なんでも道しるべ

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【受験生のプレッシャー】親が一緒に動揺しても良い方向には向かない

中3の娘は受験生ですが、最近はプレッシャーをできるだけ与えないように接しようと考えています。

受験をするのは本人ですし、本人は周囲の様々な状況や他人の言動から少なからず自分自身を追い込んでいると思います。

それに、漠然と未知の結果に不安を感じていると思います。

なので、親がそこにプレッシャーを与えてしまうと、本人はさらに追い込まれてしまい、プレッシャーや不安に押しつぶされてしまうのではないかと思うのです。

本人が一番分かっていますし、どうにか合格したいと思って勉強している訳ですし、もしかすると、あと1ヵ月早く勉強を始めていたらとすでに後悔している可能性だってあるわけです。

そのような他人から分からない真相のなかで、本人にプレッシャーを与えるかもしれない言動は抑えるべきだと思い、出来る限り、勉強に関してはマイナスな表現や追い込むような話はしないように心がけています。

それでも、やはり親である私自身もスケジュール的な部分や残り日数は把握しているので、知らず知らずのうちに言葉で出てしまうことがあります。

プレッシャーを与えないようにと心掛けていても、そのような言動が出てしまうのですが、何も考えていないと、より出てしまうんだろうなと思います。

興味深い話、親って、子どもに嫉妬するようにできているみたいです。

親が子どもに嫉妬?って思うかもしれませんが、親自身よりも子どもの方が立場的に弱い状況にあり、子どもの方が親よりも未来に希望があるからという理由です。

この2つの理由が成り立つ関係では、他人であっても嫉妬が成り立つらしいので、親子でも十分に嫉妬心は成り立つようです。

なので、親子の会話で、親が自然と子どもの未来を語るような時は、親自身が子どもに嫉妬しているのでは?って思うようにすれば、ちょっとは自重できるかもしれませんね。

■親子の距離感

受験生は今の時期、たくさんのテスト問題を解いています。

模試テストであったり、過去問であったり、塾の小テストであったり。

これらの結果に一喜一憂してしまうのが受験生なのですが、親もその結果に一喜一憂してしまいます。

受験生である子どもの場合、親にテストの結果を見せる時、良い時は褒めてほしいし、悪い時は慰めてほしいと思っているはずですが、親は逆の行動にでてしまいます。

良い時は当たり前のように捉え、悪い時はなぜダメだったのかを攻めてしまう、これが親子の心理のギャップに繋がると思うのです。

これを私は感じたので、最近は、娘に対し、テストや過去問の点数を聞かないようにしようと心掛けています。

親は子どもの成績をテストの結果でしか判断できない部分もあるので、結果を知りたいと思ってしまうのですが、これをできるだけ我慢するようにするか、子どもが知らないうちにコッソリ見るようにしています。

結局、先ほどのギャップがある限り、いくら子どもの心に寄り添おうと思っても、親自身も焦っているわけですから、なかなか難しいものだと思っています。

ですから、できるだけ自ら子どもと距離を置くようにしています。

そうしていても、子どもは自分の成績が良かったら言ってきますし、悪かったとしても何か言ってきます。

まあ、先に結果を知らなくてもそこでは子どもが望んでいる反応をしてあげるべきだと思いますし、結果を知っていると演技もできますがね。

■学歴とお金持ちは必ずしも相関はない

けれども、親自身は子どもにお金をかけてきたわけですし、子どもの将来を考えると1つでも偏差値の高い学校に行ってほしいものですし、いくら、プレッシャーを与えないように、ポジティブに考えようと思っても、なかなか難しいものです。

その場合、私が一番考えるようにしているのは、将来、お金持ちになるのには、学歴と必ずしも相関しないという話です。

これも有名な話ですが、学歴が高いと年収の高い仕事に就きやすいという話はありますが、必ずしも学歴と資産は相関しないということです。

もし、希望の学校に行けなかったら仕方ないと割り切れるのは、そのような事実があることを知っておくことは重要だと思います。

希望どおりにいかないと気分的に落ち込みますが、それはそれの人生であると思っています。

おそらく、違う人生の方が良いのでは?って導いてくれたんだと思うようにしています。

したがって、もちろん第一志望の高校に合格してほしいと強く思っていますが、必ずしも第二希望であったとしても特に落ち込む必要は無いのかなと思っています。

あとは本人のベース次第でしょうか。

第二希望も危うい場合は、第三希望までに考える必要がありますが、そこは客観的に成績を見つめれば良いと思いますし、それは親自身が自分で分析すれば良いと考えています

親子でプレッシャーを感じても良いことなんて一つもないと思います。

もちろん、ユルユルになってしまうと気合いが入らないですし、雰囲気が緩みがちになるのですが、空気はきちんと保っておいて、一方で本人には過度なプレッシャーを与えないという空気感です。

親の役割って結構難しいなと感じます。