米アップルが今後数ヵ月のうちに、MR(VR・ARなどの複合現実)ヘッドセットを発表するという噂です。
アップルは2015年にヘッドセットを発表していますが、それ以来の発表となるということで、仮に現実となれば大きな話題になりそうです。
コロナ禍ということで、発表イベントがショボいことになっているのですが、可能であればメディアや参加者が大勢にいるところで発表したいでしょうし、そのようなイベントを模索しているはずです。
VRはフェイスブックも注力的に開発していることで有名ですが、GAFAMの複数社が開発に力を入れてくれば、かなり進展すると見込んでいます。
■スマホからヘッドセットへ
皆さんも同じことを感じると思いますが、今後は、VRやARはたまたMRの時代になってくるでしょう。
今はスマホを全世界の人が持つようになりましたが、スマホの端末でこれ以上のイノベーションは望みにくいと思います。
できたとしても、折り畳み式とか、小型化とか、フレキシブル型とか、そのような程度だと思いますし、電話にカメラを付けて、さらにお財布機能を付けたので、これが限界のような気がします。
ここからは、もっと人間の五感に働くような装置でないといけません。
スマホからヘッドセットに変わる時代はくるかもしれません。
■一つの画面から個人の画面へ
ヘッドセットのVRなどは、私は様々な業界で使えると思っています。
今は、映画館やアトラクションで一つの大きな画面をみんなで眺めていますが、それが、個人のヘッドセットで眺めれる時代になるということです。
これに、ヘッドフォンまで加われば、もう足を運んで映画館に行く必要もなくなります。
さらに、イベントなどの説明会も、いまはスライドや動画をこれも同じように一つの大きな画面で説明を受けることや、最近はコロナ禍になったのでZOOMやTeamsなどのオンライン共有化で見るようになりました。
これらも各人にヘッドセットを配布すれば、もっと仮想現実的な世界が体験できますし、スマホやパソコンのように個人で所有するようになれば、今のオンライン講習会などが、ヘッドセットでできるようになるということです。
■教育業界でも革新につながる
教育業界においても、コロナ禍でオンライン授業が主流となりましたが、この流れを止めるのは惜しいと思っています。
現実、受験に関する予備校や塾に関しては、小中高校が通学に戻っても、オンライン塾やオンライン家庭教師の方が移動の制限が無くて便利だという考えが出てきています。
大学の授業は対面式を望む声も増えてきていますが、たとえコロナが終息しても、オンライン授業も並行でやるようになれば、例えば、全く地域の異なる大学に通うことができますし、様々な大学の授業を受けることだって可能です。
MRの機能を使えば、対面よりもリアルに味わえることだってできるかもしれません。
全員で研究室の中に入って研究結果を見るという体験だってできるわけです。
それは、海の中や宇宙や、顕微鏡の中だって全員で共有することが容易になるということです。
さらに、日本にいながら、海外留学の気分だって味わえる可能性もあります。
これば別に今のオンライン授業でも可能なのかもしれませんが、世界中の人がヘッドセットを持つようになると、仮想的な大学キャンパスを送れるような気もします。
このような可能性も現実化しそうです。
■eMAXIS Neoバーチャルリアリティの成長に期待
株式投資の側面では、やはりeMAXIS Neoバーチャルリアリティがさらに上昇しそうな気がします。
すでにかなり見込まれてるような気もしなくもないですが。アップルは以前には組入銘柄に入っていましたが、前回の運用報告書では抜けています。
期中に再度組み入れられている可能性もあるので、AIがどのような判定をしているか分かりませんが、なかなか面白いことになりそうな予感です。
とはいえ、eMAXIS Neoバーチャルリアリティは小型株が含まれているので面白い側面もあります。
あまり大型株偏重になってしまうと、結局はS&P500などと同じ動きになってしまい、Neoの良さが無くなってしまいます。
信託報酬も少し高いので、できれば独特な組入をして欲しいです。
ちょうど、積立購入を毎日積立で、500円/日をやっていたのですが、このようなニュースを見ると、やはりバーチャルリアリティに非常に期待してしまいます。
ちょっと500円だと寂しいので、1000円にアップしてみました。
それでも、年間27万円ほどの買い入れですので、それほどたいした追加購入ではないのですが、徐々に口数を増やしていきたいと考えています。
2022年~2025年のMR・VR・ARの伸びがさらに加速するように期待しています。