを強くしないとちょっと波に飲み込まれるかもしれませんね。

長期投資、基本はバイアンドホールドです。

スイングトレードは長期投資には馴染まないですし、コア資産にはなりにくいです。

それでも、利確をしないと含み益は幻影であるのは間違いありません。

けれども、売買を続けてしまうと、新NISA枠は消滅しますし、特定口座なら税金がかかりますし、また、一番の問題はタイミングよく稲妻が輝く瞬間に市場にポジションがあるかが不明です。

ここは自分のスタンスと投資目線、自身のリスク許容度を考えて、判断することが必要ですね。

私は売りませんけど。