なんでも道しるべ

資産運用は、判断よりも耐える時間が長い。 数字と感情の間で揺れながら、日常の出来事と一緒に綴る記録。 案内役は、ちょっとツンな相棒「みっちゃん」。 — 資産運用・投資の記録ブログ

【バイデン政権とASMLの二大やらかし】大きな下落は忘れた頃にやってくる

ひさびさに来た大きな陰線と言ったところか。

大きな下げというのは忘れた頃にやってくる、投資家が楽観視している時にやってくる、私はそのように感じています。

10月も雇用統計が通過して、CPIもPPIも無事に通過、これからは決算シーズン、そして、11月の雇用統計と大統領選が焦点、だから、今週は特に何もない。

個人投資家のかなりの人はそのように感じていたのではないかと思います。

S&P500も最高値更新していましたし、出遅れていたNASDAQ100指数もあと1%程度の上昇で最高値更新のところまで来ていた。

あと少し良い材料があれば、だれも損していない最高値更新ってところまで来ていました。

もちろん、日本人にとっては為替の影響を受けますから、7月上旬の1ドル160円付近未満であれば、最高値更新とはならないかもしれませんが、米国株投資で人気のS&P500やNASDAQ100が揃って最高値更新となると他人事ではないはずで、資産の最高値更新も目の前、ここ3ヵ月の我慢がようやく実ったってことになりそうな気配でした。

けれども、一転、まずはバイデン政権がAI向け半導体チップの輸出制限を各国毎に検討ってニュースから雰囲気が悪くなりました。

さらに、オランダのASMLがなぜか1日前に決算発表し、さらにアナリスト予想の半分程度しか到達しないという内容だったことから、半導体銘柄は一斉に売却となり、SOX指数は暴落、ハイテク銘柄の多いNASDAQ100も大きく下落、S&P500も無傷では終わらず下落、そんな日になってしまいました。

これはどうなんでしょう?

事故なのか、意図的なのか、それとも、やらかしたのか。

バイデン政権のニュースに関しては、大統領選直前ということもあり、現政権というよりは対抗馬のリークの方が筋は通るような気がしますね。

民主党がこのニュースを流すことに何の価値もないですから。

米国人は、株価が下がると、現政権ではなく反対政権に投票する傾向にあるようなので、これは火消しに走ると思います。

大統領選なんて何があっても不思議ではないですから、このようなニュースは日常茶飯事であり、これで右往左往していたら大統領選は乗り切れないと思います。

オランダのASMLのやらかしに関しては、やらかしなのか、予想に全く届かないので先に流してダメージを分散させたのか、何がしたいのかさっぱり分かりませんが、ASMLって何かとやらかすイメージがあるのは自分だけなのでしょうかね。

■半導体製造装置に振り回される投資家

月曜日の米国市場が堅調で、ドル円も150円目前まで上がってきていて、投資信託の収益はなかなか良い感じで上がっていました。

投信の収益更新までは良かったのですが、市場が開けてからは一変し、最初はヨコヨコの揉み合いからスタートしましたが、徐々に下落を開始、結局はASMLの影響をモロに受けたような印象があります。

ASMLって半導体製造装置で1台当たりが非常に高価なので、売れたり、売れなかったりすることがあると聞いたことがあります。

なので、今回もその手の見通しの甘さのような気がしますが、それにしても、波が大きいんですよね。

製造装置なんて毎年買うようなものでは無いと思うので、売り上げの波があっても不思議ではないのですが、アナリストの予想の立て方に問題があるような気もしますし、逆にいうと、ASMLに四半期で期待する方が良くないのかなと思いますね。

何にせよ、以前にも同じようなことがありましたので、ASMLは良くなかったけど、半導体銘柄は総じて堅調って感じになって欲しいものです。

そうなると、以前と同じように、ASMLは無視して半導体指数は上がっていくと思いますけどね。

■もう1日様子を見てから動きを考える

今日の米国相場がどうなるか?

私はそこに注目しています。

一過性のニュースであれば、ここからさらに下落という感じにはならず、あくまで押し目的な扱いになると思いますが、余波が大きければ、もう一段下げということにもなるかもしれません。

ただ、大統領選前ですからね。

現政権がそんな票を失うようなことを放置するような気もしません。

あとは、半導体銘柄の良いニュースが流れてくることがあれば、昨日の下落は1日だけのネガティブサプライズになるような気もします。

1日様子を見て、自分の振る舞いを考えようと思っています。

7月~8月での下落で勉強になりましたからね。

ガチホの戦略は良いとは思いますが、それがどんな状況でも対応できるとは思っていません。

特にレベレッジをかけているような商品の場合には、ガチホよりもこまめな利確も一つの戦略だと思っており、下落して、資産が一気に減っていくのを、指をくわえて待っているよりも、利確をして安心して待つというのも一つの戦略です。

もちろん、急転して上がっていくこともありますから、だからこそ、全売却ではなく、自分のポートフォリオと相談というわけですね。

今夜に反発するか、続落するか、注目しましょう。